観光地の客離れが深刻という話を聞いていたけれど実際に倉敷の美観地区を訪れて実感した現地の深刻さを感じつつ、有名人に会ったという話

こんにちは、のだめです。連日テレビで新型ウィルスの影響で観光地への訪問客が激減していると報じられています。週末を利用して昨年まで住んでいた倉敷に戻ってきました。岡山に到着して改札を抜けると確かに外国人の姿があまりない気がしていました。翌日、倉敷美観地区に行くことになっていました。

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翌日倉敷に嫁さんとやってきました。二人が初めて出逢った喫茶店エル・グレコにやってきて実感したのでした。

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お客さん0人でした。大原美術館の真横にある喫茶店なので美観地区に来るロケーションとして立地は抜群なはずです。昨年お店に入った時には満席だったのですがまさか誰もいないとは思いませんでした。お昼前にもかかわらず美観地区を歩く人たちはまばらで、現地に来てみて改めて観光地に人がいなくなっているということを実感しました。

エル・グレコの店員さんに新型ウィルスの影響があるのかを聞いてみると、やはり影響はかなりあるようでテレビで報じられてから連日徐々に来客は減っていったとのことでした。閉鎖空間がダメ、というテレビの報道もあり喫茶店に来るお客さんは減っているそうです。エル・グレコは観光地の中心にある喫茶店ということでお値段は決して安くはありませんが、大切な人と訪れる喫茶店と考えれば特別感のある空間だと思います。

いつどこで感染するかわからない新型ウィルスの影響で外出するのも少し怖くはありますが、観光地なんかは明らかに人が減っているため、不謹慎かもしれませんが観光地に訪れるチャンスでもあるのかなぁと。

桃太郎からくり屋敷

美観地区の一角に「桃太郎からくり屋敷」というスポットがあります。目の錯覚を利用した施設なのですが、子供から大人まで楽しむことができます。一昨年はじめて倉敷に来たときに訪れた際にも一度からくり屋敷を訪れたことがあるのですが、そのときは子供が大勢来館していました。今日は自分と嫁さん以外には来館は2人だけと少し寂しい客入りでした。

からくり屋敷は目の錯覚を利用したアトラクションや見せ物がメインで、それ以外はあまり怖くないお化け屋敷、そして桃太郎と鬼ヶ島に関する資料と子供から大人まで楽しむことが可能となっています。

このからくり屋敷にはもうひとつ名物があります。ちくわ笛で有名な住宅さんです。

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テレビなどで数多く取り上げられている、からくり屋敷の館長さんです。2月3月も各テレビ局に出演予定でからくり屋敷に在館してるのは不定期のため実際に演奏を聴くことができるかは訪れてみないと分からないほど多忙な方なのですが、今回の新型ウィルスの影響で3月いっぱい予定が全てキャンセルになったようで、幸運にも屋敷にいらっしゃいました。

館長さんから「今日はからくり屋敷にいらしてくれてありがとうございました。これはほんのお礼です」とちくわで作った笛で音楽を聞かせていただきました。ちくわで演奏する米津玄師のLEMONは素敵でした。上の写真はパプリカでの演奏の一場面です。

動画で撮らせていただいたのですが、載せ方が分からないため写真で申し訳ありません。

YouTubeで探してみると数多くの番組に出演されていることが分かりますが、今回は敢えて載せていません。今回撮影させていただいた動画の載せ方が分かりましたら後日載せたいと思います。今回からくり屋敷の館長さんの生演奏ではちくわとパプリカ、そしてレンコンを使っての演奏をしていただきましたが、どれも音色がとても良く、聞き入ってしまいました。

まとめ

今回、観光地に実際に行ってみたことでわかったことは、実際に観光客が激減しているということを痛感しました。昨年倉敷に住んでいた頃は毎週のように通っていた美観地区ですが、いつ訪れても外国人観光客にあふれていた美観地区ですが、とても同じところとは思えないような観光客の少なさにビックリしたわけですが、そんな中からくり屋敷の名物館長にお会いして、生演奏を聞かせていただくという大変貴重な体験をさせてもらいました。今後沈静化したらいずれは人が溢れる観光地になるとは思いますが、館長さんは3月いっぱいはからくり屋敷にいるそうなので、この機会に屋敷を訪れてちくわの生演奏を楽しんでみてはいかがでしょうか。のだめでした。