70間近の父が、私にガジェットについて教えるという逆転。

こんにちは、のだめです。

 

タイへの視察を明日に控えて、着々と準備を進めています。

 

ガイドやら何やらを見ていると、現地では公衆トイレは有料とか、ホテル以外では紙がないとか、水道水は飲むべからずとか、いろいろなトラップが用意されているようです。

 

水分は昔に比べたら取らなくはなりましたが、それでも普通の人以上には飲むと思いますし、食べると思います。

 

食べたら食べたで、ウンチもしたくなると思うので、普通の人以上にトイレにも行きたくなるだろうなぁと。

ということで、トイレ用のウェットシートを多めに買ってみたり、もの凄く暑いだろうから、汗もたくさん出そうなので、ボディウェットシートも多めに準備。

 

現地で食事するときにもウェットシートあったら便利だろうなぁということで、ボディシートとは別に食事用のウェットシートも準備してみたり。

 

キャリーバッグの結構なスペースがウェットシートで占められる事態に。

 

服は、新横浜に赴任してきてからちょくちょくユニクロで買い足ししていたので、5日分位の私服はあります。

 

明日の午前中は会社に一応行くのでローファー持って行くけど、現地に行ったら暑いからサンダルとかスニーカー無いと不便だなぁということで、靴も3足ほど準備。

 

そんなこんなしていたら、結局いつも使っているキャリーバッグでは全然入り切らないことが判明しました。

 

先日、実家に帰った際に、でかいキャリーバッグを持っていけと親に言われたのですが

 

「たかが数日外国行くだけだよ。そんなにでかいキャリーバッグ必要ないでしょ」

 

と言ってしまったのですが、結局いつもの国内出張用のキャリーバッグでは小さすぎて入らず、再度実家に大きいキャリーバッグを取りに行く羽目になりました。

 

「ほら、言わんこっちゃ無い」と言われ

 

「はい、申し訳ございません」と謝ることしか出来ませんでした。

 

両親は旅行が好きで月に一度国内外問わず旅行に行っていたのを忘れてました。

旅行の達人が、それではダメというのですから、ダメなんでしょう。

 

はじめから言うこと聞いていれば、バッグを取りに帰る往復4時間の時間を無駄にせずにすんだはずです。

 

往復4時間で、新横浜に戻ってきて遅めの昼食を食べて、ちょっとひと休みで合計6時間です。

カバンを取りに帰るのに費やした往復時間と食事した時間で、バンコクに行けちゃうという素敵な距離具合。

 

ということで、アパートに戻って出発の準備の続きです。

 

パソコンは、壊れたり盗まれると嫌なので持って行きませんが、タブレットはあるにこしたことはないのと、機内中に少しでも過去問やっておきたいなぁという思いから持って行くことに。

 

iPhoneは海外でも人気なので、盗まれる危険があると旅行雑誌に書いてあったので、首から下げて取られないように防犯ブザーも装着。

 

パスポートとクレジットカードも準備したので、おそらくひと通りの準備は終わったと思います。

 

先日も沖縄に出張に行ったときに、代えのトランクスと下着を忘れるヘマをしたばかりなので、明日家を出る時まで何かを忘れていかないか不安で仕方がありませんが、確認の確認をしたところで、ひとまず準備は終了となりました。

 

実家から帰るときに、キャリーバッグだけでは不安だと思ったのか、父親から

 

「一応、これも持っていけ」と翻訳機も預かりました。

 

pocketalk.jp

 

今話題のポケトークでした。

 

すでに父親が持っていて、外国に行くときに重宝しているとのことで、使い勝手に太鼓判を押してくれました。

 

試しに、日本語とタイ語の変換を試してみました。

 

ポケトークの目の前で伝えたいことを話すと、1、2秒で即座に翻訳してタイ語で発音されました。

 

私はタイ語は、全くわからないので、しっかりと翻訳されているのかは正直わからないのですが、

 

実際に父親は仕事で中国に行った際に何度もポケトークを使用しており、満足した会話ができているそうなので、翻訳機能についても問題なさそうでした。

 

「唯一このポケトークの欠点を挙げるとするなら、Wi-Fiに繋がっていないと使えないことかなぁ」と言っていました。

 

世界共通で使えるsimを指したものを使えば、どこでも使えるみたいなのですが、そこまで頻繁に海外に行くわけでも無いので、そういう端末に高額のお金を使うのもちょっと、と思ったので、Wi-Fiタイプを購入したとのことです。

 

頻繁に海外出張や海外旅行に行く人であれば、sim入りのポケトークを使った方が便利かもしれませんね。

 

「あ、それと」と父親からもう一つ伝言

 

「一番良いのは、現地の言葉が話せるのが一番良いよ。とっても楽」と。

 

相手の言っていることを理解するのが第一の問題ですが、どうしても会話と会話の間にポケトークが入ると、会話が途中で途切れてしまうので、会話のテンポにウズウズするようです。

 

でもそれが出来ない人が多いからポケトークが流行っているんでしょう 笑

 

と突っ込みそうになりました。

 

ポケトークを使いこなしている父ですが、実は中国駐在期間が長く、ポケトークなしでも会話は問題なく話せるレベルなので、

 

「そんなにペラペラなら、ポケトークいらないじゃない?」と言うと、

 

「新しいものが好きなんだよねw」と言う素敵なコメントをいただきました。

 

そういえば、我が家にパソコンが来た時も、Windows95が大流行した時だったなぁ

 

「これからの時代、コイツが世界を変える」と発売と同時に購入していました。

 

実際に、Windows95が世に出回り始めてから、加速度的にITが進化したようにも感じます。

ただ、当時我が家のパソコンの棚にはWindows95でしか使えないエロゲームがあっ他ので、父親はこれをやりたくてパソコンを買ったのではないか、と言う疑惑がありました。

 

真偽を確かめたくて当時中学生だった私も必死にパソコンを覚えようとしたのですが、当時は初心者にはあまり優しい時代ではなくて、知ってる人が使いこなせる時代だったこともあり、結局、使いこなせずエロゲームを見ることは叶いませんでした。

 

きっと当時の世の中のオヤジ世代は、エロゲーしたさに必死にパソコン操作を覚えたのだと思います 笑

 

そんな新しいもの好きの父親なので、新しい電子機器が発売されるとすぐ買ってしまい、実家にはたくさんの最新機器が集まって行きました。

 

今でも実家に帰るたびに、パソコンがでかくなっていたり、テレビに繋がれる機器が増えていたりと、いろいろ最先端の機材を使いこなしている父なので、未だ好奇心は衰えていないようです。

 

もう70近いですが、そんな父曰く、

 

「最新の技術に触れとかないと、今の時代すぐ取り残される」と申しております。

 

iPhoneやらiPadMacBook、使いこなせて当たり前。コンピュータに使われているようじゃこの先、やって行けないぞ」

 

と、ことあるごとに私に言ってきます。

 

そんなことも影響しているのか、私もパソコンやらタブレットを新しくして見たり、なるべく食わず嫌いのままにならないように気を配っています。

 

いつまでもこう言う新しいもの好きでいてほしいな、と言う思いと

 

自分も、使いこなして、いつかは父親に教えられるようになりたいと、今回の旅行の準備をしながら思うのでありました。

 

それでは、今日も素敵な1日になりますように、のだめでした。