工場の朝は早い

おはようございます、のだめです。

横浜の生活とは異なり工場の朝は早い。

出張直前に宿を確保したことも災いして、駐車場付きの宿を取れませんでした。

社用車は大丈夫です、とやんわりと遠慮したのが最後、やはり車を手配してもらえばよかったと軽く後悔しています。

宿泊先から工場まで電車通勤となりました。電車通勤なんてはじめてなのでワクワクしていたのですが、片道30分はなかなか。

さらに待ち受けていたのが、駅から徒歩30分だったこと。

工場地帯とはいえ、海岸沿いを歩いての日の出前の出勤は凍えそうな寒さです。

それでも30分も歩いていると体がほんのりと暖かくなってきます。

 

それと、もうひとつ、工場内の施設保守のためなのか電波がほぼはいりません。

パソコンをつなぐためのネット環境は最低限ありますが、電波がほぼはいりません。

wifiはもちろんありません。

「あぁ、ポケットワイファイ解約しなければ良かった」と思いました。

スマホが使える状態が当たり前の日常に身を置いていたのだとこういう地に来ると実感します。

きつい。まだ全然日は経っていないのに、電波が入らないだけでこんなに大変なのかと。

私は技術屋でもなんでもないので、ネットにつながらない環境でもやっていけると思っていたければ、ネットにつながらないとこれほどにやることが限定されるのかと改めて思います。

工場内は写真撮影も機密保持のためもちろん不可。

勤務時間中は、ネットにつながらないので、なんだか昭和に戻ったような感覚になります。

さて、工場勤務の朝は早い。新横浜にいたときは、自宅から会社まで15分だったけれど、今度は1時間以上かかる。工場の朝が早い、というより工場まで時間がかかるのです。仕事終わったら市内観光が待っているので、実はこっちのほうが楽しみだったりします。

 

工場勤務になる前日、本社に立ち寄って社長に挨拶したときのこと。

私の工場内の仕事机の場所をどこにしようかということで大いに盛り上がっていた。

ほぼなんにもわからない状態なので、どこでも良かったのですが「役員なんだから」という社長の一言で、副社長と社長で「こっちのほうがいいかな、いやいやこっちが」とわいわいやってました。

正直机の場所なんてどこでもいいのです。人のいるところで仕事が出来る喜びの方が大きいので机の場所なんて。

「役員なんだから仕事教えてくれなんて言わなくていい」と念をおされましたが、現場の人から見たら、私なんて「突然やってきた外の人間」なので、はじめて工場に入ったときの視線はそれはそれは冷たいものでした。

まずは、そういった溝を埋めることが第一の仕事になるのかなぁ。

 

とりあえず、筋トレして朝風呂入って、仕事行ってきます。外はまだ暗いけど、雨は降っていないので良かった。

それでは、今日も素敵な1日になりますように、のだめでした。