のだめ、無事試験を終える。
先程、貿易実務C級の検定試験が終わりました。
終了と同時に、回答が配られたので、新横浜のドトールで自己採点していました。
結果、200点満点中191点でした。
合格には80%の正解率が必要なので、無事クリアです。正式な発表は6月1日ですが、まぁ大丈夫でしょう。受かってると思います。何度も何度も解答用紙チェックしたので、間違いないと思います。
というわけで、無事試験も終了したので、貿易検定C級について自分がどういう勉強をしたのかについて、まとめます。見てくれた人の参考になればいいなと思います。
- 勉強期間:3月から本腰を入れ始めたので、2か月ほど
- 勉強時間:1日最低でも2時間は貿易実務の勉強に充てていました。
- 使用教材:貿易実務ハンドブック-ベーシックと過去問10回分
- 拘束時間:まとまった時間はなかなか取れない状態が割と続いていたので、出張じの電車の中や、ホテルで寝る前、起床時などこまぎれの時間をほとんど充てていました。一日中勉強できる環境があればもう少し勉強時間は少なくても良かったかもしれません。
- 英語:英語に触れるのは約20年ぶりだったため、貿易英語を理解するのではなく、暗記する覚悟で臨みました。
以上を踏まえて、参考になるところがあれが良いなと思います。
1.参考書の読み込み(約1か月まるまる費やした)
貿易って何なの?という基本的なところから知識がなかったため、貿易実務ハンドブック-ベーシック編を読み込むところから始めました。
まず、貿易についての知識がほぼゼロの状態だったので、貿易について全体像を把握するところから始めました。
この参考書、お値段が3,600円とわりと高額なのですが、これ一冊だけ買えば他に参考書はいらないので、頑張って準備しましょう。
また、総ページが540ページとかなり分厚く、初めのころは全部読み終わるころには一日が終わってしまうくらいの分量でした。
ここで大切なのは、この参考書の中身を丸暗記しようとは思わないことです。ページ数が多すぎて一度に覚えようとしても覚えきれませんし、そんなことしたら嫌になってやる気がなくなってしまいます。
なので、何度も何度も読むことになるのですが、このときも覚えようとせず、「ふーん、なるほどね~」くらいの感じで読み込むのが良いと思います。
私も最初読み終わったときは、初めのほうに書いてあった内容が頭の中から消えていたので、繰り返し読み込むのがベストだと思います。
また、全体のページ数がかなりあるのですが、それはひとつひとつのポイントについて、とても丁寧に説明してくれているためで、何度も読み込んでいるうちに、「あー、これこれ、本に書いてあったね!この間読んだよ(笑)」のように、 内容を説明できるほど覚えてはいないけど、言葉は聞いたことある、位になるはずです。
何度も読んでいると、言葉自体を説明できるまではいかなくても、その言葉がどの分野で書かれているのかが段々わかってきます。
なので、貿易実務についての全体像がなんとなく分かり始める程度まで、この読み込みで持ってこれれば、ベストだと思います。
私は、参考書の読み込みに結構時間がかかってしまい、約1か月使いました。
言葉の説明などはできませんが、内容がどこに書いてあったかなくらいにまではなっていました。
以上のように、内容を覚えるのではなく、「この言葉、みたことあるぞ」にまで持ってこれるようになるまで読み込んだので、10回以上は読み込みました。
参考書の読み込みで約1か月使いました。
2.ひたすら過去問。(ここからは参考書はほとんど使いません)
「この言葉、みたことあるぞ」程度まで来たら、貿易実務に関してはあとはひたすら過去問を解きまくりました。
過去問は1回分が約1500円で購入できるので、時間に余裕があれば10回分の過去問があれば十分すぎでおつりがきます。
実際に過去問を解いていきます。点数は気にしなくていいです。
間違えたところは、過去問の解説を読み込んでいき、それでも解説に書いてあることが理解できない場合のみ参考書の該当部分を開いて確認します。
10回分の過去問を何度も何度も繰り返し解いていると、毎回出題される問題があることに気が付きます。
ですので、その問題は確実に抑える。
以上、貿易実務関係は、残り1か月はひたすら過去問を解きまくりました。
10回分の過去問を10回以上解きました。
だんだんと、間違える箇所が少なくなっていき、解説を読む回数も減ってくるので、ケアレスミスだけはしないように努めました。
試験の結果は、150点満点中141点でした。
3.貿易実務の英語について
貿易実務の英語に関しては、一般に使われている意味とは違った意味を持つ言葉が結構あったため、まとめて持ち歩きながら読み込みました。
過去問に出題された、英文と和訳をそのまま書き出し、どういう内容が書いてあるのかを徹底的に読み込みました。
過去問で出題された英単語で分からなかったものもまとめてリストを作りました。
この英語問題に関しては、貿易についての理解を深めるというよりも、どれだけ貿易英語を知っているかだけが問われているので、そのまま英文読んで日本語に当てはめるやり方で十分でした。
和文から英語に直せという問題があったらきっと間に合わなかったでしょうけど。
なので、英語に関しても過去問10回分をひたすら解きまくりました。
英語に関してはほぼ丸暗記でしたが、貿易実務の時に感じた苦痛はなく、わりと楽しみながら覚えられました。
英語の過去問は合計15回程解きまくりで、ほぼ過去問に出題された英単語・構文は覚えられました。
実際に、英語は50点満点中50点満点でした。
一番最初に過去問に取り組んだ時の点数が200点満点中60点だったので、そこから考えれば、十分すぎるくらいの結果は出せたと思います。
貿易実務検定がひと段落したので、これからは通関士試験に向けて勉強をしていこうと思っていますが、7月に貿易検定B級があるので、合わせて合格出来たらなぁと思っています。
長くなりましたが、貿易実務検定C級の勉強法でした。
参考になるところがあれば幸いです。