【限界に】高校野球を見て感動して、いつもの倍のコースを歩いた結果【挑戦】

こんにちは、のだめです。

 

昨日は、高校野球済美VS星稜の試合を見て、感動のあまり泣いてしまいました。

逆転サヨナラ満塁ホームラン。毎年この時期は高校野球が楽しみでなりません。

 

試合の後も興奮からか体の震えが止まらずにいました。

 

あまりに素敵な試合だったので、この感動を無駄にするわけにはいかない、暑さにかまけてウォーキングをサボったりなんかは以ての外と思い、外出しました。

 

この日は、直前に感動していたこともあってか、いつもよりハードなコースを歩きたくなり、新横浜から菊名駅に向かい一旦夕食を食べ、その後小机駅を経由して新横浜に戻る、というコースを選択しました。

 

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コースの距離としては7.5kmでいつも夜間に歩く距離の倍である。

 

距離はいつもよりも長いけれど、なんとかなると思った。

問題は、高低差だ。

 

新横浜は、駅を挟んで一気に地形が変化する。

駅の左側は、ビジネス街ということもあり道は舗装され平坦で、アリーナやサッカー場があるため、歩行者道路もしっかりと確保されているので、とても歩きやすいのですが、

 

駅の右側部分は、主に住宅地となっていて、山を切り崩し棚田部分に家を建てているようなところが非常に多いため、新横浜から菊名に向かう経路は、一度山を登って降りる経路となる。

 

そして、道幅はとても狭く、道路の道幅は車幅の1.4倍程しかないので、車に乗っていて前から対向車が来るとすれ違えないほど狭いところもある。

 

なので、保険をかけるわけではないけれど、序盤に山間を通るルートにして、後半は舗装された平坦な道にすることで、最後まで歩けるようなコース設定にはしてあった。

 

いつもより距離が長いため、持ち物もドリンクとタオル、ウェストポーチ(普段は小さめのリュックサックなど、色々なものを入れられるカバンを持参していた)と軽装で出発した。

 

このウェストポーチの選択が、後々最悪の事態を招くことになる。

 

序盤の山間のウォーキングをなんなくこなし、無事菊名に到着する。

かかった時間は20分。

 

わりといい感じのペースである。

 

そして、お肉がどうしても食べたかったので、駅前にある松屋に入る。

 

この日は微妙な時間に朝食だったため、お昼は特に食べなかった。

そのため、18時半とはいえわりといい感じでお腹が空いていたので、焼肉W定食のごはん少なめを注文。

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20分とはいえ、かなりの汗をかいていたためか、焼肉定食と合わせ水もガブガブ飲んでしまった。

 

お肉を食べ終えて、やる気もマックスになったところで、ウォーキングを再開、小机に向かうことに。

 

菊名駅から新横浜へは、アップダウンは殆ど無く、いいペースで歩くことができた。

時間にして20分弱。行きよりもペースは若干上がっていた。

 

横浜駅から小机駅へは、日産スタジアムの外周を通るいつものルート。

毎日歩いているコースなので、目をつぶっていても今どこを歩いているのか、音で判断することが出来るほど。

 

そんないつものコースなので、歩くペースも軽やかに、ハイペースで歩いた。

 

日産スタジアムの外に併設されたサッカー場の土手は、周りに遮るものが何もないので、ここだけはいつ歩いても気持ちのいい風が吹いている。

 

昨日もそうだった。身体中から吹き出る汗が、ここの土手を歩き始めた途端、流れてくる涼しい風が肌から汗を拭い去ってくれるような感じだった。

 

決して涼しくはないが、心地よい風。気持ち良くなりつつ軽快に歩いているときに、突然ソレは私を襲ってきた。

 

ギュルギュルギュルギュルルルルル・・・

 

突発性の下痢だった。

 

菊名駅で肉と大量の水を体に入れたせいなのか、ホント突然やってきた。

 

突発性の下痢は、中間を一気にすっとばして発生と同時に限界点まで達してしまった。

 

ほんの数分前までは軽快に歩いていたのに、突如下痢を知らせるサインで動けなくなってしまった。

 

涼しい風が吹き通っていく土手は、いわゆる土手なので、公衆トイレすらない。

 

内股歩きになり、お尻にどうにか力を入れつつ、ほふく前進をするかのようなペースで歩き始める。

 

一瞬でもお尻の力を緩めたら、終わり、という状況の中

 

「あ、そうだ。リュックにストッパがあったはず!」

 

と、突発性の下痢薬を思い出す。

 

と、背中に手を伸ばすが・・・

 

「あ・・・今日、リュックサック持ってきてないわ・・・」

 

いつものウォーキングのときには、こういった不測の事態にも対処できるように、水筒とストッパ(下痢薬)、正露丸、絆創膏などが入っているのですが、この日は出来るだけ軽装にしたため、ウェストポーチには入れていなかった。

 

「うぅ・・・おぉぉぉ」

 

と、変な声をあげつつ、少しずつ前進する。

 

土手を歩き終え、目の前に飛び込んできた公衆トイレ。

 

「あぁ、助かった」と嬉しさのあまり泣きそうになったが、何でかこんなときに限って公衆トイレの前に列が出来ていた。

 

5人ほど並んでいる。

 

「ダメだ、5人分待ってるほど余裕はない、仕方ない」

 

コースを急遽変更して、事務所に向かうことに。

 

この公衆トイレから会社までは約400m。

 

ほふく前進で進んでも5分以上かかるが、公衆トイレにならんでも5分以上は待ちそうな感じだった。

 

歩くのはとても危険に感じたが、待っていて5分で入れる保証もなかったので、危険と感じつつも事務所に向かうことにした。

 

このとき、お腹の具合は、限界点はとうに越えていて、お尻の力を少しでもゆるめたら一気に吹き出しそうなほど。

 

「うぉぉぉぉぉ、俺は、出来る、俺は出来る」

 

と、自分を鼓舞させながら事務所に少しずつ向かっていく。

 

事務所まであと信号2つ分、というところに迫ったとき、最後のひと波がお尻にやってきた。

 

「あぁぁ、もうだめぇぇ」

 

と泣きたくなるくらいお腹の痛みが凄い

 

もう一歩も歩けないと感じたそのとき、顔を上げると10m先にコンビニが見えました。

 

藁をもすがる思いでコンビニに入り、

 

「トイレ・・貸してください」

 

と店員さんに伝え、這うようにしてトイレに駆け込みました。

 

5分後、すっきりした私はトイレから出てきたのでした。

 

感動の涙は高校野球で流したばかりですが、

 

トイレに駆け込んだ瞬間、同じくらいの感動と安堵につつまれて思わず涙が出ました。

 

お腹も気持ちもすっきりとした私は、今度こそ軽快に帰路についたのでした。

 

いつもと違うことするときは、いつも以上に気をつけないとダメだな、と改めて感じたウォーキングでした。

 

みなさんも、この夏、食べ過ぎ、飲み過ぎあるかと思いますが、急なトラブルに対処出来るように、準備だけは怠らないようにしましょう。

 

それでは今日も素敵な一日になりますように、のだめでした。