婚姻届を記念に保管できる婚姻届を購入しました。 婚姻届を出すまで①

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こんにちは、のだめです。来月嫁さんの誕生日に婚姻届を出すことになっています。この婚姻届、てっきり私は必要事項を記入して提出すればそれでOKだと思っていたのですが、どうやら提出までにいろいろと準備するものがあることを知りました。

 

まだ提出まで日はありますが準備する書類等は揃えてあるので嫁さんの誕生日が来るのを待っている状態です。また、必要書類を揃えるのに役所に申請をしたのですが、その際に見慣れない返信があったので合わせてご案内したいと思います。

役所の婚姻届ではなくて記念になるものにしたい

婚姻届は全国の役所に行けばもらえます。一生のうちに何度も提出するものでもないため、最近では婚姻届自体を記念に保管できるような商品も数多くあるようです。

かくいう私も嫁さんに、

「せっかくだから、婚姻届を自宅に飾りたい」

そんな嫁さんのひとことに

「じゃあ、僕の好きなキャラクタの婚姻届にしよう」

ということで準備したのがこちら。

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りらっくまの婚姻届です。おじさんのりらっくま好きがこんなところで役に立つとは思いもよらず。意外に可愛らしい婚姻届です。

役所に提出するのだから、用紙が可愛らしくても意味ないのでは?と思うかもしれませんが、今回選んだ婚姻届は役所への提出用と自宅保管用の2種類が準備されています。保管用の婚姻届には

  • 相手の好きなところ
  • 誓いの言葉

など、通常の婚姻届には記入しない事項が追加されています。まあ何度も書くものでもないですし、恥ずかしいけれど記念になるので頑張って書くつもりです。

証人という項目がある

嫁さんに「婚姻届に書く証人どうしようか?」と言われたときに、

『証人?そんなのあるの?』と裏返ったような声で聞き返してしまいました。

てっきり嫁さんが冗談で言っているのかと思ったのですが、この証人は実際に記入する必要があります。

婚姻届に証人を必要とする理由は、誰かが勝手に婚姻届を出したり犯罪目的での婚姻を防止するためと言われています。

ちなみにこの証人は、誰が書いても問題ありません。両家の両親にそれぞれ書いてもらう必要があるのかとも思いましたが、そんなことでもないようです。

婚姻届を購入したらやんわりとほっこりした話

 今回大好きなキャラクタの婚姻届はネット通販でポチって購入しました。クロネコヤマトさんが届けてくれたのですが、梱包された封にしっかりと「品物:婚姻届」と記載されており、荷物を受け取るときにクロネコヤマトの配達員さんに

「ご結婚おめでとうございます」

とささやかながらお祝いの言葉をいただきました。おもわず「ありがとうございます」と返しました。ちょっと恥ずかしかったけれど、嬉しいですね。

ちなみに今回購入した婚姻届は、婚姻届製作所で購入しました。りらっくまに限らず、バリエーションに富んだ婚姻届が販売されているので、気になる方は是非ご覧ください。

戸籍謄本を取り寄せる

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婚姻届を提出するにあたって調べていくと、戸籍謄本が必要だと判明。こうした機会がないと戸籍謄本なんて見ることはなかっただろうなと思います。結婚をすることで両親の籍に入っている戸籍を抜いて、夫婦の戸籍を作る手続きが必要になるわけです。

婚姻届提出時に戸籍謄本は必ずしも必要というわけではなく、必要かどうかは次の4つによって決まります。

1.戸籍謄本が必要ない場合

婚姻届を提出する役所とお互いの本籍地の市町村が同じ

2.二人とも戸籍謄本が必要な場合

婚姻届を提出する役所とお互いの本籍地の市町村が異なる

3.嫁さんの戸籍謄本が必要な場合

婚姻届を提出する役所と嫁さんの本籍地の市町村が異なる

4.旦那の戸籍謄本が必要な場合

婚姻届を提出する役所と旦那の本籍地の市町村が異なる

 

以上のようにお互いの戸籍謄本が必要かどうかを確認して準備が必要です。

謄本と抄本は絶対に間違えてはいけない

戸籍謄本と戸籍抄本、見た目にも非常によく似ていますが婚姻届を提出する際に必要なのは『戸籍謄本』の方。戸籍抄本だと受理してもらえないので注意しましょう。

  • 戸籍謄本:戸籍の内容を全て記載してあるもの
  • 戸籍抄本:必要な個人の分だけを写したもの

以上のように違いがあるので、間違えないようにしましょう。

役所に直接行って申請する場合とは違って、郵送でも戸籍謄本は取り寄せができますが通常郵便での取り寄せの場合には2週間前後かかります。間違って戸籍抄本を取り寄せてしまった場合には改めて取り寄せる必要があり、計4週間かかることになります。

ちなみに現在私は福岡県に住んでいますが、本籍地は東京になります。約1000kmです。何かあったとき用に対処できるように速達で申請をした結果、約5日で自宅に届きました。ですので時間的に急を要する場合には躊躇わずに速達を選びましょう。

戸籍謄本を手に入れる方法

戸籍謄本を手に入れるには3つの方法があります。

1.本籍地のある役所に直接行く

一番手っ取り早いのが直接役所にいく、です。戸籍謄本を手に入れるために450円必要ですが、必要経費はそれだけです。

2.郵送で取り寄せる

時間的に難があるとか距離的に直接役所に行くことが難しい場合には郵送で取り寄せることもできます。婚姻届を手に入れるまでの必要経費はざっくり以下の通りです。

  • 普通郵便での取り寄せ

普通郵便の場合には切手代168円(往復分)と定額小為替金450円(戸籍謄本の写しの代金)で、合計618円となります。

  • 速達での取り寄せ

時間的にも切羽詰まっているなど急ぎで取り寄せたい場合には速達で請求をかけるため若干必要経費は増えます。切手代168円(往復分)と速達代金580円(往復分)と定額小為替金450円(戸籍謄本の写しの代金)で、合計1198円となります。

福岡県から東京都の某役所に郵便での申請を行なったところ、約5日で戸籍謄本が届きました。ですので急ぎの場合は躊躇わずに速達を使いましょう。

3.マイナンバーカードで申請

実は戸籍謄本はコンビニでも申請することが可能ですが、このサービスはまだはじまったばかりで『対応している役所のみ』利用ができます。そのため現時点ではまだまだ気軽に利用できるサービスとは言い難いのですが、対応している地域であれば郵送での取り寄せよりも簡単に請求することができます。

また、コンビニで申請する際のメリットとしては、

  • 役所窓口が閉庁してる早朝・深夜でも対応可能
  • 土日祝日も対応可能
  • 申請する市町村によっては、直接役所に行くよりも交付金額が安くなる可能性がある
  • 全国のコンビニチェーン(セブンイレブン・ファミマ・ローソン)で利用可能

以上のように利用者の利便性が向上するというメリットがあるとともに、窓口業務の負担軽減、証明書交付事務コストの低減など役所側にもメリットがあります。

コンビニ申請のデメリットとしては、

  • 対応している市町村がまだまだ少ない
  • 申請可能な証明書が役所によってバラバラ
  • そもそも申請にはマイナンバーカード が必要

といったようなものがあります。利用者にとっても役所側にとってもコンビニでこのような公文書の申請が出来るようになると利便性が向上するため、現在順次拡大中となっているようです。ですので、郵送での取り寄せをするまえに、コンビニで申請できるかどうかを確認したほうがいいかもしれません。

郵送時の項で『定額小為替』という耳慣れない言葉が出てきましたが、これは現金と同じ役割をします。定額小為替を郵便局に持っていくと現金と交換してもらえます。

現金を郵送する場合には現金書留にする必要がありますが、定額小為替という証書を利用することで普通郵便で郵送することができるので、小額の送金には大変便利です。

届いた戸籍謄本を確認する

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戸籍謄本の申請を郵送したのが6月17日でしたが、6月22日夕方に郵送されてきました。さすが速達です、わずか5日で戸籍謄本が届きました。届いた封筒を見ると見慣れない印鑑を発見。

『不足料金着払い』

『ふそくりょうきんちゃくばらい??不足ってことはいくらかお金足りなかったのかな??確認したはずなのに…』

と思いながら封筒を開けてみると、戸籍謄本と申請に使用した住民票が入っていました。特にお金が足りない的な書面等は見当たりませんでした。お金を払わなくて良いのならそれはそれでいいのですが、見慣れない言葉でしたので念のため調べてみることに。

この「不足料金着払い」ですが、役所などから発送する場合に料金不足が原因で公文書が届かなかった際のトラブル防止のためにこの印鑑を押して発送するようです。料金が不足しているかどうかについては役所ではなく郵便局が判断するため、場合によっては発送できないものもあるのですが、公文書が請求者に届かないことで生じる不利益を回避するために、一律で発送物にこの『不足料金着払い』の印鑑を押しています。

郵便ポストに投函されていたということは、料金は不足していなかったということなので、もちろん支払う必要はないということですね。理由がわかってホッとしました。

まとめ

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これでひととおり必要な書類は揃いました。

  • 婚姻届
  • 戸籍謄本
  • 身分証

今後嫁さんと婚姻届の記入をして、7月の特定日に届けを役所に提出する予定です。今回は必要な書類を集めるところまでを記事にしました。次回は実際に婚姻届を役所に提出するところを記事にしたいと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。