冷凍野菜を取り入れたら料理が少し楽になりました。

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野菜中心の食事に変えてからずいぶん経ちますが、最近は冷凍野菜を活用するようになっています。毎日ボウル いっぱいの野菜を摂取するのはやはり大変で、かといってご飯中心の食生活に戻すと反動が怖い、ということもあり基本的にご飯は朝食に摂取し、お昼と夕飯は野菜メインの食生活が定着してきました。夕飯でご飯を食べないと空腹感が物凄いのですが、これは慣れるしかなさそうです。今日は冷凍野菜のお話。

 

ほうれん草を冷凍野菜で摂取

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私はポパイではありませんがほうれん草がとても大好きです。特におひたしにして食べるのが大好き。生野菜でほうれん草を買ってくると1束でおひたしを作ろうとすると全然足りないので2、3束買うことが多いのです。現在、小倉でほうれん草を買おうとすると1束大体130円前後かかるので、満足のいく量のおひたしを作るためには2、3束(もちろん数日分です)必要なので、260円〜390円かかります。意外と高いんですよね。ですがこれを冷凍野菜で購入すると500g180円前後。500gというのはちょうど約2束くらいの量となります。今まで生野菜にこだわってきましたが冷凍野菜も侮れませんね。料理用途が予め決まっているのであれば、冷凍野菜というのは案外ありかもしれません。

ほうれんそうの豆知識

ほうれんそうのカロリーは20kcal(100g)、1束換算だとおよそ54kcal(270g)となります。

ほうれん草に含まれる栄養(100g換算)は

  • 炭水化物(糖質:0.3g、食物繊維:2.2g)
  • タンパク質(2.2g)
  • 脂質(0.4g)

以上のように糖質も非常に少ないです。

ビタミン、ミネラルも豊富で優秀です。またアミノ酸の一種であるロイシンが摂取できます。ロイシンは筋肉の成長を助けてくれる成分。ポパイがほうれん草が好きということもうなずけますね。

ちなみにほうれん草は冷凍にしても含まれる成分が変わりません。ですから使用用途が決まっているのであれば、生野菜にこだわらずに冷凍のほうれん草を使うことをお勧めしたいです。

小松菜を冷凍野菜で摂取

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小松菜は普段は食べません。食べないのですが見た目がそっくりなのと、ほうれん草コーナーの棚にしれっと小松菜が置いてあったことで間違って購入しました。「うわー、完全にほうれん草と間違えた。」と買ってきたときは思いましたが、実際におひたしにして食べてみるとほうれん草とほぼ一緒!ほうれん草のおひたしだよーって言われて出されたらきっと私はわからないです。ちなみに小松菜は500g200円前後と値段的に見てもほうれん草とあまり変わりませんね。

小松菜の豆知識

小松菜のカロリーは14kcal(100g)、1束換算だとおよそ35.7kcal(255g)となります。

小松菜に含まれる栄養(100g換算)は

  • 炭水化物(糖質:0.5g、食物繊維:1.9g)
  • タンパク質(1.5g)
  • 脂質(0.2g)

以上のように糖質が少なく食物繊維が豊富に入っています。ほうれん草と一緒でビタミンやミネラルが豊富に入っています。筋肉の生育を助けてくれるロイシンはほうれん草ほどは含まれていません。また、体内に入った有害物質を分解してくれる酵素成分であるモリブデンが豊富に含まれており、鉄分の働きを助け、血を作る手助けをしてくれることから「血のミネラル」とも呼ばれるモリブデンが多く含まれているということです。ほうれん草と価格的に見てもあまり変わらないため、食感や味にこだわりがないのであれば、どちらを摂取してもいいかもしれませんね。

ブロッコリーを冷凍野菜で摂取

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基本的におひたしが食べたくて葉野菜を摂取しているのですが、ブロッコリーもわりと頻繁に食べています。ブロッコリーが葉野菜かどうかは微妙なところですが、葉と茎の部分で食感が全く違うところが好きでわりとよく食べていたのですが、調べてみるとダイエット向きのスーパーフードだということも分かりました。量を食べてもカロリーが少ないにもかかわらずビタミンが豊富で腸内環境も整いやすいと、メリットばかりが目立ちます。ブロッコリーは生野菜で買うと若干高めで300円前後します。こちらも冷凍野菜で購入できるのですが、冷凍野菜でも若干高めの500g340円前後します。ほうれん草や小松菜と比べると約1.7倍のお値段です。

ブロッコリーの豆知識

ブロッコリーのカロリーは33kcal(100g)、1株換算だとおよそ41kcal(125g)となります。

ブロッコリーに含まれる栄養(100g換算)は

  • 炭水化物(糖質:1g、食物繊維:5.5g)
  • タンパク質(5.38g)
  • 脂質(1.0g)

食物繊維が大変豊富に含まれていますね。そして高タンパク!筋肉愛好家にブロッコリー好きが多い理由が分かった気がします。主要成分のビタミンやミネラルも大量に含まれていますし、筋肉の友、ロイシンもほうれん草以上に含まれています。冷凍野菜でも成分は変わらないので調理過程を短縮できる意味でも冷凍ブロッコリーは選択肢の一つに入れても良いかもしれません。

冷凍野菜のデメリット

実際にほうれん草、小松菜、ブロッコリーの3種を冷凍野菜での摂取を実際に行いましたが良い点ばかりではありません。

葉崩れ、葉くずがわりと多く出る

基本的に水でもどしておひたしにするのですが、ほうれん草と小松菜は冷凍にすると葉っぱの部分がほろほろと崩れます。これは水で戻しても一緒です。そのためボウルに水をはってほうれん草や小松菜をもどすと小さな葉っぱのクズが大量に出てきます。葉クズといってももちろん葉っぱですから集めれば食べることができます。捨てるのはもったいないため、茶こしのような目の細かい網に通して無駄なく使っていますが、この過程は生野菜の茹でる工程ではほぼ発生しないため、注意が必要です。

ブロッコリーは水っぽくなる

冷凍ブロッコリーは水とお湯、両方で戻してみましたが、どちらで戻しても水っぽくなってしまいます。生ブロッコリーを茹でたときはこの水っぽさを感じることはなかったので、水やお湯で戻した際にはクッキングシートなどで余分な水分を戻すひと手間が必要になります。

まとめ

生野菜だけではなく、冷凍野菜を料理に取り入れたことで1日の摂取量はかなり増えました。生野菜よりも価格面でも優秀なので積極的に取り入れても良いと思います。

ただ、生野菜の時には感じなかった葉野菜の葉くずれや、ブロッコリーの水っぽさを解消するためにひと手間必要だったりと、メリットばかりではありませんでしたが、これを加味しても冷凍野菜はかなり優秀だと思います。料理が面倒でついコンビニなどで買って済ませたくなりますが、冷凍野菜をうまく組み合わせることで自炊率をこのまま継続していきたいと思います。