晴れの国おかやま24時間100キロ開催中止に関する続報

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こんにちは、のだめです。4月6日に「晴れの国おかやま24時間100キロ歩行」の開催中止が決定しました。開催中止の主な理由は次のとおりです。

  • 全国から人が集まること
  • 幅広い年齢層が参加すること
  • 参加者同士の距離の確保が困難であること
  • 例年通りの医療体制の確保が困難であること
  • 競技参加者の体力低下に伴う感染リスクの可能性があること
  • 政府と各自治体からの要請があったこと

以上のような理由から中止が決定しました。詳細はこちらから。

晴れの国おかやま24時間100キロ歩行

大会開催にあたっては準備にかかる運用資金も多岐に渡るため、参加者に対して参加費の返還はしないという決断がなされました。私自身もこのような情勢下で致し方ないなと思います。また、後日参加申込者に対しての補償について発表すると告知がありましたが、運営本部からこの補償について案内がありましたので、当記事でも共有したいと思います。

<2020年5月大会申込者に対する補償等について>

  1. 2021年〜2023年までの3年間に開催される大会での最優先参加権利を有する
  2. 3年間に開催される任意の大会に参加できる(但し権利の履行は1回のみ)
  3. この参加権利は譲渡不可で本人のみ履行可能
  4. 権利履行時の大会参加費は2割負担とする
  5. その他

最優先で大会に参加できる権利

 実はこの「おかやま100キロ歩行」ですが、参加申し込み時に簡単な試験があります。マークシートでの試験です。試験といっても大会規約及び注意事項をよく読んで一般常識で考えることができる人であればまず試験で落とされることはない程度の難易度となっています。しかし、応募者が多数にのぼる場合には抽選となります。実際に申し込み後に発表された『合格発表』では私の前後の番号10個くらいが飛ばされておりました。試験が難しくて落とされたとは考えにくいので、おそらく抽選に漏れた、ということでしょう。ですので大会に参加したくだ申し込みをしたとしても確実に大会に出場できるかは応募者数によって変わると言えそうです。それを考えると最優先での参加権利があることでほぼ確実に大会に出場できるというのはちょっとしたアドバンテージになりそうです。現時点ではコロナ禍がどの程度で落ち着くのか不明ではありますが、大会が開催される程度に規制が緩和されたとすれば、その年の参加人数は例年よりも多数の応募が見込めることを考えると、最優先での参加権利を有することのメリットは大きいかもしれません。

自己負担金が2割

例年大会参加費は10,500円となります。意外に高いです。気軽にお財布から出せる金額ではない額かもしれません。大勢の参加者が無事にレースを回るために自治体等関係各所への手続きや支援企業など、準備する費用がそれなりに必要なことは想像に難くありません。ですから「ちょっと高いな」とは思いますがまぁ妥当な金額だとも言えるかと思います。この2割負担の詳細は次のようになっています。

広告費、ポスター、チラシ、配布資料等の印刷費、システム費等の経費を差し引いた金額がちょうど2割分となる。

  • 個人での参加の場合:10,500円→2,000円
  • 親子での参加の場合:10,500円→2,000円
  • チームで参加の場合:31,500円→6,000円(3名分)

以上のように実質2,000円で次回の大会に出場できるということになります。

その他:①記念品等はもらえません

2020年大会用ですでに準備ができている「コースガイド」と「大会ゼッケン」については郵送されるようです。また、大会に出場するともらえる「2020年バッチ」や「記念品」の配布はないのかという問い合わせが多くあったようですが、無駄遣いせずに次回大会に持ち越しになったようです。この対応に関しては運営の判断を全面的に支持したいと思います。申し込みにお金払ったんだから記念品よこせという意見もあったようですが、私なら出場してもいない大会の記念品をもらったところで何の価値もありません。マラソンや今回のような長距離歩行の大会は、順位よりも完走したという自己満足のほうが大きいので、記念品やバッチは是非出場した大会でもらいたいです。そして、来年以降で開催される大会はさらに出場者が多くなると予想されるので、十分な大会運営ができるようにするためにもそっちに資金を回したほうが良いと思います。

その他:②大会コースの歩行はやめてほしい

今回大会が中止となりましたが、大会予定日の5月3日から4日にかけて、有志らによる当日の歩行が計画されているようです。

おかやま100キロ歩行の認知度が上がっており、周辺地域への誤解を招き、今後の大会運営にも影響を及ぼす懸念があるため、有志たちでの当日歩行は自粛するべきと私も思います。コロナ禍が収縮した際には思う存分歩けますから、ぜひこの時期の身勝手な行動は謹んでもらいたいと思います。

まとめ

毎年数千人が参加する「晴れの国おかやま100キロ歩行」は今後も開催されるため、集団での当日歩行に関してはぜひ自粛していただき、次回大会にそのやる気は持ち越してもらいたいと思います。今私たちがやるべきことは、これ以上感染者を拡大させないことであり自分勝手な行動は慎む時期でもあります。幸にも現在岡山県では感染者は全国的に見ても比較的少ない地域ではありますが、ちょっとした油断から感染は拡大します。まずはコロナ収束が第一優先なのはいうまでもありません。個人の身勝手な行動で来年の大会が開催できなくなるといったことがないように今は我慢したいと思います。

現在私は小倉で生活しており、毎日ウォーキングは行ってはいますが、人がほとんどいない夜20時以降に行っています。時間帯を選択することで出来ることの幅は広がります。小さなことかもしれませんが、周りを巻き込むような身勝手な行動は最小限にした生活を送りたいと思っています。以上、のだめでした。