へやがのだめのブログ

転職後の配属先が自分ひとりの職場でした。右も左も分からない土地で、孤独だけどそこそこ楽しい生活が始まりました。

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昨日の敵は今日の友。ネットの友は今も友。現実と仮想現実、どちらもきっと同じ時間。

いつも、隙間時間にはよくSpotifyを開いて音楽を流しています。家事洗濯や、シャワーを浴びるときなんかによく聞きながらやっています。

今日も朝食を食べ終えて、食器を洗っているときに、Spotifyで音楽を聴いていたのですが、そこに懐メロが流れ始めました。

 

KOKIAのありがとう

 

私は、だいぶ前にオンラインゲームにはまった時期があり、10年以上同じオンラインゲームをやり続けた期間がありました。

今ほど携帯が進化していなくて、パソコンが普及し始めた頃かな、2000年のはじめ頃だったと思います。

MMORPG(大規模多人数同時参加型オンラインゲーム)と呼ばれるもので、仮想世界に自分だけのキャラクターを作って、その世界で冒険をする、と言うものです。

 

そのゲームをやり始めた頃は、まだ大学に入りたてで時間もたっぷり取れたこともあって、学校生活以外は全てこのゲームに捧げたと言ってもいいほどのめり込みました。

 

こう言ったゲームには基本的にチャットと呼ばれる、仮想世界の相手と対話が出来るシステムが盛り込まれてて、パーティや冒険をするときによく使われていました。

 

同じようなレベルで同じような時間帯によくパーティを組んでいたので、自然と仲も良くなり、ゲーム内にログインすると「ただいま」とか「おかえり」と言ったような、日常で交わす挨拶をゲームの中でもするようになって行きました。

 

自分にもそう言ったゲームの世界で知り合った仲間がたくさん出来ました。

 

ある意味、そう言ったMMORPGは現実世界の電子情報のようなものがまだ発展途上で自分たちの世界に浸透しつつある途上だったこともあり、ゲームの中だけでの親交が続きます。

 

それと合わせて、現実でもどんどんネット環境が整備されていって、所謂SNSが爆発的に進化する手前の時期になると、ゲーム世界でのチャットから、パソコンを使ってスカイプなどの対話に進化して行きます。

 

私は、そういった現実世界の人同士とのコミュニケーションが盛んになる頃までには、MMORPGから離れてしまっていたので、よくは分からないのですが、SNSが盛んになる手前、ゲームの世界での対話が主だった頃、チャットがメインの時代だった頃、自分の目の前にいるキャラクターの本人がどんな人なのだろうか、と言うことを

 

そのキャラクタの仕草だったり、チャットの返しだったり、と数少ない情報から色々と想像を膨らませて楽しんでいました。

 

そう言うチャットでの親交が5年ほど続いたときに、自分たちの所属していたグループで実際にオフ会をやろう、と言うことになり、全国各地からそのオフ会のためだけに東京に集まったりもしました。

 

現実で会うのは初めてなのに、初めてではないような親近感、初めて会ったのに、「初めまして」ではなくて、「おー!キャラとそっくりだな!w」とか「女キャラだから女だと思ってたよw うわー、ネカマかよっw」みたいなゲラゲラ笑いあえるような楽しい時間を過ごすことができました。

 

その当時知り合った人とは、いまでも数人ですが親交があって、たまに連絡を取ったりしています。

 

現実に知り合うのと同じような感覚で知り合いにもなれたし、仲も良くなれた。

 

でも、ゲームの世界が主だったため、ゲームが廃り始めると、一人、また一人、ゲームを引退する人が出始めます。

 

現実の世界とは違って、ゲームであるがゆえ、興味がなくなったらやらなくなる。

当然といえば当然なのですが、当時はそれがとても寂しくて、いつも一緒に遊んでいた仲間が引退することになった時は、とても悲しかった記憶があります。

 

そんなゲーム内での引退式があると、必ず作られたのが、現実で言うところの卒業アルバム的なものでした。

 

ゲームの中で知り合った仲間とのスクリーンショットを貼ったり、動画を切り取ってみたり。

そうやってつなぎ合わせた動画に音楽を乗せて相手に贈るというのが流行りました。

 

その動画の効果音というかBGMとしていつも使われていたのが、このKOKIAのありがとう、という歌でした。

 

なので、今日はこの歌が流れ始めたときに、ふと昔のオンラインゲームでの出来事がフラッシュバックのように蘇ってきて、当時のことを思い出し、ふと懐かしんでいました。

 

今、みんな元気にやってるかな。

違うゲームで昔のようにワイワイとやっているのかなぁ

 

今は、スマホで似たようなゲームをいくつも体験出来ますが、当時と同じような体験が出来るほどみんなのめり込んでいなくて、もっとドライな楽しみ方をしているのではないかと思います。

 

そんな、インターネットが普及し始めた頃の懐かしい思い出でした。