エコバッグを使い始めてみたら意外と便利でした。

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7月1日からコンビニやスーパーなどでの持ち帰り用の袋が有料となりました。1枚3円とか5円なら別に毎回貰えばいいかなーと思ってもいたのですが、仮に毎日朝晩コンビニやスーパーで買い物をしたとして1ヶ月そのサイクルで過ごした場合にかかる金額は、1枚5円として毎月300円、年間では3600円になります。

 

よく高額商品を購入する際に、1日単位に落とし込んで「1日コーヒー1杯分」などと説明することで「その位ならいいか」と思わせる方法がありますが、今回の例ではその逆になります。1回5円ですが、月単位、年単位で考えるとそこそこの額になることが分かります。年間3600円だと自動車保険1ヶ月分(軽自動車)、電気代1ヶ月分と考えると1回5円が大した金額には思えなくなります。

かくいう私も1回5円なら別に払ってもいいかなという考えでした。そんな折、井筒屋にお中元を買いに行きました。中元の発送まで手続きを終えるとお中元キャンペーンで、エコバッグをもらいました。

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市松模様の可愛らしいデザインが気に入りました。写真のように折りたたむと5cm×5cm×5cmくらいの大きさにおさまります。リュックサックのサイドポケットに収納できる点も良いなと感じました。某コンビニでは折りたたむとハンカチになるエコバッグが売られていましたが、見た目のデザインや2通りの使い道があるのは有能かもしれませんが、個人的には手洗いで使ったハンカチを広げて物を収納したいとは正直思いません。2WAYエコバッグは結局緊急時には役に立つかもしれませんが、日常的には使い勝手はあまり良くないと感じます。

「普段はハンカチとして利用していて、緊急時に広げてエコバッグとして使う」ような場面なら2WAYエコバッグは有能かもしれませんね。

手を拭いて洗顔した顔を拭いてびしょびしょになったハンカチを広げ、そこに昼ごはんのサンドイッチを入れる…ようなことは個人的になるべくならしたくありません。

そんなわけで、完全にエコバッグとしてしか使い道のないエコバッグですが、見た目の可愛らしさから使い始めました。

井筒屋効果かも?

井筒屋って何?と思われる方もいるかもしれません。かくいう私も小倉に来るまで知りませんでした。大手百貨店でいう高島屋とかそごうといったような百貨店です。北九州市にはそごうではなく井筒屋、といった感じです。百貨店なので各種ブランド店も入っていますし、どちらかというと若い人よりも中年層以上をターゲットにしたお店が多いかもしれません。

私は普段仕事で交流のある人が100%高齢者で、若い人と話す機会は皆無の職場です。ですから井筒屋でもらったものなら気付いてくれるかな、という淡い期待もありました。

そんな淡い期待を持ちながらさっそくエコバッグを使う場面がありました。コンビニで「袋はいりません」とこのエコバッグを広げようとしたところ、

「あれ?これって井筒屋さんのやつじゃない?あらー、かわいいわねえ」

店員のおばちゃんがさっそくデザインに気がついて声をかけてくれました。

「そうなんですよー。井筒屋でお中元出したらもらえたんです。デザインがかわいいですよねえ」

「そうねぇ 私もお中元出しに行こうかしら」

そんな会話がありました。

それにしても井筒屋の認知度、さすがだな。

多分そごうや高島屋のほうが全国区だと思いますが、小倉でそごうや高島屋でもらったエコバッグを使っても気がつく人がいるかどうか。。

気がついてもらうことよりも、話のネタになれば

そもそもデザインが可愛らしくて使い始めたエコバッグ、淡い期待はあったもののまさかいきなりその話題になるとは思っていませんでした。

日常的に使う物でありながら、その使用用途は基本的に買い物袋としての役割しかありません。ですから折りたたむとハンカチになるなどの付加価値はなくても良いんじゃないかと思います。それよりもエコバッグを収納すると場所を取らないなどの利点があれば良いと思います。

冒頭にも書きましたが、コンビニなどでの持ち帰り袋が有料化となり1枚5円程度になりました。市販されているエコバッグですが、どの程度使ったら元が取れるのかを考えつつ自分に必要と思われるものを選びたいものです。有料化されたばかりですから今後またすぐに袋が無料になるとは考えにくいので、自分の生活に見合うエコバッグをひとつ、常備して生活していきたいと思います。