玄関に貯金箱を置いたらお金を貯めることがクセになり、まぁまぁな金額になってて楽しむことができた話。

こんにちは、のだめです。もともと私は高額なものを買うといったような浪費癖はないのですが、ちょっとしたものを買う癖があります。外出したときの支払いがまだ完全にキャッシュレスになっていないため、支払いのたびに小銭が少しずつ増えていきます。仕事を終えて帰宅したときに小銭入れを見ると、レシートと小銭でパンパンになっていることがあります。そして今日はもう外出しない、というときに小銭を玄関に置いている貯金箱に入れています。

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手前が貯金箱。

1月に転勤してきたときにこの貯金箱を玄関に置いて、仕事から帰ってきたときなどに小銭を入れていました。2月の中旬に早くも貯金箱が満タンになりました。貯金箱を開けて中身を取り出して数えるのは面倒なのでそのまま銀行のATMの小銭窓にぶっこむと、表示された金額はちょうど1万円でした。結構小さなリラックマ貯金箱ですが、ぱんぱんに貯金すると1万円入れられるということです。1ヶ月で無理のない貯金方法で1万円が貯められるのなら1年で12万円。こうしてみてみると結構なまとまった金額ですよね。

玄関に置くこととなった理由

実はこの貯金方法は今年の1月からはじめたことではなくて一昨年の12月くらいからはじめました。ちょうど新横浜から倉敷に転勤になったころあたりです。奥のリラックマの置物(※実はこれメガネ置きなのですが、使い勝手が悪いため全然本来の使い方はしていない)と合わせてオブジェとして置いていたリラックマ貯金箱の置き場をどうしようと考えたときに「あ、そうだ。玄関に置こう。自分にとっての縁起物だし」という気持ちから玄関に置き始めました。そしてせっかく貯金箱なのだから小銭貯金でもしてみるかとはじめまたのです。もちろん小銭はその日その日で残る金額も違いますが、習慣的にしていることがあって1円や5円、10円がなるべく無いように小銭を使うようにしています。

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小銭入れは普段左のお尻ポケットに入れているので、小銭がかさばるとお尻にぐいと当たるため気持ちが悪いです。そのため現金で支払う際にはお釣りがまとまるように小銭を使うようにしています。また、普段ならIC決済する場所でも小銭が多いんだよなというときにも現金払いをして小銭が減るような使い方をします。すると5円、50円、100円、500円玉がメインになり、1円と10円の割合が減っていきます。この小銭をまとめるという小さな意識で小銭入れがぱんぱんにならないようにしています。ということは自然に貯金箱に入れる小銭も5円、50円、100円、500円というまとまった金額が入っていくため1ヶ月で1万円が貯まっているという具合です。

この貯金箱が玄関ではなくて居間に置いてあったり寝室に置いてあったとしたら貯金は続かなかったかもしれません。なぜなら忘れ物防止のために、財布と小銭入れ、キーケースを玄関に置いているからです。居間や寝室に貯金箱が置いてあったら毎日玄関から小銭入れを持ってきて貯金をする必要があり、終わったらまた玄関に小銭入れを置きに来なければならないからです。忘れ物防止のために玄関に置いているのに、面倒でそれすらを忘れてしまいそうです。

小銭入れに入れたレシートもお金に変わる

また小銭入れにはレシートも取っており、1日の終わりに自宅で家計簿をつけています。家計簿に記入が終わったらレシートは処分する前にアプリに投稿しています。

最近ではレシートを撮影して投稿するとポイントがもらえるアプリも出てきているので、このレシート保管は家計簿として使うだけではなくてお金を生み出してくれるわけです。一石二鳥ですね。

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「Rakuten Pasha」をApp Storeで

もともとあまりポイントカードなどはかさばるという理由からなるべくなら持ちたくありませんでしたが、最近ではカードではなくアプリがカードの代わりをしてくれるようになったのでかさばることもありません。現在私は楽天が運営するアプリをいくつか利用していますが、1度個人情報を登録するとアプリをまたいで情報が連携されるため、毎回ログインする必要もないため便利ではあります。唯一楽天アプリで不便と感じるのは、それぞれ別のアプリを立ち上げる必要がある、ということでしょうか。

現在この4つを主に使っていますが、使う用途に応じてそれぞれを起動する必要があるのが面倒だなと感じる点ですね。まぁ面倒とは感じつつも起動は一瞬なのでストレスはほとんどありません。

「玄関開けたら小銭を貯金」に向いている人・向いていない人

これまで18ヶ月にわたって実践している「玄関開けたら小銭を貯金」ですが、誰でもおすすめできるわけではなくて、向き不向きがあるような気がします。

<玄関開けたら小銭を貯金に向いている人>

  • 習慣化しないと実践できない人
  • 現金払いの人
  • 貯金箱を開けて数えるのが面倒な人(ちょっとだけ大雑把な人)
  • 小銭入れになるべく小銭入れたくないけれど、1日の終わりの貯金に楽しみを見出せる人

<玄関開けたら小銭を貯金に向いていない人>

  • すでに自己管理ができている人
  • キャッシュレス決済がメインの人
  • 几帳面な人

少しざっくりとした分類になってしまった感じもしますが、この小銭貯金はキャッシュレス決済がメインの人にはあまり向いていません。そもそも小銭が発生する機会がないからです。あと几帳面な人だったら小銭入れにレシートをあまり入れないような気もしますし、自己管理がしっかりとできている人なら、貯金箱が玄関以外のどこに置いてあったとしても実践できるだろうからです。

逆にこの「玄関開けたら小銭を貯金」が向いている人は、現金払いがメインで小銭が発生する支払いをしていることが前提であり、また毎日小額が貯金箱に貯まっていくことに喜びを感じられる人は向いていると思います。また、帰宅したときに貯金箱を見て「あ、そうだそうだ。小銭を貯金しないとね〜」と、【貯金箱をみる→貯金する】という思考を毎日できる人です。毎日することを無意識に実践できるような人には向いていないような気がします。

そして、貯まった貯金箱を開けてじゃらじゃらと小銭が出てきたことに素直に喜びを感じつつも、金額を確認するためにいちいち数えるほど几帳面ではない方こそ向いていると思います。

  1. 貯金箱を開ける
  2. 巾着袋に小銭を入れる
  3. 銀行に持っていく
  4. ATMに小銭を入れる
  5. 通帳で貯金額を確認して嬉しくなる

金額を確認せずに銀行までお金を持って行くまで金額がわからないということは、貯金箱を開けてからお金を預けるまで楽しみが続く、ということです。

これに楽しみを見出せる人は、きっと小銭貯金は向いていると思います。

まとめ

今回は玄関に貯金箱を置いた生活を実践したら意外とお金が貯まったよ、というお話でした。貯金に限った話ではありませんが、これまで何かを継続しようとしてチャレンジするもなかなか継続しきれなかった人にこそ、小銭貯金は試してもらいたいです。貯金箱が満タンになったときのあのずっしりとした重厚感。「ええええ、これ本当に自分が貯めたの?」と感じられる満足感。そして貯金箱を開けてから預けるまで続くワクワク感。こうした小さな喜びを達成していくことで、貯金する楽しみではなくて、継続することの楽しみを享受していただければ嬉しいです。せっかく継続するのであれば、楽しいことを続ける方がきっと楽しめると思いますよ。以上、のだめでした。