自炊をしてこなかった人が自炊をして長続きしない5つの点が改めて自炊を始めて分かってきました

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こんにちは、のだめです。単身赴任生活が始まって3ヶ月、自炊を本格的に再開して2ヶ月が経ちました。これまで何度も自炊をはじめてはいつのまにかやらなくなって、、、を繰り返してきたのですが、ようやく続かない原因というものがだんだん分かってきました。改めて書くことでもないかもしれないのですが、きっと私のように自炊ははじめたけれどなかなか長続きしないという人もいると思うので、記事にしてみたいと思います。

まず、自炊をしてこなかった人が長続きしなくなるポイントは次の5つです。

  1. 作れる料理が少ない
  2. 何種類も作るの面倒
  3. 後片付けが面倒
  4. 生ゴミが苦手
  5. お金が意外とかかる

以上の5つが自炊が長続きしない大きなポイントです。それぞれ説明していきたいと思います。

1.作れる料理が少ない

作れる料理が少ないとどうなると思いますか?自分で作れる簡単な料理ばかりになって、そのうち「なんか毎日同じもの食べてるよなー」となり、いずれ自炊をしなくなってしまいます。

この作れる料理が少ないというのは解決策は簡単で、料理本やアプリや料理サイトをみて料理することで作れる料理の種類は自然と増えていきます。

けれど、自炊が苦手な人がみてはいけない料理サイトやアプリがあります。

本格中華料理や本格フレンチなど、一般家庭でも豪華な料理が作れますよ的な、いろいろな食材を使って料理をするレシピが載っているもの。

そもそも作れる料理が少ない自炊初心者がそんな本格的なレシピ本を見ても長続きしませんし、レシピ通りに作ってもなんだか美味しくないなど、諦める地雷の方が多い気がします。

ですから自炊を何度もやめてしまうような「自分って作れる料理が少ないんだよなー」と思っている人が本格的な料理本を見てすぐに料理が好きになるようならこれまで何度も諦めてこなかったはず。ですから自炊を続けるための料理レシピ本当を探すポイントは「簡単手順ですぐに作れるレシピがメイン」になっている本やサイトを超お勧めします。

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写真の料理はささみをレンチンでほぐしたあとにきゅうりを適当に一口サイズに砕いて和えて調味料をいれただけの料理です。わずか3手順ながらかなり美味しい。

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これなんかは細切りしたにんじんにたらこを入れて炒めるだけです。これも3手順で美味しい。こうした簡単に作れるレシピをメインに紹介しているサイトで料理をはじめることで作れるレシピはすぐに増えていきます。ですので料理本等は「簡単に作れる」をメインに載せているサイトや本を選びましょう。

簡単に料理ができるお勧めサイト

2.何種類も作るのが面倒

自炊をしていて思うのが「毎日4品とか5品とか無理」という思考。これは毎日作ろうとするから苦痛を感じるわけです。ですから毎日作らないようにするために、作り置き料理をしましょう。上の写真に載せた「ささみときゅうりの和物」、「にんじんとたらこ炒め」どちらも作り置きができます。ささみはまとめて作ってから3〜4日持ちます(※それ以上はささみが水っぽくなる)し、にんじん炒めは10日間ほど持ちます。このような作り置き料理(=常備菜)をまとめて作ることで毎日料理をする回数は減っていきます。

上記でおすすめしている2点目の「つくりおき食堂」では包丁使わないとか、調理時間、レンチンだけでできるとか、作りたい方法や目的別にすぐにレシピを探すことができるので大変重宝します。

ですから毎日何種類も料理するのが面倒だと感じる場合は、常備菜を増やし日毎に料理する品数は減らすという方法を試しましょう。

3.後片付けが面倒

これは一人暮らしあるあるだけではなく、ご家庭でも食器洗いなどの後片付けが面倒というのはあるあるかもしれません。ご家族がいれば自分が洗わなくても誰かが後片付けをしてくれるのかもしれませんが、一人暮らしをしている場合は、当然ながら後片付けも自分でする必要があります。

頑張って料理を作って、「あー、お腹いっぱい」となったあと、「食器洗うのめんどくさいなー」という思考に陥ったことは少なからず経験あると思います。そのまま「今日は洗うのいいや」となって明日でいいやと先延ばしにしていくと台所に置いた食器にカビが発生したりしてさらに洗い物をしたくなくなるわけです。ですので、後片付けが面倒な気持ちはよくわかります。ですから私は料理をしつつ洗い物をしています。料理をしながら使い終わった調理器具はすぐさま洗って片付け。そうすることで食後に洗うものが減るため、「このくらいならやるか」という思考になるわけです。もしくはタッパーなどを使うことで洗い物を減らしてみたりもします。ですから料理をしながら洗い物もするというやりかたがベストだと思います。どうしようもなく後片付けが面倒な場合は、使い捨てのお皿や割り箸を使って、食べ終わったら捨てる、という手段もありますが、これだと長い目で見るとお金がかかることも考える必要があります。

4.生ゴミが苦手

生ゴミが苦手と言われる主な理由はニオイとヌメリだと思います。生ゴミがニオイを発生させるわけですが、これは生ゴミを微生物が分解する際に有害物質を発生させることで嫌なニオイが生まれます。ですので、基本的にゴミ出しの日に必ず捨てるクセを作りましょう。そのまま台所のゴミ穴に入れたままにしておくことでニオイはどんどん増殖していきます。

あとはスーパーなどで食材の買い物に行った際にまとめてもらってきましょう。肉や汁物を買ったときに入れてくれるビニル袋を捨てずにとっておき、生ゴミが出るたびにすぐに移し変えてゴミ出しで捨てる。これだけです。

生ゴミが苦手な人の多くがそのまま放置にしがちな方に多いのではないかと思います。いらないものが出たらすぐに捨てる。これに尽きます。ゴミを捨てる習慣ができれば台所が片付ける癖も自然と身についてくるはずです。

以前夏場にもかかわらず生ゴミを放置したことがあって、気がついたら台所一面にショウジョウバエが大量発生し清掃業者に掃除を依頼する羽目になりました。そうなると数万円が飛んでいくので生ゴミはこまめに捨てるクセをつけましょう。

5.お金が意外とかかる

料理をほとんどしてこなかった人が自炊を始めてからあるときに、もっとこんなのが作りたいなとか、圧力鍋があったらもっと簡単にカレーやシチューが作れるのにとフライパンひとつだけだと満足できない日がやってくるかもしれません。

また、週末にスーパーで食材をまとめて買い込んだりすると数千円が飛んでいくわけですよ。「数千円払うならコンビニで弁当買った方が安い」と感じる人もいると思うんです。

ですが、毎日料理してきて圧力鍋が欲しいなぁとかこんな調理器具が欲しいなぁ、でも高いんだよなぁとまで思うようになっているのであれば、もう料理に対しての抵抗がなくなっており、むしろ趣味に近い感覚になっているのではないかと思います。ですのでその悩みはどんどん悩んでいいと思います。

逆に

数千円払って食材を買うより弁当買った方が安いと感じる方は結構いると思いますが、その数千円で何日分の食事が作れるのかあらためて考えてみると、弁当を買うよりも一食にかかる金額はかなり抑えられていることは、実際に自炊をしている人ならば気がつくのではないかと思います。コスパ最強のもやし、場所によっては5円位から買えたりしちゃう食材ですが、常備菜の王道野菜の一つでもあるためもやしがあれば作ることができる料理は無数にあります。しかも腹持ちが良いのでわりとお腹がいっぱいになるわけです。

かなり極端ですが、3食外食したとして

朝: 600円

昼:1200円

夜:1500円

計:3300円

これが自炊だと

朝: 150円

昼:1200円(外食)

夜: 400円

計:1750円

差:1550円

3食外食したときに比べるとその差は1日1550円、これが1ヶ月になると46500円、1年で558000円と考えると、3食外食はかなり危険だと思います。もちろんそれに見合う収入があれば全然構わないのですが、自炊をすることでその差分を貯蓄に回したり別の趣味に使ったり出来ると考えたら、すーぱーでまとめて食材を買うための数千円は決して高くないと私は思っています。

今日は自炊が長続きしない点と、こういう考え方したら良いかも的な視点で記事を書いてみました。自炊が面倒だなーと感じる方は多くいると思いますが、これを機に見直してみるというのもアリかもしれませんね。のだめでした。