VRの進化が止まらない!その将来性にワクワクが止まらなかったお話。
こんにちは、のだめです。
先日セミナーに参加したという記事を書きましたが、その際にVRについて開発されている方とお話しする機会があり、大変興味深いお話を聞くことができました。今日は、そんなお話です。
VRについてざっくり
VRとは、(Virtual Realityの略称)仮想現実とよく言われます。でっかいゴーグルのようなものを装着して見える世界が、まるで本物のように見えるという技術です。
2016年位から一気にVR技術が進歩して、色々な場面で活用される可能性が出てきました。
私も8月にVR体験施設で実際に体験してみましたが、まさに感動ものでした。
近い将来VRを使ったアトラクション施設が間違いなく流行ると思います。
高校生がVRを使って昔を再現する
毎年8月になるとニュース番組などで原爆の日にちなんだコンテンツを放送されることが多いですが、今年見たニュースで一番記憶に残っているのが、現役高校生が立ち上げた、VR技術を使って、当時の街並みを再現するというプロジェクトでした。
被爆者の高齢化によって当時を知る生きた証人が年々減っていく中で、未来に向けてこのことを残していきたいと思った高校生が、VRを使って当時の街並みを再現していくという記事でした。
当時のことを知る人からの証言や、当時の資料と合わせVRという最新技術を使うことで、当時の街並みが再現されていきました。
これを見たときは、VRってなんてすごいんだ!と体が震えたのを覚えています。
また、VRを使って再現してみようと発案したのがまだ高校に入りたての学生さんだったというのも凄いですよね。高校卒業後もこのプロジェクトは続き、近々完成予定だという感じで放映されていました。
VRを使うことで、当時映像としては残っていなかったものを再現に近い形で復興させることが出来るようになったというのは大変素晴らしいと思います。
VRを体験してみる
実際に私もVR施設に行って体験してみましたが、まさに目の前で起きていることが現実であるかのような錯覚を覚えました。
アトラクションを体験している間、椅子に座っていただけなのですが、そんなことを忘れるくらい恐怖も感じましたし、爽快感や、風も感じました。
人間の視覚と聴覚を騙す?ことでこのような錯覚体験が出来るということに大変驚きました。
規制されていることもある
ただ、VRの進化によって多様な業種で活用される可能性が出てきたわけです。VRを使えば今までとは違ったゲームにも取り入れることが出来るようになると感じたわけですが、次のようなことは禁止されているようです。会話形式でご覧ください。
私「VRを取り組めば、たとえばFPSのような銃を打ちまくるようなゲームでも活用できますよね」
技術者「そうですね。ゲームの視点ではなく、VRを使えばまさに自分が今そこにいる感覚で楽しむことが出来るようになりますね」
私「VRを使って視覚的に錯覚させて、あとは痛覚というか、例えばFPSで実際に銃で打たれた時に電気を流すなどで痺れさせるようなことが出来れば」
技術者「あー・・・言いたいことはわかりますけど、それは禁じられているんですよ。」
私「だめなんですか」
技術者「VRって人間の五感を錯覚させる技術なので、VR上でそういった他人に傷をつけるなどが出来るようになると、現実と仮想現実を混同する可能性というか、境目がわからなくなる人が出てくるので」
私「たしかに。VR世界の感覚でプスッと人を刺しかねませんからね。ゲームの可能性としては面白いけど、危険なところはしっかりとセーブされているっていうわけですね」
とまぁ、こんな感じでVRで出来ること、出来ないこと、出来るけど規制されていることなどについて当事者の視点から色々説明してもらえたのは貴重な経験となりました。
実際に活用されているこんな事例
人を傷つける可能性のある使い方については規制されているわけですが、人を喜ばせるような使い方は実際に活用され始めています。以下、若干下世話な内容です。
世の中のサラリーマン男性の方々で、泊りがけの出張に行った際に「夜、どうしよっかな」と思った経験がある方は結構いるのではないでしょうか。
「そうだ!キャバクラ行こう!」とか「そうだ!風俗があるじゃないか!」などと考える男性諸君も居ると思います。ですが、出張で見慣れない土地に来ているので、飲み屋街に行けばそういうお店はいくつかあるけれど、お店に入るまではどんな子がいるかわからない。
ネットで検索しても写真だけとか。で、実際に会ってみたら写真とは違った子が出てきたりとか。「写真詐欺じゃないか!」と思わず叫びたくなる、あるあるネタです。
技術者「世の中のそんなあるあるネタを払拭させる試みが、コレです。在籍の女の子紹介でVRを活用するんです」
私「その手があったか!」と思わず合いの手を打っていました。
VRを使うことで仮想現実世界に在籍中の女の子を登場させることで、360度上下左右いろいろなところから在籍している子を見ることが出来るというわけです。
写真だけだと、真正面から見た顔だけしかわかりませんが、VRを使うと全方位から知ることが出来るようになる。これはまさに画期的!
好きなアングルから見ることが出来るわけで、ローアングルからのチェックも・・・やろうと思えばきっと出来る(と思います)
話を聞いているだけで、妄想をかきたてられるくらい想像力が膨らみました。
これはもうすでに実店舗で取り入れているお店があるようなので、ご存知の方もいるかもしれませんね。
昔の街並みを取り戻す試み
下世話な内容から少し視点を戻して、前半でも少し触れましたが、昔の街並みを再現する取り組みというのも実施されているようです。
交通網の発達と、IT技術の進歩で日本のどこにいってもコンビニがあったり美味しい料理が食べられるチェーン店があったりと、地方でもそういった風景が見られるようになってきた現在ですが、
逆に、昔ながらの街並みをVRで再現することでリラックス効果を演出する試みも実際に取り入れている地域があるようです。
時代の最先端技術のVRを使って昔を作り出すというのが逆に時代の最先端なのかもしれません。
まとめ
私が実際に体験したのはまさに仮想現実の入り口の出来事だったのだ、と再認識させられるようでした。VRを使うことで今までできなかったことが可能になる、というのは大変素晴らしいことだと思います。
遊びにディズニーランドに行ってきた!と同じくらいの感動体験を、近い将来自分の家で体験が出来るようになるかもしれませんねと、その方も言ってました。
自分の知っているVRですが、実際にはもうすでに色々な場面で取り入れられ始めていることがわかり、話を聞きながらワクワクが止まりませんでした。
今後も機会があったら実際に体験してみたいと思います。
それでは、今日も素敵な1日になりますように、のだめでした。