ニュースアプリを見ていてイライラすることがありませんか。

おはようございます、のだめです。

 

今日は言いたいことがあって記事を書きます。

言いたいことを簡潔にまとめると

  • ニュースアプリの記事、スピードに重きを置きすぎているのか、誤字脱字が多くて読んでいてイライラすること
  • 事実記事の合間合間に、記者の主観の記事が入っていて、それが事実としての記事なのかどうなのかが分からないまま読んでしまって、後になって違うことに気がつくことがある
  • 記事なのか広告なのかとても分かりにくい

ということです。

自分が気にしすぎているのかもしれませんが、最近特に目につくので、改めて記事にしてみようと思いました。

 

先日Huluを見ることもなく垂れ流ししていたときに、以前見たドラマが始まりました。

校閲ガール。

www.ntv.co.jp

 

校閲って、表には決して出てこない裏方の仕事ですが、無かったら無いで別段困ることでもなさそうにも思えますが、このドラマを見て、校閲って今の時代にこそ必要なことなんじゃないか、と思うことが多々あります。

 

最近、ニュースアプリで時事ニュースを見ることが多いです。

良く使っているアプリがこちら。

www.smartnews.com

 

24時間張り付いて見てるわけでは無いのですが、ちょっとしたスキマ時間に見ることが結構あって、重宝しています。

さっき見たばかりなのに、時間を少し置いてアプリを開くと記事が更新されて、常に最新のニュースが見れるようになっています。

 

スマートニュースに限ったことでは無いですが、こういったニュースアプリの目指しているものって最新のニュースをどこよりも早くってのがあると思うのです。

 

なので、記事の中で、誤字・脱字があるままにニュースのスピードに重きをおいた状態で配信されてしまっています。

 

校閲は絶対していないと思います。

agora-web.jp

多分、こういった記事は数多くのライターさんたちの手によって時事刻々と変化するニュースを文字に起こしていくので、自分の書いた記事を確認をする時間すらないのだと思いますが、それにしても読んでいて、「あれ?これ間違ってるよね」と思うことが多々ある気がします。ニュースアプリでは、スマートニュースに限りませんが、この誤字・脱字をいろいろなところで見かけるので、気にしてもしょうがないとは思うのですが。

 

次に、誰もが知りたい最新ニュースを、精査して内容を詰めて、その事実確認をして、、、という確認作業をしている間に、そのニュースはもう古いものとなってしまう、ということがあるんですかね。

 

なので、記事の内容の精査よりも、出来たて記事を配信することに重きを置いているように思います。

 

スマートニュースを読んでいて、いつも思うのだけれど、その記事が事実に基づいて書かれたものなのか、その記事を書いた人の主観で書かれているものなのかがわからなくなることが多い気がします。

 

ある特定の最新ニュースはどんどん中身が判明していくたびどんどん更新され、追加情報という形で記事になっていきます。

 

つい2、3日前に、新幹線で起きた、新幹線の先端に何かがぶつかったニュースを例に取ると、

 

  1. 新幹線(博多→下関間)にて人身事故。上下線とも運転見合わせ
  2. 新幹線の先端に何かがぶつかった形跡があり、大きな破損が判明
  3. 破損箇所に血痕、破損部に人体の一部が見つかる
  4. 亡くなった方の身元
  5. 事故の詳細と運転していた乗務員の当時の状況が分かり始める
  6. 乗務員の報告ミスと亡くなった人の詳細が流れる
  7. 自殺の可能性を示唆。鉄道会社の事故への危機管理について問題意識

 

スマートニュースで全ての記事をしっかりと確認したわけでは無いですが、このニュースは通常のテレビ報道でも流れていたので、あまり的を外れた時系列では無いと思います。

 

この時系列に沿って、それぞれがニュースになっていくのですが、5番辺りから事実としてのニュースに加えて、それに関連した、似たような記事を見かけるようになります。

 

例えば一昨年にあった新幹線車内での焼身自殺、記憶に残っている人もいるかもしれませんが、こういった過去にあった事件を教訓として、会社としての危機管理についてマニュアルを作成したが、本当に浸透していたのか?といった今回の事故と過去とを比較する記事や

 

そこから派生して、鉄道会社の危機管理体制って何も変わってないよね、という記事

 

この危機管理マニュアルを〜という方は、実際にそういったマニュアルを作成したという事実と、それが生かされていたか?という検証という2部構成です。

 

この記事では、事故を元にこうしました、という事実と、同じ事故が発生したことで過去にも似たような事例はなかったかどうか、という比較検証なので、事実を元にした記事だ、と言えると思います。

 

そういう構成と頭で分かった上で、読み進めると、読み手としても事実を元に過去の事例と今回の事故を再検証することができて、事実の上に自己の考えを積み立てることが出来ます。

 

反面、派生記事の鉄道会社の管理体制ってなんも変わってないよね〜という記事は、その記事を書いた人の主観が主で、その考えを読み手にも同意してもらおうとする記事

 

読み手が賛成するしないに関わらず、実際に事故が再発している、という事実があるので、危機管理がなってないよねっていうのは記事を書いた人の主観だけど、何と無くそうなのかなぁという気になってしまいます。

 

でも、「そうなのかなぁっていう気になる」のは事実じゃないですよね。

 

この、そうなのかなぁっていう気になる記事を読み重ねていくことで、実際の事実と少しずつ誤差が出てきてしまって、後になって検証放送や検証記事を見直したときに、「あー、こういうことだったのね」と本当の事実を知る、ということがあります。

 

ちょっと書いていて、言いたいことが良く分からなくなってきたのですが、伝わるでしょうか? 汗

 

とまぁ、事実とは少し異なった記事を書いた人の思いが積み重なることで事実とは少し違った内容が事実として、読み手に積み重なってしまう、ということです。

 

最後に、こういうニュースアプリには記事の合間合間に広告が貼られています。

クリックする前に、記事の表題をよーくみると、クリック画面の隅っこに「広告」と書かれてはいますが、とても小さな文字なので、意識していないと見落としてしまいます。

 

で、クリックしてしまい、アプリから違うウィンドウが立ち上がって表示される。

 

「あぁん、もうまたトラップに引っかかった」と思いながら広告を消し、またニュースに戻る。

 

元の記事に戻るときにタイミングが悪いと、そのままニュースアプリ更新が重なってしまい、ついさっきまで読んでいた記事がずっと下の方に追いやられてしまって、見つけることが出来なくなる、という負の連鎖に陥ることが。

 

なので、こうして挙げたようにニュースアプリは良いところと、そうでないところ、両方がある気がします。

 

読むときは、事実とそうでないことをごちゃごちゃしないように読んで行きたいですね。

 

それでは、今日も素敵な1日になりますように、のだめでした。