かき混ぜて冷凍庫に入れるだけの料理を失敗した話
こんにちは、のだめです。
今日は何を作ろうかと悩んだときにはいつもいつもお世話になっている、てぬキッチンさんのブログに、超簡単アイスクリームのレシピが掲載されていました。
牛乳とお砂糖そして卵をひとつ、ボウルに入れてまぜまぜして加熱。とろみがついてきたらタッパーに入れて冷凍庫で凍らせる。
そして出来上がりはまろやかなアイスクリームの出来上がりと、料理が苦手な私にとっては素敵すぎるレシピでした。
ボウルに材料を入れてかき混ぜて加熱。そして冷凍庫に入れる。
失敗要素が無く、私にも簡単に出来る!と思っていたのですが・・・なぜか失敗しました。
レシピ通りに作れば、見た目はラクトアイスのような仕上がりになるはずだったのですが、私の作ったものはどうみても氷菓でした。
とりあえずこれはこれで一応出来上がったので食べてみると・・・しゃりしゃりしているけど、美味しいですw
アイスクリームと見せかけて、違う別の何かなのは間違いありません 汗
泡立て器がなかったのでヘラでかき混ぜたのがダメだったのか
砂糖が無くて液状のオリゴ糖を使ったのがダメだったのか
たまご・・・は入れるだけなので問題は無いと思うのです
とりあえず、考えられることとしてはまぜまぜする工程がしっかりと出来ていなかったのが原因では無いかと思っています。写真をみるとわかりますが、オレンジ色が点々としているのは、みかんの缶詰を入れたわけではないので、卵の黄身と思われます。
しっかりとかく拌出来ていなかったことが、結果的にうまく固まらなかった原因では無いかと思っています。
のだめの家では基本的に牛乳を飲まないので、すぐに検証が出来ないのですが、次回作るときは泡立て器と砂糖を買って、作ってみようと思います。
シャリシャリで美味しいなら、きっとアイスクリーム状の出来上がりならもっと美味しいはず!
というわけで、すこーしずつですが今後も作れるレシピを勉強していきたいと思うのでした。
物流クライシス モノはあるけど運べない!? 年末商戦に暗雲か
おはようございます、のだめです。
先週日経新聞で少し気になる記事を見つけました。さっそくNHKがその記事に近い内容の特集をニュースで取り上げていました。他局のニュース番組では似たような報道が出てこないので、現状ではそこまで大きな問題にはなっていないと捉えているのかもしれません。今回は、「物流危機、モノはあるのに運べなくなるかも」というお話。
発端
毎日の日課と仕事を兼ねて、日経新聞を朝刊夕刊地方記事をひととおり目を通して、気になる記事については、スクラップファイルに保存、ということを毎日行なっています。今回は、それが役に立つ形となりました。他の新聞をここまで毎日読みまくった経験が無いので、日経新聞について言いますと、大ごとになりそうな事件や事象は、突発的に発覚して大事になる場合と、大きく報じられる前にいくつか段階を踏んで記事が注目されるようになるものと2つあると思っています。1つ目は、突発的に発覚して取り上げられた記事。ほとんどが何かしらの不祥事や事件が発生した時に出る記事です。
そして2つ目は、いくつかの段階を踏んでいき最終的に大きく取り上げられる記事です。序盤は小さい記事で取り上げられることがおおく、それが少しずつ注目されてきて、最終的に特集記事として取り上げられるといった段階を踏むものです。
今回注目する記事についても、後者の段階的なものでありつつ急展開してきたため、今後さらに注目を集めそうだと感じました。
中国と米国との貿易戦争勃発
10月31日の日経新聞で国内の古紙が中国に爆買いされると報じました。
米中貿易摩擦の余波で、国内の段ボールが不足する懸念が広がっている。中国がダンボールの原料となる古紙の調達先を米国から日本に変え「爆買い」したことが原因。(中略)ハイペースな輸出が続く中、需要期の段ボールが不足し物流が混乱する事態が現実味を帯び始めた(日経新聞10月31日朝刊「真相深層」より一部抜粋)
ざっくりと古紙爆買いを説明すると次のようになります。
現在中国は米国との貿易戦争により、お互いに高い関税を掛け合っているため、中国と米国間でモノの流れが実質的に停滞している状態です。
米国から仕入れていたものが手に入らなくなった分を他国から調達しなければならず、古紙については日本がターゲットとなりました。そのため、日本国内の古紙をごっそりと中国が買い占めたため、日本国内での流通量が大幅に不足する事態へと発展しつつあります。
中国環境規制問題
今年のはじめに中国は国内での環境問題規制に伴いプラスチック製品や古紙などに対して輸入規制を行いました。古紙については、輸入する古紙に含む不純物の割合を厳しくすることで輸入規制を行いました。その結果、日本も中国向けの古紙の輸出量が大幅に減ることとなりました。
古紙業界が中国向け輸出に苦悩。中国は3月に輸入する古紙の不純物の割合を厳しくした。それにより中国向けの古紙輸出が停滞することとなり、4ヶ月連続で輸出が断念。現在少しずつ中国向け輸出は改善されつつあるが未だ厳しい。国内原紙会社に打診するもいずれも感触は薄い(6月14日日経新聞より一部引用)
一番の輸出国だった中国では、廃プラスチックや古紙といったリサイクル品の汚染による環境問題がクローズアップされたことにより、一時リサイクル資源の輸入が止まることになりました。プラスチック製品に関しては現在も規制がかかったままで古紙以上に問題は深刻で、日本国内のプラスチックゴミは飽和状態が続いています。
こうした背景があり、古紙業者は、原紙メーカーにもっと古紙を買ってくれと打診しますが、原紙メーカーはそれを断ります。
原紙会社A「今、いっぱいだからさぁ〜 おたくでなんとかやってよ てへ」
原紙会社B「だめだめだめ!増産予定ないから、海外に輸出すればいいじゃないか」
そんな感じで断られ続けます。古紙業者は、資源が溜まっていく一方で、どこも買ってくれないので、保管量の飽和状態が限界に近づくこととなりました。
規制、一部解禁へ
古紙を取り巻く輸出難航が緩んできたのは、8月に入ってから。中国は環境対策を目的に輸入規制を実施してきましたが、中国国内の古紙資源が不足し、現地価格が高騰し始めました。 そのため、中国は日本からの古紙輸入を再開することになります。
もともと日本では、リサイクル品などの分別回収が浸透している社会でもあり、古紙自体も不純物の割合が低いこともあり、現在の規制値よりは高いものの米国などに比べればはるかに高品質ということもあり、中国向けの輸出が少しずつ増えていくこととなりました。
中国向けの輸出が再開したことで、古紙業者が抱える飽和状態の在庫は少しずつ減ると思われましたが、結果として「少しずつ」ではなく「爆買い」へとつながり、今度は日本国内の古紙流通量が急激に減少しはじめたのです。
こういった背景もあり、
日本国内の在庫が減れば国内メーカー向けの販売価格に上昇圧力がかかりそうだ。(日経新聞8月16日より一部引用)
以上のように、中国向けの輸出が再開したことで、今度は国内向けの流通量が減る懸念もありました。
嫌な予感は的中し、国内での原紙価格は高騰します。
ダンボールに使うダンボール原紙の値上げが相次いでいる。製紙大手は価格を10%〜15%値上げすることを決めた。中国の大幅な需要増により中国向けの輸出価格が上昇、国内流通分が減ったことで国内の流通価格も相次いで上がる結果になった。このまま続けば箱自体の値段に転嫁され、様々な日用品や消費財、サービスの値上げにつながると懸念の声(日経新聞10月5日より一部引用)
中国への古紙輸出が実質的に解禁状態になったことで、古紙の価格が急激に上昇しました。国内流通に流すより輸出した方がはるかに利益が上がるため、古紙業者も当然輸出を選択します。
原紙会社A「ばかやろー!輸出ばっかりしないで、国内にもっとまわせ!」
原紙会社B「そんなに海外に古紙回すなっつってんだろが!」
古紙業者「雨の日に傘を取り上げるあなた達に文句を言われる筋合いはない!」
原紙会社A&B「うぐぐ・・・」
ざっくり状況を表すと現在は上のような感じとなっています。
そして、中国だけではなく、東南アジアでも輸出が増えはじめました。
ダンボール箱の材料となる原紙の輸出が増えている。東南アジアでのダンボール工場の新増設が加速。日本に比べて採算が高いことも輸出増加につながっている。依然中国への板紙需要は旺盛。海外では日本に比べ原料価格の上昇を早めに製品の販価に反映させる商習慣があり、転嫁が早く出来るアジアは売り手にとって好条件。暦年ベースで過去最高になる可能性もでてきた。(日経新聞10月23日より一部引用)
国内の需要量を大幅に上回る量を日本を取り巻く諸外国での需要が爆発していて、外国に売ってしまった方がはるかに利益が大きいことから、どんどん輸出が増えることになります。
原紙会社A&B「あわわわわ・・・やばいよやばいよ」
古紙業者「起死回生の復活で右肩上がりです」
古紙「爆買い」ダンボール危機
ここまでの経緯を時系列に並べるとこんな感じです。
2018年3月 中国、環境規制問題によりリサイクル資源に制限、輸入が困難に
2018年5月 中国、米国の古紙は品質が悪いと輸入を一時的に禁止
2018年8月 米国、中国に対して高い関税をかける(5月の報復として)
2018年8月 中国、米国に対抗して古紙に25%の報復関税をかける
米国からの材料の仕入れが出来なくなり、困った中国は日本に対して規制を緩和。日本から古紙輸入を決める。
中国「日本の古紙品質めっちゃいいじゃん!爆買いじゃ!」
日本「国内では売れないのでどんどん買ってください!」
そのため、中国からの爆買いにより日本国内の古紙の在庫が大幅に減少した。
以上のような経緯があり、中国向けの古紙は輸出価格が一気に高騰しました。今年のはじめ、1月の輸出価格に比べて約40%以上も高値で取引されています。中国に売れば国内よりもずっと高値で売れるわけですから、中国に売る気持ちもわかります。
国内原紙メーカーは、このような市場状況のため、原紙が高騰することとなり、原紙価格を値上げすることになりました。
古紙業者は、取材で次のように述べていました。
古紙が余っているときは誰も助けず、輸出でしのげというのに国内で足りなくなったら輸出をやめて国内に戻せっていうのは納得できない(日経新聞10月31日より一部引用)
苦しいときは見て見ぬ振り、自分のところが困ったら助けろというのは確かに身勝手とも言えます。
ダンボールが無いと何が困るのか
以上のように古紙の国内不足で値上がり必至という記事を書きましたが、では一体ダンボールの価格が上昇すると、どうして私たちは困るのでしょうか。
答えは簡単で、物を運ぶためにいろいろなところでダンボールが使われているからです。スーパーに野菜や商品を卸す際に、商品の梱包材として使われます。
また、アマゾンなどの通販で買った商品は、それぞれのメーカーのダンボールに梱包されて顧客に届きます。
何か商品を運ぶ際に、箱に入れずに運ぶと商品が衝撃や腐食等により品質などが劣化する恐れがあるため、モノを運ぶ際の梱包材としてダンボールが使われているのです。
原紙価格が1円上がると、費用は1億円上がると言われているのですが、その価格が今ものすごい上昇率となっているため、企業は頭を抱え始めている、ということです。
ある程度の上昇であれば、いわゆる「企業努力」で一般の顧客に対しての値上げはなるべくしないことも考えられますが、現状では「箱」自体が不足すると懸念されているので、「モノはあるけど、運べない!」という最悪のケースが可能性として出てきたということです。
現状、ダンボールに変わる梱包の打開策が出ていない状態のため、年末等でアマゾンをはじめとする通販のセールや、野菜や日用品の商品が運べなくなる危険がある、ということです。
まとめ
この物流危機を打開するには、古紙業者が海外への輸出を減らし、国内流通の量を増やすことが一番の解決策ですが、わざわざ利益を減らして慈善事業のようなことを率先して行うことは中々考えにくいです。関連会社が困っているときに、お互いが助け合うような関係を日頃から原紙メーカーと古紙業者で出来ていればもう少し話は違っていたかもしれませんが、年末に向けてどうなるかは今のところはわからないというのが実情です。
今日は、私たちの生活をする上で必須だけど、あまり重要視されていないダンボールに焦点を当てた記事を書きました。企業同士が協業して打開策を講じてくれるのを願うのみです。
それでは、今日も素敵な1日となりますように、のだめでした。
果たしてすきパスはお得だったのか。
おはようございます、のだめです。
10月のはじめにすき家で使える定期券、「すきパス」について記事を書きました。3回行けば元が取れるので、すき家に通っているならお得だろうと記事をしめくくっていました。
で、実際に1ヶ月が経ちどのくらいすき家に行って食事をしたかというと、実は2回しか行きませんでした。3回行ってないので、すきパスの元を取ることができていません。
なぜ2回しか行かなかったのか
1.いつでもいける感
いままで毎週のようにすき家には行ってきたのだから、今月も行くだろうという推測と、「先に元の分だけは取っておきたいけれどすき家の気分じゃない」という理由から、「まぁ、3回でしょ。今月中に3回行く機会あるし、別に今日じゃなくてもいい」という理由から先延ばしにしているうちに、気がついたら10月が終わってました。すきパスを買ったことで満足してしまったとは決して思ってはいないのですが、いつでもいけるから今日行かなくてもいい、という心の余裕は少なからずあったのだと思います。
2.アシダカ軍曹事件
これが一番の原因だと思うのですが、9月のはじめに突如として侵入してきたアシダカ軍曹が台所で動き回っているので、それが恐ろしくて台所で料理が出来ませんでした。気がついたらいなくなっていたのですが、アシダカ軍曹がいなくなったことで、安心して台所で料理が出来るようになり、自炊の頻度が高くなりました。その分、朝食と夕食で利用していたすき家に通う回数が大幅に減少することとなりました。
果たしてすきパスはお得なのかを再検証
すきパスを使うためにははじめに200円を払う必要があります。200円払ってすきパスを購入することで一定期間牛丼等対象品が80円引きになるというものです。最初の検討記事に書いた通りですが、3回以上利用するのであれば、購入の価値はあるのではないかと思います。
注意する点
当然といえば当然ですが、すきパスは一定期間中に利用することで割引料金が適用される「権利の獲得」になります。期間中毎日3食全て利用することももちろん可能ですし、5回でも10回でもそれは利用者側に頻度は委ねられるわけです。そして、すきパスに関しては販売した時点でお互いの取引は完了していると言えるので、仮に利用者側が買ったけど利用しなかったから返金してくれというのは厳しいと思います。金券扱いであればまだ返金の可能性は残りますが、定期券はあくまで期間中の「利用する権利」なので。
そのため、3回行けば元が取れるという、「〜したら(仮定)・・・」という計画はなるべく避けるべきとも言えると思います。
逆に、食事処がすき家かコンビニかの二択で選択の余地がない方なら必然的に利用頻度が高まるので、そういった場合には先払いの権利獲得というのはありだと思います。
まとめ
システムの管理等もあるので現実的にできるかは分かりませんが、専用のアプリを会計時に読み取りをすることでアプリ内に利用ポイントが溜まっていき、たとえば
1.月ごとに集計されたポイントによって、翌月割引クーポンとして利用出来る
2.あらかじめ決められたポイント分貯めることで、都度クーポンとして利用出来る
といったシステムを実施するであれば、先払いの負債をかかえることなく、利用した分のおまけとしてのサービスを受けることが出来るので、利用者側にとっては先払いのリスクがなくなることから定期券よりもメリットは上がるかもしれません。
これに似たアプリは結構実施している飲食店はあるので、先払いリスクを回避するという意味でもお得感は薄れますが、確実にお得になるという意味では軍配はこちらに上がりそうです。
あとは利用する側に全てが委ねられますが、定期券は金券ではなく「利用する権利」ということを頭に入れて購入するのが良いと思います。
それでは、今日も素敵な1日になりますように、のだめでした。
昭和にタイムスリップしたかのような職場環境
おはようございます、のだめです。
仕事場でパソコンを使う機会というのは、今の社会どこでもあると思います。事務系をはじめデザイン関係であればPhotoshopなんかで画像編集をするだろうし、飲食店でも売上計算なんかでパソコンは使うし、工場でもパソコンで情報管理や共有をしたりします。私がこれまでアルバイトを含め仕事をしてきた現場でもパソコンは当たり前にありましたし、使えて当たり前の現場でもありました。パソコンを全く必要としない仕事もあるのかもしれませんが、とりあえず自分のこれまで働いてきた現場では使う頻度の多少はあれどどの職場でもパソコンはありました。
新型ぁ?動けば良いんだよ!的な現場
以前働いていたパチンコ店にもパソコンはありました。ありましたが、パソコンは仕事をする上で必須とされてはいなかったので、賞味期限が切れたXPを使い続けていました。店舗を運営するネットワーク機器がXPを使っていたのもあるのかもしれませんが、とにかく新しいパソコンを買いたいと稟議を提出してもなんども却下される会社でした。
「新しいパソコンだぁ?それ営業に必要あるの?それ使うと売上増えるの?」
パソコンを新しくして売上が増えるなら買うよ、と言われるのですがパソコンを変えて売上が増えるならみんなそうしてると思います。別になくてもなんとかなる職場だったことと、XPがまだ普通に使えていて色々使い勝手が良かったこともあって、旧型パソコンから新しいパソコンに買い換えるのに5年かかりました。
Windows7が登場し、使い心地の良さからXPからの買い替えを提案→却下
Windows8の使い勝手の悪さから、しばらく買い換え案は下火になりますが
Windows10が登場して、再度買い替えを提案→上司を飛び越えて上司の上司を説得してようやく現場のパソコンが新しくなるという方法で買い換えることとなりました。
買い換えの稟議が通った後も上司からは「10万以内で買ってこい」と念を押されましたが、中途半端なものを買って途中で困るのは自分なので、結局15万円のパソコンを購入。上司の上司に事後報告しましたが認められました。
どちらにしろXPは消費期限が切れていたので、ネットにはつなげなくなりますが、かといってWindows10はXPとは使い勝手が異なるので壊れるまではXPを使うと上司は豪語してましたが、今でも使っているのでしょうか。
そこよりも凄まじい現場があった
話は今に戻って、出張中に工場の視察に行く機会があったのですが、その工場で見た光景はパチンコ店の比ではありませんでした。
パソコンが主流の時代に、いまだに諸々を手書きでこなしていたのです。一応工場内の事務所には作業机にノートパソコンがいくつか置かれていたのですが、誰もパソコンは使っていません。
MacBook Airの3倍はあるんじゃないの?と思えるような分厚いノートパソコンがそこにはありました。
まさかのWindows98でした。
記憶の片隅にかろうじて残っているWindows98。スペックがものすごいです。
メモリ:32MB
HDD:2G
データ速度:56Kbps
ノートパソコンで簡単な文章すら送れません。そのためみなさん手書きの表やボードを使って処理していました。
平成最後の年にまさかこんな年代物を見れるとは思いませんでした。涙が出そうになりましたが、その涙は感動からくるものではなく、悲しさからくるものでした。
「まさかとは思いますけど、みなさんこれ使ってるんですか?」と聞くと
「いやー、ちょっと前まで使ってたんだけど、それ遅いんだよね。だからみんなが動いてやってるのよ」
「あ・・・一応使ってたんですね、これ」
臭いものには蓋を 現場と経営陣との大きな溝
見てはいけないものを見てしまったかのような気持ちになり、そのまま見なかったことにしたくなりましたが、そういう環境なので、現場からは不満が噴出していました。
経営陣と現場との温度差がものすごいことになっていました。
会社の体質として、臭いものには蓋を、というのがあるのはこれまでのトラブル対応から薄々とは感じていましたが、これほどとは。
経営陣がどれだけ会社を変えようとしても、まずこの現場の環境を変えていかないと何も変わらないと思いました。現場ではこれまで何度も職場の改善要求をしてきたけれど、現場担当になった管理職は、見て見なかったことにし続けてきた。そして、歴任の管理者たちは、職場の改善ではなく、経費を極限まで切り詰めることを仕事として、必要な設備にお金をかけないで人を切る方を選択し続けていたようです。現場はどれだけ声をあげても上に届かないのなら勝手にやらせてもらいますという雰囲気がひしひしと伝わってきました。
何十年も会社に貢献してきた現場の人たちからすれば、ぽっと入ったよくわからない奴が役員になって現場を見にきただけ、どうせお前もこれまでのやつと一緒だろう、多分そう思われているのだと思います。ひと通り挨拶回りをしましたが、みなさんうわべだけの挨拶で目は座っていました。そこにはなんの期待もない、形式的な挨拶の儀式だけがありました。
「どうせお前も一緒なんだろ」言葉には出しませんがひしひしと伝わってくる不信感。
だけど、現場が正常に稼働しないと売上が立たないのも事実なので、正直これはまずいことになっていると思ったのです。どうして歴任の管理者たちはここに手をつけてこなかったのか。一番の拠点にもかかわらず誰も手をつけようとしなかったのか。
現場は新横浜じゃない、ここだ。
役員会で幸い転勤命令は出ませんでしたが、現場を視察したことでこの会社が抱えている大きな問題を見つけることができました。新横浜にいれば、波風立てず美味しい蜜を吸い続けられるのかもしれませんが、ここにいたらトラブルは何も解決しない、このままいったらいずれ会社が無くなってしまう、そう思いました。
小倉への転勤はなくなりましたが、社長に工場にしばらく常駐出来るように上申書を出すことにしました。臭いものに蓋をしつづければ嫌なものを見なくて済みそうな気も少しだけしましたが、蓋をしている容器はすでに満タンでいつ吹きこぼれてもおかしくない状態になっている気がしました。
のうのうと新横浜にいたら、自分の望む情報が全く入ってこないので、こちらからお願いという形で転属を申し出た形となりました。
工場を視察しなければ多分もっと気楽に新横浜に戻ることができたのかもしれませんが。これから仮の宿を探すことになるのですが、月の半分を新横浜に、もう半分を工場にとなりそうです。今、現場で何が起きているのか。これをしっかりと自分の目で見て改めて課題を見つけていこうと思います。
それでは、今日も素敵な1日になりますように、のだめでした。
コラボばっかりのゲーム、やってて楽しいですか?
おはようございます、のだめです。
CMをぼーっとみていたら、ゲームの告知がやっていて、「今度は●●とコラボ!」とか謳うCMがやっていました。私もゲームはそこそこやりますが、CMでコラボがどうだとか言われるゲームをほとんどやりません。ですが、電車の中や、喫茶店なんかでこういったコラボゲームをやっているのをよく見かけます。そういう光景をみつつ、なんかゲームに対する考え方みたいなのがかなり変わってきてるなーと改めて思ったため、記事にしてみようと思いました。
コラボゲームが乱立する理由
今やソーシャルネットワークゲームの有名どころのほとんどがコラボイベントを行なっています。このコラボを行う一番の理由は何と言おうと「儲かる」から。大きな広告費をかけずに大きな効果が期待できるため、どのゲームもどんどんコラボするわけです。ゲームの内容が割と適当なゲームでも有名どころのゲームやアニメなんかととりあえずコラボさえすればある程度収益が見込めるため、コラボイベントをしまくるわけです。
例えば、以前CMでやっていましたが、ドラゴンクエスト(以下ドラクエ)のゲームとマクドナルドがコラボイベントです。ドラクエのゲームをやって指定されたクエストをクリアするとマクドナルドのハンバーグが1個もらえちゃうとか、たしかそんなイベントでした。ドラクエを知らない人はいるかもしれませんが、マクドナルドを知らない日本人は恐らくほぼいないと思います。(たまたまCMで見かけた記憶があるため例にしていますが、ゲーム自体は一切やっていないので、ドラクエが適当なゲームだとかはいうつもりは全くありません。あくまで個人的な意見です)
コラボをすることでのメリット
では、ドラクエのゲームを運営している企業にとって、マクドナルドとコラボすることで得られるメリットとはどんなものがあるでしょうか。
- 宣伝効果が期待できる
- 誰もが知っているネームバリューによるCM効果
- コラボイベントの実施により新規ユーザーの発掘
- 既存ユーザーに対していつもとは違った世界観の提供
大きく挙げるとこんな感じでしょうか。もう少し詳しく説明すると、コラボイベントを行うことで、ドラクエユーザーだけではなくてマクドナルドの利用客への宣伝をすることが出来ます。
マクドナルドという誰もが知っているネームバリューを使うことで、これまでドラクエをやらなかった客層に対して、「ハンバーガー無料でもらえるならゲームやってみるか」と思わせることによる効果は大いに期待出来ます。
既存のドラクエユーザーが、指定クエストをクリアしてマクドナルドにハンバーガーをもらいにいく数と、マクドナルドを知っているユーザーがコラボイベントを知ったことで新たにドラクエをはじめて、改めてマクドナルドにやってくる数、どちらが多いかといえば認知度の大きさから比べてもマクドナルドに軍配は上がるでしょう。
ということは、マクドナルドとコラボイベントをすることで発掘出来る効果というのはドラクエにとってもマクドナルドにとっても双方にメリットがあるのでコラボイベント自体が成立することになります。
また、ドラクエの企業側にとって、ドラクエのゲームを知らなかったユーザーの掘り起こしによりイベント後もゲームを継続してくれる可能性があるため、ユーザー数が増えればのちの課金層としての期待も出来るという次第です。
ソーシャルネットワークゲームがコラボイベントを実施することで、ほぼ100%のゲームがイベントと合わせてガチャも同時開催します。ゲーム側にとって、ガチャを含む課金層は、大切な収入源なのでユーザー数が増えればそれだけ課金してくれる客層が見込めるわけです。
マクドナルドは知っているけれど、特に興味がない人も中にはいるかもしれませんが、そういった客層に対しても普段とは違うイベントを行うことで、いつもとは違った世界観やゲーム感を提供出来るのである程度の効果は期待出来るわけです。
では、マクドナルド側にとってのメリットはなんでしょうか。
ドラクエを例にとって考えると、恐らくですがコラボイベントの実施を持ちかけたのはゲーム側だと思われます。認知度がはるかに高いマクドナルド側からの提案でゲームの宣伝をします、というのは考えにくいためです。
となると、マクドナルドという誰でも知っているネームバリューを利用するためにゲーム側から協賛金のようなものはある可能性は高いです。
マクドナルドの名前使ってもいいよ。だけど使用料払ってねというわけです。もしくはCMなどにかかるコストは全てゲーム側で払ってねという約束があったかもしれません。
認知度がはるかに高いマクドナルドにとっては大きなコストをかけずに、新たな客層い対して宣伝が出来ることになります。SNSを利用した宣伝が主流になりつつある現在ですが、それでもCMを使うということは、マクドナルドにとってはSNSだけの告知よりもCMからの効果が大きいと踏んだ可能性があります。
以上のように、ゲーム開発側とマクドナルドという大きなネームバリュー提供側の双方にとって大きなメリットがあると見込んだからこそコラボイベントが実施されたのでしょう。
ドラクエというある程度認知度が高いゲームではなくて、それこそ一部のマニアの間だけで人気のあるゲームがマクドナルドとコラボしようとしたとしても、恐らくマクドナルド側からお断りされているでしょう。一部のコアな客層だけを取り込んでもそれに見合うだけの効果が期待出来ないためです。
コラボイベントがなくならない理由
あらためてコラボイベントがなくならない理由を言うと、ずばり「儲かるから」です。コラボをお願いする側と実施する側にとって双方のメリットが一致すればコラボイベントは成立すると言えるでしょう。
ゲーム開始からある程度続いているゲームについては既に一定のユーザーがいることから、継続して収益を得られる計画があるうちは儲けられるだけ儲けようと言うことで頻繁にコラボイベントが実施される可能性は高いと言えると思います。
コラボをすれば「儲かる」わけですから、コラボしない理由は見つかりません。
逆に考えると、今まで頻繁にコラボイベントを行ってきたゲームが、よくわからないゲームとコラボをするようになってきたり、コラボイベントの頻度が落ちてきたりする原因として考えられるのは、それはすなわち収益が落ちてきているので、コラボしても採算が取れなくなってきているといったことが考えられます。
頻繁にコラボイベントを行なったことで既存ユーザーがゲームに飽きてしまったり、似たようなゲームの乱立から他のゲームに移行したりし始めたとも考えられます。
ですので、コラボイベントの頻度は、そのゲームの直近の継続率を表しているともいえるかもしれません。
ゲームの作り込み自体が希薄化している
コラボイベントをすれば収益が見込める、つまり「儲かって」しまうため、ゲーム自体を深く作り込まなくても、有名の絵師さんを起用したりするなどでカバーしていることは大いに考えられます。
今から数十年前、まだ私が学生だった頃に人気のあったゲームにファイナルファンタジーやドラゴンクエストがありました。この2つは現在はひとつの会社になっていますが、当時は別々のゲーム会社でした。
ドラゴンクエストⅢが社会現象になり、学校を休んで買いに行くほど熱狂した時期があり問題にもなりました。ドラクエ狩り(※ドラクエを買った人に因縁をつけてドラクエを巻き上げる人たちの問題)なんかも実際にありました。社会全体を巻き込むほど人気が出た当時のドラクエは、細部にまでこだわって作り込まれたゲーム性や世界観がユーザーを虜にしたわけです。
同じ時期にはまったファイナルファンタジーも同じくゲームを細部にまでこだわった世界観や他のゲームにはなかったゲームシステム、音楽の作り込みなど、今のガチャやコラボイベントで儲けるゲーム性ではありませんでした。
やりこめばやりこむだけ楽しさが広がっていたゲーム性がユーザーを楽しませてくれました。ユーザーに受け入れられたゲームは、次々と続編が発売されていき、ドラクエやファイナルファンタジーも15ほどの長編シリーズとなりました。
どのシリーズを取ってもひとつひとつが精巧に作り込まれたゲーム性だったために飽きられることなく次々とシリーズ化されたのだと思います。
このような開発に数年間を要し、細部にまでこだわり抜いたゲームを作るゲーム市場は、スマートホン等に移植されるにしたがってどんどん希薄化していきました。
完成形として発売しなくても、アップデートという形をとることで開発途中のような内容でもリリース出来るようになったことが理由として考えられます。
利益なくして継続なし
このように完成形としてリリースしなくてもユーザーに提供しつつアップデートという形で徐々に完成形に近づけていくというのは、ある種利益を計算しつつ運営していくには必要なことかもしれません。
どれだけ精巧に作り込んでもユーザーに受け入れられなければ、残るのは負債だけですから。それなら中途半端だけど、出来上がってるところだけユーザーに提供し、その段階の反応を見てから運営を継続するかを検討するというのは、理にかなっているのかもしれません。
ソーシャルネットワークゲームの多くはそういった一面を持ち合わせながら運営をしているのかもしれません。その中で最大限の利益を追求するには、課金層の取り込みが何より大事なので、ガチャやコラボイベントに重きを置いて、ゲーム性はそこそこでも良いとなっているのかもしれません。
特に大型ゲームや目玉のゲームなんかはリリースの始めから既にコラボイベントやガチャが大量に回せるなどのイベントをすることでユーザー獲得を行なっています。ゲームの内容ではなく、一番重要視しているのは、ユーザーの利用開始率です。ゲームをはじめてもらえなければ、「儲か」らないので内容を詰めるのではなくてイベントで集客を図っています。利益なくして継続はないのです。
アプリはリリース後1週間が勝負
ゲームがリリースされてからある程度時間が経つとユーザーは減っていくというのは、統計としてデータも残っているのである程度信ぴょう性は高いと言えます。2015年の統計ですが、アプリマーケティング研究所さんの記事で次のように書かれていました。
ほぼすべてのカテゴリにおいて、ダウンロードから1週間後には、大体80%〜90%のユーザーは、アプリを起動しなくなってしまう(アプリの継続率2015より一部抜粋)
スマホのゲーム市場で、ある程度の期間続いているゲームはリリースされたゲームの1週間を耐え抜いたコアなユーザーの中の課金層がある程度定着しているゲームが、運営を継続させているとも言えるかもしれません。
ゲーム運営側からしたらその10%がいなくなれば「儲からない」わけですから、そのコアなユーザーに対して興味のあるコラボイベントを頻発したりガチャを提供したりするわけです。ゲームの作り込みなんてのはもう二の次かもしれません。
まとめ
現在私はゲームはパズルゲームくらいしかしないですし、コラボイベントやガチャを回したりもしないので、コラボイベントやガチャが楽しくてしょうがない人にとってはどうでも良い内容かもしれません。
昔に比べて簡単に色々なゲームが大変身近なものになった分、内容を突き詰めなくてもカードが綺麗だとか好きな絵師が描いているからとかの理由でガチャを回したりコラボイベントを楽しむ人がいても良いと思います。
ですが、そういったゲームが数年後も続いているかと言えばその可能性は限りなく低いと思うのです。ドラクエやファイナルファンタジーをやりこんだ世代にとっては、10年経ってもそのゲームについて盛り上がることは考えられますが、内容の薄いゲームを10年後に思い出せるかは自信ありません。
そういうことを思うと、コラボイベントに依存する今のゲームってどうなんだろう、ゲームを楽しんでいるのか、ガチャやコラボイベントを楽しんでいるのか分からなくなるなぁと考えさせられたのでした。
そんなこと考えなくても、楽しければ良いじゃない!と思えることがいちばんいいのかもしれませんね。
ちょっとそんなことを思ったのでした。それでは、今日も素敵な1日になりますように、のだめでした。
ちょっと残念な出来事諸々。
こんにちは、のだめです。
まとめて記事にするほどのことではないけれど、気になった出来事についていくつか。
麦カフェCEBADA、店頭から消える
この夏に、イチ押しとして記事にもした、コーヒーっぽい飲み物「麦カフェ CEBADA」ですが、気がついたら私がよく行くコンビニのファミマ、ローソン、セブンイレブンからは姿を消しました。万人受けはしないだろうと記事でも書きましたが、案の定広まらなかったようです。普通のコーヒーとは喉越しも口当たりも全然違うので、このコーヒーが発売されたときは衝撃的だったのですが、後日実はコーヒーではないことが発覚して、改めて衝撃を受けることとなりました。
とにかく、もう見ることはないかと思うと残念でなりません。世界のkitchenシリーズはこれまでにもいくつも飲んできましたが、ホント万人受けをあえて狙わない戦略が好きで、個人的には当たり商品が多かったので、次回も是非期待したいところです。
邦人用には邦人向けを、外国人用は外国人向けを
新横浜駅の改札を出ると目の前に広がってくるのが、大変大きなラグビーの告知ポスター。
このポスターが貼られた出入り口の脇に小さく関連イベントの告知のチラシが置かれたブースが設けられていました。ラグビーはよくわからないけれど、イベントは気になるので、チラシやパンフレットをもらおうとしたら、
「これは外国人専用です!日本の方は持っていかないでください」と言われました。
日本人向けのパンフレット置き場はこちらです、と案内されるところに向かうと、パンフレット置き場すらありませんでした。大きなイベントの告知なのだから、もう少し連携うまくすればいいのに、と思い外国人用のブースに戻ってパンフレットをみてみると、外国人専用パンフレットにもかかわらず、全部日本語で書かれていました。
手書きで「こちらは外国人専用 ENGLISH」と書かれていましたが、英語版ではありませんでした。ちょっと残念です。頑張って解読してね、というイベントなのでしょうか。
相次ぐ倒産、さて次は
右肩下がりを続けているパチンコ業界ですが、規制が厳しくなるとともにメーカーによるパチンコ部門の撤退や、廃業、倒産なども目立ち始めます。ピーク時は2万店以上あったパチンコ店ですが、現在は1万店を切っています。廃業の主な理由は度重なる規制により、採算が取れなくなってきていることが挙げられますが、それは末端の店舗に限りません。遊戯台を世に送り出すメーカーもひとつ、またひとつ業界から消えて行きました。SNKプレイモア、アリストクラート、そして奥村遊機の倒産は業界を震撼させました。そして次はどこだ。
パチンコメーカー社長殺人事件
今月26日に、パチンコ中堅の某メーカー社長が刺殺される事件が起こりました。1、2年前にも某メーカーの関連会社の社長が銃撃され殺される事件が起きていたことからその関連性も含めて捜査が進められていますが、この事件に大きく関わっているのは6月に発生した、出玉詐称事件も絡んでいるのではないかと思っています。この事件をざっくり説明すると、「めっちゃ出玉性能良いです!」と宣伝していたけれど、実際は全く違っていて性能通りの出玉が出ませんでした。事実誤認と知りながら販売したのではないかと疑われることとなり、全国のパチンコ店を敵に回してしまいました。事後対応も割とずさんだったこともあり、一気に叩かれることとなりました。
少なからず私が働いていた頃は好きな台もいくつかあったので、残念だなと思うと同時に、事実誤認や自分勝手な自己解釈の横行は今に始まった事ではない、まさにグレーな業界やりたい放題な業界だったので、対岸の火事から自分に火の粉がかかってきたからといって一斉に袋叩きにするのはどうなのかな、とも思ったりもしました。この事件から一気に業績が悪化して倒産とは考えにくいですが、業界全体としての方針転換は必要なのではないか、とは思います。
配置転換の危機
転職したら配属先がひとりだったという、このブログを書き始めるきっかけにもなったわけですが、今月の役員会で組織図を刷新すると予告があり、配置転換の可能性が出てきました。自分の好きなように時間を使うことができる今の営業所は、ひとりで仕事をしなければならない環境を除いては大変素敵な職場なのですが、現在会社の主力を九州地方に注いでいることから、小倉に配属される可能性が出てきました。まだ正式な発表がないので何とも言えないのですが、事前告知がある会社ではないので、当日会議に出席して「来週から小倉行ってね」という宣告は十分考えられます。そんなわけで今回の出張は戦々恐々としております。多分小倉に行くことになったらなったで、あっちでも一人なんでしょうけど。この歳になって見知らぬ地域に赴任するのは結構体力がいるので、びびっています。
簡易健康診断を受けた
先日コンビニで簡易的な健康診断が受けられるイベントがあり、受けてみました。その中の診断で「ストレス度判定」というのがありました。
結果は、「一日中リラックスしすぎです。もう少し刺激のある生活を」という診断。診断した医師からも、「仕事、されてますよね?」とリラックス状態が平均よりもかなり長いことを心配されました。「(結構特殊な環境ですが)一応、仕事してますよw」と返しました。
リラックス状態の割合が多くなりすぎると、人間はどうもストレスの度合いも上がる傾向にあるようで、私もリラックスの度合いがかなり大きい状態でありつつ、結構なストレスを抱えていることがわかりました。
「へぇぇ、案外当たっているかも」と思いました。見た目では分かりづらいですがあたらめて診断で的を得た結果が出ると、腑に落ちるところがありました。
もう少し刺激のある生活をしていこうと思ったのでした。
簡易健康診断については、他にもいろいろ診断をしたので、機会があればまた別に記事にしてしっかりと書きたいなと思います。
ここ数日のちょっとだけ残念な出来事が重なったので、まとめて記事にしました。
それでは、今日も素敵な1日になりますように、のだめでした。
iPhoneの耐衝撃性ケースを外したことで大変な衝撃を受けた話
こんにちは、のだめです。
数日前まで、iPhoneには耐衝撃カバーをつけていました。それに付属している指を通すリングの付け根がゆるゆるになってしまったので、新しいものに変えようか悩んでいたのですが、一旦ケースはつけずにリングだけつければ事足りるかも、と思って数日使っていたのですが、、あることに気がついてしまったのです。
iPhoneって実は小さかった!
小さいと書くと語弊があるかもしれませんが、もともとプラスシリーズを使っていたことと、ずっと耐衝撃性のケースに入れていたので本体が通常よりも大きいサイズ+ケースを装着することでさらに大きくなっていました。耐衝撃ケースなので不注意で落としてしまっても、前後上下左右どこに当たっても割れないことがウリだったのですが、当然その分ケースも大きかったのです。少し冷静になって考えれば当たり前の事実に気がつくのですが、装着後の大きさがiPhone7プラスの大きさだと頭の中で認識されていたのです。
カバーの不具合のためケースを外したことでiPhoneの本体が露わになりそれを手にとって見たときの感想は、「え?小さくね?」でした。これまで使っていたiPhoneとはまるで別物でした。上手い例えが浮かんでこないのですが、今まで使ってきたのがiPhoneではないかのような衝撃を覚えました。びっくりするくらい小さかったのです。
「iPhoneってこんなに小さくてこんなに薄かったのか!」と思わず叫びそうになりました。外出時にiPhoneをケースに入れず使っている人を幾度となく見てきましたが、改めて自分のiPhoneの真の姿を見て驚愕することとなりました。
不具合が生じて外した耐衝撃ケースは使い心地も良く、大きな手にもフィットするし、安定感もあってこれはこれで便利なのですが、リング部分に決定的な欠陥があり、このリング部分の欠陥により過去2回買い替えていました。
そのため今回のリング部分の不具合が起きたときは3回目の買い替えをしようか迷っていました。しかし、何もつけないiPhoneの小ささが衝撃的でこのままでもいいかも、と思い現在裸のまま使い続けている次第です。
コードにつながないと使えなかったスマホ
少し話は遡りますが、iPhone7PLUSを買う前の前に、スマートホンを使っていました。このスマートホンはとにかくバッテリーに問題があることで有名で、スマートホンを使いこなせていないことも災いして朝100%満タンの状態で仕事場に持っていき、特に何も触っていないのに昼頃には20%になっているという不具合が続きました。そのため、外出時以外は常に充電し続けないとゲームもできない状態でした。ゲームをやり始めるとすぐに熱がこもり大変熱くなるので冷凍庫で冷やしたりと、とても便利なスマホとは言えないシロモノでした。iPhoneに乗り換えた後に、バッテリーに問題があったことが分かりましたが、その件以来そのメーカー品は一切使っていません。
今から5年ほど前に、スマホからiPhoneに乗り換えてiPhone6プラスを購入。操作がややこしいスマートホンとは違い、ボタンはひとつだけでとにかく直感で操作が出来るところに魅力を感じました。
当時は職場でもiPhoneを使う人がほとんどおらず、それが逆に最先端をいっている感がありました。
ストラップの時代
そこからさらにぐーーーっと遡り、遥か昔まだPHSや携帯電話が主流の時代、アクセサリとしてストラップなんかをたくさんくっつけている人は結構いました。1つ2つのストラップは結構可愛いもので、そのうちストラップとしてはどうなの?と思えるサイズのぬいぐるみを携帯にくっつけてみたり。まぁ、そんなのが流行として許される時代でもあった気がしますが、そういうことをするのは学生に多いわけで、社会人でストラップジャラジャラつけるという光景にはお目にかかることはほとんどありませんでした。
そもそも論
ストラップとは何なのかを調べてみると、説のひとつには、江戸時代に財布や貴重品など、大切にしているものに魔除けの意味を込めて、「根付け」が使われていたそうです。この根付はお守りに近いものや煌びやかなものや、印籠などが使われていたそうです。そういった背景もあり、携帯電話にも根付をしたという説ですが、少し飛躍しすぎな気もします。
もうひとつの説として、携帯電話が普及しはじめたのに合わせてストラップが紛失防止のために使われ始めたという説です。当時実際に携帯電話を買うと本体と一緒にストラップが一緒に梱包されていて、携帯電話を使うときは腕にストラップを通して使いましょうとの注意書きがされていたようです。
日本で広まる原因となったのはPL法(1995年施行)であるかもしれません。この際携帯電話を売っていた会社は取扱説明書の中に携帯電話の紛失防止のためストラップをつけ手を通し使いましょうという記載があった。購入せずとも携帯ストラップが携帯電話の付属品としてセットになっていた。(携帯ストラップの種類の基礎知識より一部引用)
ちなみに引用文にあるPL法をざっくり説明すると、ある商品の欠陥等により不利益が生じたときは製造者が責任を取ってね、というものです。そのため、ストラップをつけることで、不注意で落として破損したり、紛失を防ぐことができ、そのことが原因で訴えられないようにするためということです。
もともとはそういった意味合いで使われ始めたストラップでしたが、これをデコレーションしたり可愛らしくするためにたくさんストラップをつけたりぬいぐるみをつけたりと独自の進化を遂げていったわけです。当時はジャラジャラとたくさんつけている女子大生なんかを見て、「それ電話しづらくないの?」と思ったものですが、利便性重視ではなく可愛らしさ重視だったこともあったのかもしれません。
ストラップからスマホカバーへ
携帯電話の時代からスマートホンの時代へと変わっていき、いつのまにかストラップ等をじゃらじゃらいろいろつける人を見かけることはなくなっていきます。代わりに登場したのが、スマートホンを覆うカバー、いわゆるスマホケースの台頭です。
こちらも不注意で落としたときの衝撃保護などの名目で当初は出回り始めましたが、ストラップと同様の進化を遂げることになります。
可愛らしいキャラクターのスマホケースや手帳型ケース、スマホの本来の色を魅せるための透明のクリアケースなど、様々です。スマートホン売り場に行けばそれこそたくさんのスマホケースが売られています。ストラップじゃらじゃらは見かけなくなった分、スマホケースで可愛らしさを演出する人たちがたくさん出てきました。
じっさいにピカチュウの形をしたケースやリラックマの形のケースなど本当に沢山。
ストラップとは同じ道を進まなかった
ストラップと異なるのが、たくさんアクセサリをつけるという道を辿るのではなくて、ケース自体が可愛らしいものや、ハンドメイドで世界で自分だけのオンリーワンケースや、デザインは二の次耐衝撃に特化したスマホケースなど様々です。
ストラップは
「落下防止・紛失防止」として使われはじめ
「たくさんつけることでアピール」する時代に変わっていき
当初の目的よりもアクセサリの可愛らしさを追求したストラップ時代だったと思います。
また、スマホケースは
「落下防止」としての保護ケース的意味合いで使われ始めた。そもそもスマホは携帯に対して当時は高額だったこともあると思います。そこから
「可愛らしさ」の追求でキャラクタ型ケース
「手帳型」のビジネスシーンで使えるケース
デザインはあまり考えない「耐衝撃」タイプ
と、使う人の好みによって色々な種類のスマホケースが登場することとなりました。
かくいう私はスマホが台頭し始めた頃はすでに社会人でしたので、少しでも社会人らしくいたいという思いと、当時の波に少しでも乗りたいという意味合いで手帳型のスマホケースを使っていました。
若い世代ほど可愛らしさを追求したスマホケースを使う率は上がっている気がしますが、ケースをつけない裸タイプの人も結構な割合でいた気がします。ホント、スマホケースでその人がどういう人か分かるのでは、とも思えるほど多彩な使われ方をしていると思います。
そしてわたしも
話を戻して、私もこういった背景もあって過去には手帳型ケースを使っていた時期もありましたが、手帳型ケース飽きたこともありシンプルに耐衝撃タイプのケースに変更したことで落ち着くこととなりました。
手帳型でも耐衝撃タイプでも言えることですが、スマホの本体に比べてどうしても大きくなってしまいます。本体全体を覆うものなので当たり前といえば当たり前なのですが。
そして、私はiPhone6プラスから7プラスに買い替えをします。
iPhoneのプラスシリーズは結構大きいです。
私自身の体格が結構大きいので、手のひらに乗せるとちょうどいいサイズがプラスなので、むしろ使い勝手が良くなった面の方が大きくて助かっていたのですが、そもそも大きいプラスシリーズを保護するためにさらに大きい耐衝撃ケースを使うことで、ワイシャツの胸ポケットにははいりません。持って出かけるときはズボンのポケットに入れるか、カバンに入れて持ち運ぶことが多くなります。
ズボンに入れるとあまり大きいのが気にならないのですが、入れたまま椅子に座ったりすると、その大きさ故肌に当たっているのが分かります。
ですが、当時はiPhoneはとっても高い電化製品だったので、傷がついたり画面が割れたりしたら嫌だという気持ちから保護ケースや液晶保護フィルムなどはマストアイテムだと思っていました。
本体保護のため、本体を覆うようにケースを装着したりフィルムを貼り付けたりと、本来スリムな設計になっている本体にどんどんアイテムをくっつけていった結果、
『iPhoneって結構デカイ』という認識が生まれてしまっていたのです。
まとめ
今回耐衝撃ケースの不具合が生じたことでケースをつけないという選択をしてみたわけですが、耐衝撃はなくなりましたが色々衝撃的なことが起こり、自分自身にまだ耐性が出来ていないので、ちょっとした不注意で落としたりすることもあるかもしれないのですが、スリムで薄いiPhoneの使い心地が良すぎるので、しばらくはこのままの状態で使い続けようと思います。
ではでは、今日も素敵な1日になりますように、のだめでした。
たった1文字だけど伝わらない
こんにちは、のだめです。
今朝メールチェックをしていると、AppleからiPhoneXR発売の案内がきていました。XSやXS MAXは高すぎるんだよなーと思っていたのですが、先日新しいものが大好きの父親が、「XSMAX買っちゃった てへ」と自慢げに見せてきました。
買う理由がはっきりしているということ
もうすぐ70になろうかという父親ですが早くもいろいろ触りまくって遊んでいるようです。ものの数日で新幹線のチケットをiPhoneで予約出来るように設定して、「こんなことも出来るんだ!すごいね!」と、自慢してきました。
父は70目前にしながらも現役で働いているのですが、毎月のように中国に行くため、デュエルSIMは大変便利で、それが購入のきっかけになったとのこと。日本で使うSIMと中国で使えるように中国用のSIMを入れたことで、格段に中国に行った時の利便性が向上したと言っていました。
父親のように、新型iPhoneにして生活がぐっと変わることが予め予測出来るのであれば、迷わず購入に至るのでしょうが、私にはそんな格別の理由はなくて、あるとするなら、バッテリー持ちがあまり良くないため、バッテリー交換をするついでに新型に変えてしまおうかという、どちらかというと性能で買い替えをしたいのではなく、ついでに新しいものにしようかな程度の感覚です。
はっきりとした買い替え理由も見当たらないけれど、新型iPhoneはやはり気になる。だけど高すぎて躊躇してしまうということを繰り返していたわけです。そんなわけで、XSMAXは値段的に買えないのですが、XRなら頑張れば買えるなーと思うと、ふつふつといつもの買いたい病が心の奥から湧き出てくるのが自分でも分かりました。
買いたい病対策で実物を見に行って衝動を抑える
Apple Watch4やiPhoneXS,iPhoneXSMAXが発売された時も、同じように買いたい病が発症したので、ビックカメラに実物を見に行ったわけですが、やはり実物をみると心が落ち着くというか冷静になれます。データなどの数字だけ見れば7PLUSよりもぐんと性能は上がっているので、気になって当然です。
ただ、正直なところ7PLUSよりもCPU性能がどれくらい向上していようと、今でさえ使いこなせていないのに、XSシリーズに変えたところで使いこなせるとは思えません。
金銭的な事情もありますが、果たして性能が一段と向上したXSシリーズに変えると、今のiPhone生活がどのくらい変化するのか、というイメージがなかなか湧いてこないところが、最後のひと押しを躊躇わせている原因にもなっているのだと思います。
そんなこともあり、発売後何度か買いたい病が発症したのですが、結局買わないままひと月が経過してしまいました。そんな折、XR発売の案内メールが来てしまったので、再度買いたい病が発症しかかっているという次第です。
買いたいけど断られる人がいるらしい
買いたいなー、どうしようかなー、買っちゃおうかなーどうしようかなーということを発売後に頭の中で繰り返していたときに、気になる記事がネットで見つけました。
これはiPhoneXで買い替えの際のローン審査が通らなかった件についてのまとめ記事ですが、XSやXSMAXでも同様に買い替え時の審査に通らない人が続出したらしいです。
審査に通らない理由をざっくりいうと、『ローン金額が10万円を超えるものについては審査基準が厳しくなる』ことが大きな理由です。
自分の身の丈にあったスマホにしようねってことなんでしょうか。こういう記事をみるとさらに、審査の基準が厳しくなるほどの買い物をしようとしていることを認識させられたわけです。決して審査に落ちたらどうしようとかそういう気持ちはありません。多分審査は通ると思い・・・ます。
で、Apple Watchを買った
そんなわけで、急いで新型iPhoneを買わなくてもいいか、と自分の中で結論づけましたが、Apple Watchに関しては買いたい病が治らず結局購入に至りました。
ビックカメラで頑張って貯めたポイントを全て使い切り、約半額でApple Watchを購入。FitbitからApple Watchに変えて約ひと月が経ちましたが、概ねその性能には満足しています。購入してよかったと感じたのは、Apple製品同士の連携度合いです。ヘルスケアの面だけ見ればFitbitも同じくらいの性能があるのですが、MacBookやiPhone、AirPodsとの連携が便利で、Apple Watchは頑張って購入して正解だったなと思っています。
唯一、Apple Watchのデメリットを挙げるなら、ひとつだけ。バッテリーです。ウォーキングなどの計測をするとバッテリーを食うのか知りませんが、1日装着して翌朝目が覚めるとだいたい残りバッテリーは40%前後まで落ちています。Fitbitでは約5日間連続使用が出来たことを考えるとバッテリーについてはどうしても見劣りします。
朝起きてから出勤するまでの間に充電をすればまた1日はもつのですが、何度か忘れたことがあり、その際は夕方にバッテリーがなくなります。バッテリーが無くなるかもしれないという状態で電車に乗っていた時は少しヒヤヒヤしました。改札通れないんじゃないかと。。そんなわけで、バッテリーはまるまる1日は持つけど2日は持たないです。そこが唯一の不満というかデメリットになります。
”HEY! Siri”が起動しない問題
新型Apple Watchの性能などは、購入してひと月、使い方もある程度分かってきたこともあり便利だと感じているのですが、購入して数日した時にあることに気がつきました。Siriが起動しないということです。
”腕を持ち上げる(ディスプレイが上を向くように持ち上げる)と、自動的にSiriが起動してサポートをしてくれる”ようですが、何度か試しますが、私のSiriは全く起動しませんでした。設定されてないからなのかといろいろ調べて設定も確認したのですが、Siriは起動してくれませんでした。
今、Apple Watchに限らず、分からないことはネットで調べるとその多くは情報が細かく乗っている時代です。自分と同じように困っている人の体験をまとめたサイトや、トラブルシューティングなどをまとめたもの、Wikipediaなどでそのものの説明など、調べると本当に多くの情報を見つけることが出来ます。
はじめはこうしてネットで調べればすぐに解決すると思っていたのですが、「Siri 起動しない」で調べると、検索結果で出てくるのは、Apple Watchでの設定方法、iPhone側での設定方法についてでした。
調べた通りに設定もし直したけれど、それでもSiriは起動しないので、本体の不具合なのでは?とまで思ったのですが、いろいろ試行錯誤している途中で、自己解決することが出来ました。これは後述します。
発売開始後Appleコーナーには専属スタッフが常駐
当時新型iPhoneの発売ということで、新横浜のビックカメラに行くと、Appleの製品コーナーにはAppleから直接スタッフが派遣されてきていて、製品の紹介などをしていました。
ビックカメラの店員とAppleスタッフの違いはなんですか?と尋ねてみると、Appleから直接派遣されているのでApple製品については知り尽くしています!と申しておりました。ちょうどApple WatchのSiriが起動しない問題が解決していないときだったので、ちょうどいい機会だと思い、専属スタッフに症状を伝えると、
「Apple WatchとiPhoneで設定をすれば使えるようになりますよ」と言われました。
『それはなんども設定試してみたんだけどな・・・』とは思いましたが、設定方法がしっかり出来ていなかった可能性もあるので、そのスタッフの説明通りに一緒に設定をしていきました。
「設定・・・出来てますね・・・試しにSiri起動させてみてください」
『 Hey!! Siri』
「・・・起動しませんね」
『しませんね・・・』
専属スタッフも、おかしいなおかしいなと手持ちの資料などを調べますが、Siriが起動しないトラブルシューティングのどれを試してもダメでした。
Apple製品のことはなんでも聞いてください!と張り切っていたスタッフさんが焦り出しているのが分かりました。自分一人では解決出来ないと思ったようで、もうひとりの専属スタッフを呼んで二人掛かりで原因を探りますが、一向に何が原因か分からないままでした。
専属スタッフが原因を探る中、「もしかしたら不具合かもしれないですね」とスタッフが言った直後、『Siriが起動しない問題』は解決することとなります。不具合かもしれないと言われた後に、もう一度試してみますね、と言って私はApple Watchに”Hey!Siri”と呼びかけました。すると、Siriはすんなりと起動したのでした。
HEY! SIriは”ヘイ!シリ”であって”ハイ!シリ”じゃない件
実は、Siriが起動しない原因は、”ヘイ!”という掛け声が”ハイ!”となっていたのが原因でした。Siriを起動するにはヘイ!と呼びかける必要があったという呼びかけ方の問題でした。「ヘイ!」というのが少し恥ずかしい気持ちがあったのか分かりませんが、Siriを起動する時に無意識に「ハイ!Siri」と言っていました。「ハ」と「へ」、たった一文字違うだけで起動してくれませんでした。
日本語だったら1文字違ったくらいでは会話中に相手にちょっとひっかかるところがあってもあまり気になりませんが、外国語ではそうはいかないのかもしれません。中国語であれば、単語は同じでも発音の仕方で意味が変わったりするので、たった1文字なんだからではなくて、全然違う言葉として認識されていなかったのだと思います。
融通効かないなぁとも思いますが、それだけSiriが高性能になってきている証拠だとも思えます。
これから待ち受けるAIの未来は
結果的に、発声の仕方が悪かったのがSiriが起動しない原因だったわけですが、この一件を時間を置いて改めて振り返ってみました。
今、日本では働く人手が年々不足していて、いろいろな業界で人手不足が深刻化しています。この深刻化する人手不足を解消しようと、省人化をすすめる企業も出始めています。連日あらゆるものがインターネットに繋がるIoT技術や、人工知能(AI)を既存の業態に置き換える試みが加速度的に行われています。
AIが人に変わって新たな労働力となる日も多分そう遠くない未来に実現すると思います。AIが人に変わって働いてくれるには、膨大なデータが必要なので、そのデータを活用するには現段階ではデータが少なすぎて、予想外のトラブルも実際に出ていると報じられています。今後データが少しずつ集まっていけば、今よりも精度が高まった動作もしてくれるようになるだろうと言われています。
私が体験した「たった1文字違う」ためにSiriが起動しないということも、そういうデータが積み重なれば改善されていく可能性はあります。が、人はデータ(経験)を積み重ねなくても、おそらく話の前後からの推測で理解している部分てのが結構あって、ヘイSiriでもハイSiriでも人相手であれば通じると思うんです。
これが、今のAIと人との違いなのかな、と思っています。
文字の最初と最後が合っていれば理解出来る人間の脳
AIに直接関わる事項かは不明ですが、1976年にノッティンガム大学にて単語認識における文字の位置の重要性という論文が発表されました。
単語の語中の文字をバラバラにしたものは、文章を理解出来る読者の読解能力にほとんど、あるいは全く影響を及ぼさない。実際に速読が可能な読者は、単語中の文字位置をバラバラにした文章をA4サイズ1ページ提示されたとしても、4、5個の間違いにしか気づくこととはない
ということは、人間の脳は「HEY! Siri」でも「HI!Siri」でも理解可能ということでもある。日本語で試してみると、
こちにんは みさなん おんげき ですか? わしたは げんき です。 この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか にんんげは たごんを にしんき する ときに その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとて わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。 どでうす? ちんゃと よゃちめう でしょ?
以上のような日本語の文章でも読めてしまうわけです。
仕事をする上で、ここまで訳のわからない日本語の使い方をする機会はほぼゼロに近いですが、”HEY!(ヘイ)”を”HI!(ハイ)”というくらいの使われ方や言い間違いは仕事をする上で普通に起きることは考えられます。
人間の脳はこういった言い間違いについても自動的に正しい意味を理解することが出来ますが、こういったことをAIは出来るようになるのかについては、まだ分かりません。
でも、AIのすごいところというのは、データが蓄積されればされるほどより精度の高いものに仕上がるということです。
もしかしたら、ハイ!Siriでも起動する未来なんてあっという間に来るかもしれません。それ以上の速さでAIは進歩しているのですから。
ということで、今日はApple Watchで起きたトラブルから、AIの未来について記事にしました。
それでは、今日も素敵な1日になりますように、のだめでした。
徒歩で日本一周? チリも積もればマウンテン
おはようございます、のだめです。
日々是記録
日々の日課として、毎日食事何食べたとか、どのくらい歩いたかとかを健康管理表を作って記録しています。コンビニで行う簡易診断なども受診する機会があればなるべくするようにしています。簡易診断でも各部位の筋肉量や脂肪量の測定をしてくれるので便利な世の中になりました。
自炊メインに戻したことでようやく体重も少しずつですが落ちてきました。自宅にある体重計が100g単位でしか測れないので、もう少し精度の高いものにしようか検討しています。
昨日は日中暖かく、日が暮れても寒いと感じるほど寒くはありませんでした。夕食後のウォーキングで寒いだろうなと少し厚めの上着を着て出かけたのですが、全然寒くなくて途中で上着を脱いでしまうほどでした。
昨日歩いているときに撮った写真がこちら。
1日の目標歩数を達成していたので昨日は少し軽めに歩いていたのですが、ふと歩数を見てこんなことを思いました。
「結構歩いてるんじゃね?」と。
1日平均して歩く歩数は17,000歩。ひと月で510,000歩です。
1歩80cmと仮定すると、ひと月で約410km歩いていることになります。
計測を始めたのが2月からなので、3,672km歩いたことになります。
3,672km・・・結構歩いたなぁ 例えて言うならどのくらい歩いていることになるんだろうか?そんな小さな疑問がわいてきたので少し調べてみることにしました。
本州を海岸線沿いに歩いた距離
3,672kmは日本の本州を海岸線沿いに一周するとおよそ3,500kmのようです。軽く一周徒歩で歩いていた計算になります。
「よーし!今日から歩いて日本一周するぞ!」と意気込んで歩き始めていたら、多分続かないと思いますが、毎日毎日少しずつ歩くことで、気がついたら本州一周していたって感じです。毎日の積み重ねってほんと大事ですね。
では、日本一周をするには一体どのくらいの距離があるのでしょうか。こちらも調べてみました。
すると、九州や沖縄、四国、北海道、そして離島など全てを含んで日本一周をすると、実に12,000kmということになります。
真の日本一周を目指すとなると、3,600kmはまだ1/3にも満たない距離だということがわかります。
沖縄や離島などを除いて日本を回ろうとすると、約9,000kmなので、こちらもまだ半分にも満たない距離となります。
自動車で日本一周すると日数で見て約ひと月、自転車で日本一周する場合は約1年というのが平均ペースのようです。では、歩いて日本一周するとどのくらいかというと、平均して2〜3年というのが記録として残っているようです。
記録としてあるってことは実際に達成した人がいるってことですので、それはそれですごいことだと思います。
ウォーキングは健康でないとなかなか出来ないことなので、これからも健康で居続けられるようにまずは体づくりをしっかりしたいと思います。
勉強でもそうですが、一気に進めようとすると必ずどこかでブレーキがかかります。集中力が続きません。
ですが、毎日毎日コツコツと続けることで、目標に到達することというのは割と良くあって、実際に達成感もコツコツと続けた方が得られやすいと、私は思います。
一気にはじめから全速力でラストまで突っ走るエネルギーがあれば、それはそれで気持ち良いのかもしれませんが、それが出来るほど時間も体力もありません。
今後も日々コツコツと歩きためて、気がついたら日本一周していた!ということをたのしみにこれからも毎日ウォーキングを楽しみたいと思います。
それでは、今日も素敵な1日になりますように、のだめでした。
誰得?おすすめアニメ12選
こんにちは、のだめです。
AirPodsを購入してから音楽を聞く機会が一気に増えました。なるべく課金はしたくないので、Apple Musicでは無くSpotify派の私です。Spotifyに辿り着く前はClipboxというアプリに気に入った音楽を入れていました。今は全く使っていませんが。
今日iPhoneのブラウザのアイコン整理をしていたときに久々に前述のClipboxを発見して懐かしさのあまり開いてみると、直前に聞いていたのが、”地獄少女二籠のエンディングテーマ〜あいぞめ 能登麻美子〜”でした。
うわー、懐かしいなぁという思いと、どんな音楽聴いてたんだっけと思いながらClipboxの曲を見てみるとびっくりするくらいアニソンばっかりでした。
今から5〜6年前はアニメが大好きでよく見ていました。今ではHuluでたまに見る程度です。アニメが好きになる理由って人によりけりだと思います。好きな声優さんがいるからとか、前作が楽しかったから続きを見るとか、ストーリーが面白いとか色々見る原因があります。そんななか私が見るのは基本的に、
- 音の使い方が素敵
- 絵のタッチが好み
の2点を主点にアニメ選びをしていた気がします。そんな当時の記憶を振り返りつつ観て良かったと思うアニメを今日は紹介してみます。番号は一応ふりますが、ランキングではありません。
1.地獄少女 二籠
「いっぺん、死んでみる?」というフレーズとともに悪人をこらしめるアニメです。ストーリーよりもエンディングテーマ聴きたさに毎話見ていた記憶があります。詳しいストーリーなどは割愛します。
2.蟲師
これは、昔ネットゲームにハマっていた頃にギルドマスターから「これ見て寝ろ!」とよく言われていたのでどんなアニメなのかなーと気になり見たのがきっかけでした。あまりに音楽の完成度から思わず涙がこぼれ落ちました。毎話ストーリーごとに流れる音楽が異なっていて、ストーリーに合わせた構成になっています。
怪奇現象を調べながら全国を旅しているおじさんが出会う人々のお話なのですが、アニメだからここまでの完成度に仕上がるんだろうなぁと思っていたら実写化されました。ですが、「なんかちがう」と実写版の限界を感じた苦い思い出があります。
アニメを見るというよりも、BGMを是非聴いてもらいたいアニメです。
3.攻殻機動隊シリーズ全て
一番初めに出会ったのはまだ高校卒業したての頃なので20年ほど前からはじまったアニメ。当時はIT技術がこんなに進化した世界なんて夢物語だと持っていましたが、アニメの世界観に現在大きく近づいたと思っています。
このアニメを見るまでは、泣けるアニメ音楽は久石譲しか作れないと思っていましたが、菅野よう子さんや川井憲次さんの作り出す世界観に吸い込まれていく音楽は衝撃的でした。
アニメ自体のストーリーもとても20年以上前に作られたものとは思えないほどしっかりと作られているので、今見てもきっと楽しめると思います。そして、音楽が秀でて最高です。
4.けいおん
けいおんは前の職場のアルバイトスタッフに熱狂的なアニメオタクがいて、その人からオススメされてみたのがきっかけでした。音楽が結構ノリノリなのですが、ストーリーに合わせた曲調が良く合っていたのと、見たおかげでつぐみちゃんのファンになってしまいました。たくあん つぐみの場面で癒されていました。CDを購入してお店の開店音楽で使ったほどノリノリでした。
5.アンインストール
主人公が24人くらいいて、毎話誰かが死んでいくという凄惨なストーリーだった気がするのですが、テーマソングが好きでこれも全話見てしまいました。ストーリー自体は毎話誰かが死ぬのですっきりとしないのですが、これも音楽に引き込まれていったアニメと言えると思います。
6.ちはやふる
テーマソングが結構好きだったこともありますが、こちらはストーリーもしっかりとしていて、最後まで楽しみながら見れました。広瀬すずの実写版も見たかったのですが、結局見れずじまいでした。アニメでは小学校時代から始まるのですが、ここの部分が無かったら見てなかったかもと思えるくらい前半の引き込み方は秀逸でした。泣けるポイントも結構散りばめられていてよく見ながら泣いてた気がします。
7.名探偵コナン
すでに解散してますが、GARNET CROWの大ファンだったこともあり音楽を聴いたついでにアニメも一時期見ていました。大人から子供まで知られる長者アニメですので、ストーリーは割愛します。倉木麻衣や小松未歩、ガーネットクロウなどカッコいい音楽ばかり使ってくれるので学生当時はCDコンポでコナン音楽集を作っていました。
8.コードギアス反逆のルルーシュ
このアニメは最初見たとき暗い学園アニメに思えたので数話見て楽しくなかったら見るのやめようと思っていました。が、音楽とストーリーの両方の出来が素晴らしくて、結局シリーズ2までは見てしまいました。その後もシリーズが続いていたようですが、私が見たのはシリーズ2までです。個人的にユーフェミアが亡くなる話が今でも記憶に残っていて泣きすぎて翌日「どうした?彼女にふられたか?」と同僚から心配されました。そして、不遇な運命を辿ったオレンジが個人的に好きでした。ユーフェミアがなくなった話で流れてきた挿入歌は、多分今聞いても思い出し涙が出るくらい名曲だと思います。
9.あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
アニメの名作で検索したら「あの花」はランキングに上がってくるんじゃないかなーと思います。幼くして亡くなったヒロインを中心に描かれた人間模様をテーマとしています。見終わったとき、すっきりした終わり方ではないのですが、次が気になる話の展開はよかったと思います。そして何よりこのアニメのエンディングソング、Secret Base-君がくれたもの-がアニメでは違うバンドが歌っているのですが、これってもともとZONEが歌ってなかったっけ?と思いつつ調べないまま最後までアニメを見たあとに原曲がZONEだと知ってやっぱりね、とある意味すっきり出来たアニメでした。
10.ログ・ホライズン
これは、音楽が好きで見たというよりも、世界観が好きだったので多分面白いだろうという先入観から見ました。NHKのアニメなのですが全50話もあり内容としては大変満足しています。ネットゲームにログインしたところ、ゲームの不具合からログアウト出来なくなってしまい、ゲーム世界で暮らしていくことになるというストーリーです。ちょうど見始めた頃はネットゲームにどっぷり浸かっていた経験もあったことから、アニメに見事にハマりました。音楽は正直あまり好きな方ではないので、ストーリーと世界観にハマったアニメになりますね。
11.エンジェルビーツ
学園アニメなんだけど、死後の世界のお話といったちょっと異色アニメだったきがします。ログホライズンとは異なりこちらは完全に音楽に魅せられてハマりました。が、今音楽は思い出せるのですが、アニメの内容を思い出せないということは、微妙だったのかな。でも音楽を聴いてうるうるするってことは、結構泣けるアニメだったのは間違いないのですが・・・
12.東京マグニチュード8.0
大地震が実際に起きたら?をテーマのアニメ。幼い姉弟をメインに話が進みますが話が進むにつれて真実が明らかになり、、、これも見終わるころには号泣していました。エンジェルビーツとは逆で、こちらはストーリーはしっかりと覚えているものの、音楽は正直覚えていないです。。このアニメを見る直前に3.11があったのでそのこともあり実際に起きそうだなと思わされたアニメでした。
とりあえずこんな感じのアニメソングがCLIPBOXに登録されていました。さらにここまで挙げたアニメの中で一番見て欲しいものを挙げるとするならば、即答で「蟲師」をお勧めします。
音楽とストーリーの両方が完成形といっても良いのではないでしょうか。
もし私がリラックスルームで音楽を流す機会があるとしたら迷わずこの蟲師のBGMを流すと思います。そのくらい音楽の完成度は高いと思います。実写版はあまりお勧めできませんが、気になる方は是非アニメの方から見るのをお勧めします。
まとめ
アニメオタクっていえるほどどっぷりハマったつもりはないのですが、これ以外にも音楽を除けば感動モノや泣けるアニメってまだまだあるなと色々アニメが浮かんできたので、機会があればまた別のときに記事にしようと思います。
今日は音楽がうまい使われ方をしているアニメの紹介でした。
ではでは、今日も素敵な1日になりますように、のだめでした。