どんなときもWi-Fi 回線復旧へ

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どんなときもWi-Fi 復活へ

こんにちは、のだめです。連日どんなときもWi-Fiの動向を記事にしてきましたが4月1日午前0時に回線復旧となりました。0時になった直後に速度計測をしてみたかったのですが、寝てしまいました。そのため、朝起きての速度計測です。

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決して高速というわけではありませんが、端末の再起動もリセットもかけることなく電源を立ち上げてすんなりと通信が可能になっておりました。これまで朝起きたら通信がとれなくなっていて何度も再起動をかけたりといったことをしてきたことを考えると、電源入れてすぐにつながるというのがこんなに嬉しいものなのかと思ったほどです。

巷ではこの通信が取れるかは運次第、まるで【運ガチャ】のように揶揄されていたわけですがそれも昨日まで、ということになりそうです。

今回の通信障害は、通信量不足が原因

3月から大規模で発生したどんなときもWi-Fiの通信障害ですが、通信量不足が原因でした。今回の通信障害があったことで、ちょっとだけ通信関係の知識が増えたのは想定外の産物だったかもしれません。現在どんなときもWiFiを利用している方の多くはきっとクラウドSIMについて理解した上で使っているんじゃないかなと思います。けれど私のようにほとんど理解できないままとりあえずどこでもWiFiがつかえて便利だ、という一面だけ捉えて契約している人も一定数いると思うため手前味噌ではありますが、クラウドSIMについて解説したいと思います。まずこちらの図をご覧ください。

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スマートホンや携帯電話などにはSIMと呼ばれる携帯やスマートホンで通信を行うための様々な情報が記録されている基盤カードが埋め込まれています。携帯やスマホでネットに繋いだりする際には、このSIMカードが個人の端末を認識して使用できる回線とスマホとを繋いでくれる役割をしているわけですね。

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携帯やスマホに内蔵されているSIMカードとは別に、上図のようにクラウド上に仮想的に作り出したSIMを沢山置いておく技術があります。このクラウド上に仮想的なSIMを置いているものをクラウドSIMと呼んでいるわけです。利用者は通信を行う際にこのクラウド上に無数あるSIMの中から最適なものを選んで通信をするわけです。

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今回どんなときもWi-Fiで発生した通信障害は、ざっくりいうとこんな感じで。多数の利用者がクラウド上にあるSIMに繋いだ結果、SIMが足りなくなり通信ができなくなる人たちが多数発生した(=データ通信量の不足)というわけですね。ざっくりとしたイメージはこのような感じです。そのため、運営元のグッドラックはこのクラウド上にある仮想SIMを沢山増やす対策に乗り出した、ということだと思います。この対策にかかる時間が2週間もかかるものだったのかについては正直分かりませんが、日が変わって再起動やリセットを行わずに利用できる現状を考えると、この課題だった通信料の確保はある程度賄えたのかなと。(※通信に詳しい人が見たら、この説明は違うよと言われるかもしれませんが、あくまでイメージです。)

今日の通信速度

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こちらは今日の通信速度です。決して早いとは言えない数値ですが小倉駅周辺は大体こんな感じです。通信障害期間中はほぼゼロだったことを考えると、超高速といえるかもしれません笑

とりあえず今回の通信障害によって影響を受けた方も大勢いるかとは思いますが、正常に戻ったことで安堵していることと思います。とりあえず現時点ではこのままどんなときもWi-Fiを継続して使っていこうと思います。のだめでした。