なんだかんだいってPython独学継続続けています。15ヶ月目

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Pythonを独学で勉強し始めてからおよそ15ヶ月。当初の目的だったPythonでExcelを動かすことが少しずつですが出来るようになってきました。

オンライン学習を約1年以上継続して文法の基礎を学んできたのですが、このまま文法ばかり勉強していたらいつになったら自分のやりたいことが始められるのか予測が立たなかったので、学習方法に対するアプローチを修正することにしました。

オンライン学習からYoutubeへ

YouTubeで「Python」「独学」で検索するとたくさんの配信がヒットします。しかも配信されている内容がしっかりしているものが多いです。

現在私はYouTubeプレミアムを契約しているため、広告も表示されることがなく自分がやりたいコンテンツを選びながら、視聴しています。

YouTubeを視聴しながら「こんなにボリュームがあるのに無料で見ることができるなんて、良い時代になったなぁ」とか思いながら日々勉強しています。

私のようにプログラミングは初心者だけど、今よりも効率良く仕事がしたいと考える方も多いと思います。

YouTubeは日々聞き流しやお気に入りのチャンネルを視聴したりとさまざまな用途で利用していますが、現在はその用途の大部分を「Python学習」で利用しています。

オンライン学習とYouTube学習で感じる違い

オンライン学習では、1年以上文法の基礎のようなものをずーっと勉強してきました。

1に文法、2に文法、3、4も文法、5も文法

といった感じで、なにか成果物を作ってみる、というものはあまりなくてひたすら写経しながら文法を学んでいた気がします。これはこれで身体が勝手に書き方を覚えてくれたので良かったのかもしれませんが、PythonでExcelを動かせるようになる予測が立てられないままでした。そんなわけでYouTubeでの学習に切り替えて「Pythonを使ってExcelを動かしてみよう」という動画で実際に仕事で使っている資料を使いながら成果物を作ってみる勉強に変更してみました。

動画の説明を見ながら自分でコードを書いて実際に動かしてみる

やっていることはオンライン学習のときとあまり変わらないのですが、成果物のあるなしでいえば変更して良かったと思います。

自分にはYouTube学習が合っていたのかもしれません。ただ、1年以上文法をやりつづけたからすんなり理解できた、という面もあります。

YouTube学習で気をつけたいこと

YouTubeで「Python・独学・初心者」といった用語で検索すると数多くの番組が表示されます。そんな中から自分に合ったチャンネルを見つけるのは結構大変。そこでいくつか基準を設定してチャンネルを選びました。参考の一助になれば幸いです。

  1. 配信者の声質
  2. 説明のわかりやすさ
  3. 自分に合ったコンテンツ
  4. 配信動画の数
  5. 1動画の配信時間
  6. 動画と連動したサービスの有無

1.配信者の声質

配信者の声質を基準のひとつめに持ってきたのには理由があります。

YouTubeでの学習をするにあたり、配信者の声を視聴中聞いていられるかは結構大切だと思います。動画を見ながらあるコンテンツについての説明を聞きながら自分でも写経して動作させていくのが勉強の流れになってきますが、配信者の声が聞き取りにくかったり、早口だったり、「はい!ど〜も〜!・・・」で始まるようなエンタメ系演者さんに近い話し方だと内容が入ってこないなど、勉強に差し支えるものはできるだけ避けたいところです。

2.説明のわかりやすさ

動画を視聴していると「あれ?これなんだっけかな?」とコードを書きながらふと手がとまってしまう状況に遭遇します。そんな学習者の手が止まったのを見透かしたかのように、

  • 「ここの○○については、△△でわかりやすく解説している動画がありますのでご参考ください」

とか、

  • 「ここの○○は、簡単にいうと□□です。最初は深掘りしなくても『こう書くんだ〜』くらいに思っていてくれれば大丈夫です」

とか、

  • 「ここで手が止まった方もいるかもしれません。前回の動画で少しだけ説明した部分になるのですが、別の動画でじっくりと解説していますので合わせてご視聴ください」

といったように、学習者側が思わず手が止まりそうなところをさらりと解説を入れてくれる配信者だと、かなり助かります。

「あれ?今のところなんだったっけ?」

と頭に??がついたまま先に進んでいくと、頭から?が取れないまま新しいことを学ばなくてはならないので、ストレスがたまります。

3.自分に合ったコンテンツ

これからPythonで自分が何を学びたいのか、ということが明確になっている人はその内容がしっかりと網羅されているチャンネルかどうかを調べたいところです。

ざっくりとしたPythonの勉強であれば、ザッピングして適当に視聴しても問題ないのかなーとは思います。

オンライン学習をしていて感じたことですが、基礎編を学習した後に入門編へと進んだのですが、入門編からいきなりハードルが上がりわからないことが一気に増えました。

YouTubeのチャンネルによってはそういった初学者が少しずつハードルを上げていけるようにコンテンツを考えて作成してくれているチャンネルもありますので、現在の自分のレベルに合っているかどうかを見極める必要があります。

4.配信動画の数

Pythonの解説動画は数多くありますが、Pythonを扱うコンテンツが非常に少なかったり、そもそも配信動画数自体が数えるほどしかない番組も結構あります。

数多くあるプログラミングを扱う番組だと前回の動画からずっと他の言語の解説動画ばかりでなかなかPython動画が配信されないなどがあります。

逆に色々なプログラミング言語を扱っているけれど、メインはPythonです、という番組であればチャンネルの中から動画を選択できるのでストレスなく学習できるかと思います。

配信動画数自体が数えるほどしかなかったり、配信頻度が月1本程度だったりすると、学習の手が止まってしまうので、ある程度配信頻度は高めで、動画のストックもある程度あるチャンネルを選択した方が良いかと思います。

5.1動画の配信時間

私はあまり集中力が続かない方なので、ひとつのコンテンツを視聴する際、動画の時間が30分を超えてくると途中どうしても飽きてくる時間が出てきます。

飽きてしまったらそこで手を止めて中断できるという利点があるのがYouTube学習の良いところではありますが、1動画の時間が15分〜20分でまとまっているとやる気が継続します。

集中力が切れた時点で番組を途中で中断するか、比較的短めな動画を一気見するかの違いだけですが、途中で中断した場合はその前後を思い出すのに少し巻き戻したりする必要が出てくることを考えると、1動画の時間が長くない(20分程度)にまとまっている動画の方が、勉強をする上でのストレスは低いと思います。

6.動画と連動したサービスの有無

ここは配信者が動画だけを配信しているのか、講義の書き起こしをしているブログがあるのか、メルマガのようなものも配信しているのかなど、動画以外でも学ぶ場を提供しているのかということです。

YouTubeで学習するのだから、YouTubeの番組が充実していれば良いのですが、それプラス同じ講義を文字で見ながら自分のペースで写経して動作確認が出来たりすると、勉強する上では大変助かります。

以上、6つの点についてYouTubeで学習する際の参考基準について書いてみました。

学習チャンネルが決まったら目移りしないほうがいいかもしれない

あ、ここのチャンネルいいなと思って学習をはじめたら、ある程度そのチャンネルで学習を重ねる方が良い気がしています。

初学者向けの配信チャンネルは結構あり、取り扱っている内容も大きく逸れたものはないので、固定のチャンネルで学習を重ねて配信動画の内容が理解できて自分である程度コードが書けるようになったときに他のチャンネル選びをするのが良いかもしれません。

まとめ

プログラミング学習は、いろいろなアプローチの仕方があります。現在ではプログラミング専門の学校に通わなくても学習できる方法がたくさんあります。

あとは自分に合ったものと出会えるかどうかかと思います。私は少し遠回りしたような気もするのですが、それでも途中で学習をやめなくて良かったなぁと思います。

現在もExcelを動かすプログラミングを中心に勉強を継続していますが、ある程度自分でコードを書くことが出来るようになってきたら、機械学習とか新しいコンテンツも勉強してみたいと思います。まだまだプログラミング初心者の域を出ませんが今後もプログラミングは勉強していこうと思います。