料理初心者が陥りがちな罠ー自分流(アレンジ)をいきなり注入するーこれをすると料理が嫌いになります

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こんにちは、のだめです。簡単ながら美味しい料理を作ってみたいなぁと少しずつ新しい料理に挑戦している日々です。作りなれた料理ならある程度「こんな感じかな」という風に自分流の作り方でカスタマイズすることで一気に一つの料理のバリエーションを増やすことができます。ですが「こんな感じかな」というカスタマイズは料理初心者ははじめからしてはいけません。はじめから自分流を料理に注ぎ込むと料理が嫌いになる可能性があるので気を付けましょう。

はじめから自分流で料理をした結果どうなったかについてこれまでの自分の経験から考えてみたいと思います。

自分流で失敗した料理①カレー

あるときカレーが食べたいと思った私は料理を始めましたが、その途中で「おばあちゃんのカレーが食べたいな」と思いました。祖母の作るカレーはじゃがいもがかなり小さくてホロホロしていて食べやすかったんですね。それを急遽作りたいなーと思った私はじゃがいもをミキサーにかけてペースト状にしました。それをカレーに投入しました。出来上がったのは想像していたのとは違う別の何かでした。

普通カレーって失敗しない料理だと思うのですが、これはあまり美味しくありませんでした。出来上がったカレーを一口食べて、「これは無いな」と思った私は鍋に残ったカレーを無言で捨てました。

自分流で失敗した料理②ナスの浅漬け

ナスの浅漬け、これも失敗要素がないはずなのですが、失敗しました。ナスを切って袋に入れて浅漬けの素を注ぎ、袋をモミモミして放置するというのがレシピですが、 このモミモミを省略したがためにいつまで経ってもナスに染み込まず柔らかくなりませんでした。やり方がおかしいのかなと思った私は、ナスに焼き鳥の串でナスをめった刺しにする、という方法を取りました。一応柔らかくなったものの、このとき世の中の主婦は『ナスの浅漬けってこんな面倒な方法で作ってるのか』と思ったものです。それ以来自分では作らなくなりました。

自分流で失敗した料理③麻婆茄子

麻婆茄子の素を使えば失敗する要素がない料理のハズなのですが、これも失敗しました。今ひとつナスがしんなりしなくて油を大量に注入してナスに油を吸わせてしんなりさせるという方法をとりました。想像している麻婆茄子の柔らかさになったもののナスを噛むたびにじゅわーと油が滲み出てくる食感が「思っていたのとは違う」といつしか麻婆茄子は料理しなくなりました。ちなみに麻婆豆腐のほうは素に豆腐を入れるだけなので失敗はしたことがありません。

自分流にアレンジするのは慣れてからにしましょう

これまでに失敗した料理に共通するのは、「こんな感じかな」という想像や、「多分こんな感じ」という想像です。何度も何度も同じ料理を作ってきて、目を瞑っても作れるというくらいに体が慣れてきたときにはじめて自分流にアレンジした方が良いと思います。

また、この自分流のアレンジのタイミングは人それぞれですし、料理に手慣れている人であればレシピを見てすぐに自分流にアレンジする人だっていると思います。しかしそれは料理に慣れている人、つまり料理経験値が豊富な人が即自分流にアレンジ出来るのであって、料理初心者がいきなり自分流を注ぐと想像もしていない味になり、こんなはずじゃなかったという罠に陥ります。ですから自分流にアレンジできる時期は人それぞれですが、くれぐれもいきなり自分流にアレンジするのは素材を無駄にする可能性があるので、控えましょう。

レシピ通りに作るのが基本です

前回までの記事でも、料理初心者が料理嫌いに陥る罠を書きましたが、この「レシピ通りに作る」という当たり前すぎる前提を決して忘れないようにしましょう。

基本的に料理アプリや料理本、料理の素に載っているレシピは作り方の横に「○人分」のように人数分の料理と記載があります。まずはこの通りに料理してみてください。作り方の通りに作ってみて、完成した味をまず自分の舌に覚えさせましょう。そして何度も何度も作ってみるうちに少しずつアレンジを加えていくのが料理を嫌いにならないベストな方法だと思います。これまで何度も料理を始めては諦めてを繰り返してきましたが、またあらためて自炊をはじめてから2ヶ月が経ちました。3日坊主にならずにいるのは、自分流を抑えていることとレシピ通りに作っていることも影響していると思います。私のように料理嫌いな人は色々原因がありますが、決して料理は面倒なことではないと思います。知り合いに出せるほど凝った料理となると自信を持ってというのは厳しいですが、まずは自分が楽しく料理できるようになることが大切だと思います。今後も自炊は継続して作れる料理の幅を増やしてみたいなと思います。のだめでした。