倉敷生活5日目。

こんばんわ、のだめです。

九州から倉敷に移ってきて、早5日目。工場で仕事をするようになりましたが、本部の人たちからしたら私は外から来た人間なわけで馴染むのに時間かかるなぁと思っていました。現場の人たちの仕事をみてあらためてびっくりしたのは、以前記事にしましたが、ネット環境です。

Windows 98が現役です

Windows 95からさらに進化した時代の最先端をゆく98シリーズ。と言われてからすでに20年が経っています。さすがにこんなパソコンを使って仕事をする人たちがいまだにいるとは思っていませんでした。

PC98が活躍しているのは社内のローカルネット(であってるのかな)環境で、ネットに繋ぐ際にはわりと新しいパソコンがあるためそこまで不便は感じないのですが、操作が全くわかりませんw

「いやー、のだめちゃんはアップル使ってるんだ!パソコンの達人なんだね!」

と言われる始末。

MacBookはプライベート用のため社内ローカルネットにもつなげることができません。頑張って98の操作を覚えます。

田舎だからこその演出

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会社に行く際には電車に乗っていくのですが、9駅、全長10kmしかないいわゆるローカル線です。水島臨海鉄道

出社3日目、始発電車に乗ったときのこと。車内がなんだかいつもと違うなぁと思ったら、クリスマスの装飾が施されていました。出来合いのものはなくて、全て手作りです。

一気に寒くなった早朝の中、電車に飛び込むとクリスマス装飾でお出迎えとは、体は寒いままですが、気持ちがぐーんと暖かくなりました。

クリスマス列車は不定期運行とのことで、出会えたらいいことがあるかもしれません。

クリスマスプレゼントは是非未来の奥さんとの出会いをお願いします。笑

溝を埋めるなら自分から突っ込んでいけ

会社によってまちまちだとは思いますが、世の中どんどん便利になっていく中で、運送業界に限らず色々な分野で業務の効率化が図られています。仕事を効率化することで数字が上がって、さらにそれが会社を大きくする・・・というのは、誰でも分かるのですが、それをいきなり外からやってきたどんな奴かわからない人に言われたところで、現場がウンと頷くとは限りません。

私も現場にやってきて、これまでの会社とは違った雰囲気を感じました。例えていうなら、20年前に流行したリゲインの「24時間戦えますか」を眼の前で見ているような職場だったため、現場に馴染むのが先だと感じました。仕事はその後からでも覚えられると感じ、これまでの仕事をここでするのではなく、まずは現場でのやり方を覚えることからはじめました。

私よりも2ヶ月早く同じ職場に赴任してきた上司は、上から目線で数字をガヤガヤ言う人だったため、私が赴任したときもまだ現場の人たちからは壁を作られていて、孤軍奮闘していました。

会社の始業は8時半なのですが、現場の人間はトラック乗務員に当日分の配車案内等があるためそれよりも早く出勤します。まずはそこからだなと、私は誰よりも早く会社に行って、現場の人が来るよりも先に会社を開けて掃除、書類整理と新人がやるようなことからはじめました。

まぁ、現場の人からしたら私は新人と変わりませんしね。

5日目の今日も始発に飛び乗って会社に行ったのですが、いつも人が来る時間になっても誰も来ないので、おかしいなぁと思っていたら、たまたま用事があって会社にきた事務の人が「今日は祝日なので、お休みですよ」と言われました。

しまったああああ、休みだったか!と始発に乗って出社したことを後悔した直後、休みのはずなのに、現場の人がぞろぞろと出社してきました。

「のだめちゃん、どしたの?今日休みじゃが」

「いやー、祝日だって忘れてまして、来ちゃいました てへ」

「うほっ 休みなのに一番にきて掃除しよるが、根性あるな」

と、休みのはずなのに出社してきた配車担当の方々からお褒めの言葉をいただきました。

休みのはずなのに出社してきた現場の人たちは、「やることが多過ぎて、今日やっとかないと休み明け苦しむことになる」と皆さん言ってました。

そんな人たちが集まる中で、休みなのに一番乗りで事務所の掃除を変わらずやっていたことが、気難しい本部の人たちに良い意味で伝わったのか、今日は相手からいろいろ話しかけてくれました。

昨日までは、相手から話しかけてくることはなかったので、今日のこの一件で自分に対する壁は少し低くなったかな、と思います。

観光地は観光するのが楽しいのであって

倉敷というと、美観地区や美術館などの観光を目的としてツアーが組まれるほどの観光名所となっております。まさか、そんな観光名所で働くことになるとは思っても見ませんでした。しかも職場は電車に乗って工場地帯に行くため、日中は工場に入り浸りになります。

仕事が終わって倉敷に戻ると19時前後になっているので、観光名所も終了しており、観光めぐりも出来ません。海鮮物などの食事は美味しいですが、観光地帯だけあってお値段もそこそこします。

倉敷は、観光で訪れると、見所がいろいろあり楽しかったのですが、ここに住んで仕事をするようになってからは、まだ観光出来ていません。

目の前に観光地域が広がっていると新鮮さが薄れるのか、「休みの日でいいか」となってしまいます。このままいくと休みの日は休みの日で、「今日は寒いからいっか」となりそうで怖いです 笑

年末年始は倉敷。というかずっと倉敷になるかも・・・

新横浜にいたときは、常にひとりだったので時間もたくさんありましたが、やはり現場に来ると目の前に仕事が広がっていて、その仕事をこなすだけで時間があっという間に過ぎてしまいます。それでも、ここに来て改めて実感したのは、ひとりで過ごす毎日がとても孤独だったのだなということです。

まだ、現場の人との壁はありますが、やはり目の前に一緒に仕事をしている人がいるということが、今は大変新鮮で、それがとても嬉しくもあります。

新横浜は都会なので、何かと便利だった反面、倉敷は正直なところ観光で来るにはいいところですが、やはり不便に感じてしまうのは都会の良い点と比較してしまうからでしょうか。住めば都と言いますが、当面の目標は現場の人たちに認めてもらうことなので、社長に「1日でも早く現場のこと、会社のことを知りたいので、もっと現場にいさせてください」とお願いをしてしまいました。

私のお願いが予想外だったのか、社長は殊の外喜んだようで、早速倉敷で住めるようにと賃貸物件を契約してくれました。12月はウィークリー賃貸はおさらばで、普通の物件にお引越しとなります。

まとめ

これまでは、事故・トラブル以外は新横浜でしたが、倉敷・工場がメインとなり、新横浜は月末月初数日のみ出張になりそうです。今までとは比率が真逆になりました。

ひとりでの仕事が嫌だなぁと思っていたけれど、それでも1年住んだ新横浜です。ちょっとだけ未練はありますが、それ以上の期待することの方が今は大きいので、まずは倉敷に馴染む、職場に馴染むことを目標に1日1日を過ごしていきたいと思います。

それでは、明日も素敵な1日になりますように、のだめでした。