プログラミング習得のコツはとりあえず成果物を作ってみること

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オンラインの学習サイトでの勉強を解約してYouTubeでの勉強に変更してからもうすぐ1ヶ月。YouTubeでの学習では、Excelを動かすプログラミングを中心に勉強しているのですが、オンライン学習をしていたときよりも、身についているという実感を得ることができています。

先日、妻の実家に行った際、お義兄さんと話す機会がありました。

お義兄さんは現在某製造メーカーでシステムエンジニアをしています。

数年前にPythonを使ってプログラムを設計し、現在はKotlinを使って数日前にアプリを制作していたそうです。

「コトリン、なんだか可愛らしい名前ですね」

そんなことを口走ってしまったのですが、納期が1ヶ月しかなく知識ゼロからアプリ制作となったため、不眠不休で精神的にかなり追い詰められた状況でのアプリ開発だったと言っていました。

私の職場周辺ではプログラミングに造詣が深い方は皆無なので、こうした生の話を聞く機会はほとんどありません。

そんな中で、オンライン学習をやめてYouTubeを見ながらExcelを動かすことができたことがあまりに嬉しくて、お義兄さんに「1年以上Pythonを勉強してきて1番感動しています!」と何の脈絡もなくメールを送ってしまいました。

昨年妻のご両親にご挨拶に行った際に、お義兄さんにも挨拶をしたのですが、その際にPythonに興味があるとは話していたのですが、まさか1年近く経って本当に勉強しているとは思っていなかったようで、びっくりされていました。

先日、お義兄さんとプログラミングの話をした際に、教わったことをプログラミング初学者にシェアしたいと思います。

『最速で自分の実になるプログラミングスキルを上げるには、成果物を作ってみること』だそうです。

当然右も左も分からない状態で、作り始めるのではじめから満足のいく成果物は作れないですが、どうにかこうにか作ったものを動かしてみること、これが大切とのことでした。

一度作り上げたらしめたもので、そこから肉付けするように機能を補完させるようなプログラミングを書いてもよし、成果物をベースにして似たようなものをもうひとつ作り上げてみる、と言った具合にどんどん成果物を作っていくことだそうです。

自分の作りたいもの、動かしたいものがはっきりしていれば、今の自分に何が足りないのか、何が必要なのかが分かり、学ぶべきことがはっきりとしていくので、漠然と何に使うか分からない文法を学ぶよりも効率的だそう。

それを聞いて私の勉強法はだいぶ遠回りをしていたのかもしれない、そう思いました。

現役エンジニアの経験談は実体験からきたものであるので、私の浅はかな素人考えに比べたらずっと実になる話というわけですね。

現在の私で当てはめてみると、Excelを動かして帳票処理、整理、伝票作成が成果物の目標になるのかなぁ。

ExcelとPythonはとっても相性がいいようなので、何が必要なのか分かりませんが、悩むよりも先にとりあえず何か作ってみようと思います。