引越しのCMをみて思い出した、引越しの時の出来事
こんにちは、のだめです。
朝、テレビを見ていると葵わかなが宣伝している引越しのCMがちょうどやっていました。そのときふと、私が引越しすることになったときのことを思い出しました。
※本日書くことは、実際に見積もりを取りにきた営業マンが言っていたことなので、これをもって各社の方針が全てそうだとは言い切れませんが、信ぴょう性はわりと高いかもしれません。
引越し業社を選ぶ
引越しをするとき、大抵は見積もりを取るところから始めます。
私が引越しをするときめたときも、何社か選んで見積もりを取ることになりました。
1.サカイ引越センター
一番初めに見積もりをとることになったサカイ引越センターでした。
引越しの営業担当者が自宅に来たとき、まず確認されたことは、『何社目の見積もり』なのかということでした。
特に考えもなかったので見積もりの順番は適当だったのですが、そのことも営業担当に伝えると、
「一番初めの見積もりは、一番緊張する」と。
他に1社でもいいので見積額が出ていると、その金額を元に金額を決めることが出来るからです。
反面、1社目は基準となる金額が全くないため、査定は相場から外れてしまうか予想よりもかなり安くなるかのどちらかで金額が大きく上下するようです。
繁忙期であれば、基準となる金額に大きく負けているときは競争はせずに見積もり額を高めにすることもあるとか。
逆に1社目は基準金額が無いため、あまりに法外な金額を提示すると、あとでそれが公表されて問題にもなる世の中なので一層シビアになるそうです。
そんな中、サカイ引越センターが提示してきた金額は6万円を切る金額でした。
その金額が、今回の見積もりの相場となったわけです。
見積もりを取った担当者も、「利益はほとんどありませんが、1番手として最小限の金額を提示しました」と言っていました。
他社に見積もりを取ってもらった後で判明しますが、サカイ引越センターの提示した金額は他社と比べてはるかに安い金額でした。営業マンの言っていたことは本当だったなぁと。
2.アート引越センター
葵わかながCMをしている引越し社です。私の自宅の見積もりに来た担当者は新人さんでした。
見積もりを取りに来たのですが、来訪時にお米やら何やらと色々お土産を持って来てくれました。
お米5kgと、ガムテープと、緩衝材やら生活用品をいくつか
見積もりのたびにこれを持って来ていたとしたら大変なコストだろうなぁと思いました。担当の方が部屋の家具をひと通り確認した後、見積もり金額を提示されました。
見積もり金額は、12万円でした。引越し代金は下げられないが、お土産で持って来たお米などのおまけは決めてもらえるならまだ持ってくると言われました。
新人さんと言うこともあったのか、値下げ交渉をしましたが基準値があるのでそれ以上は一存では出来ない、これが精一杯とのことでした。
サカイ引越センターの提示した金額との開きが大きすぎたので、そのことは言いませんでした。言っていたらもう少し金額は下がっていたかもしれません。
3.アーク引越しセンター
ここの営業マンは、見積もりを取りにやってきたときに不思議なことを確認していかれました。
はじめに聞かれたことは、何社目の見積もりになるのかということ。
1社目のサカイにも聞かれたことを、ここでも聞かれました。
やはりどこの引越し社も何社目の見積もりになるのかは結構重要視しているようでした。
何社目の見積もりかと聞かれたのでこちらもサカイが6万弱、アートが12万だと伝えました。
すると、この営業マンは他社では聞かれなかったことを聞かれました。
「この引越し代、会社持ちですか?それともご自身で出されますか?」
変なことを聞くのだなと思ったのですが、「会社が出してくれることになっています」と答えると、
「あぁ、それはよかったですね。これはご提案なのですが・・・」
といいつつ、ちょっと予想外の提案を持ちかけられました。ちょっと予想外すぎるので、どの営業マンも同じことをしているとは思いたくないのですが、
「会社持ちであれば、別に最安値じゃなくても問題ないですよね。サカイさんの金額は見なかったことにして、ウチにしませんか?アートさんよりは勉強させてもらいます。」
という相談を持ちかけられました。
【自分が払わないなら、最安値じゃなくてもいいよね】という考えをこの会社はしているのかと、一瞬疑いそうになりました。
4.アリさんマークの引越し社
ここは赤井英和が昔からCMやっているので知っていました。
アリさんマークも見積もりの段階からお米3kgなどのお土産を持ってきてくれました。
ありがたくいただきましたが、見積もり金額がアートと同じ12万でした。
ここまで4社の見積もりを取ってきて、サカイを除く3社が12万〜を提示してきたことを考えると、相場は12万円前後かと思いました。
サカイが相場の半額近い金額を提示してきたのは、1社目の見積もりだったことから利益をほとんと乗せない、最小限の金額だったからと思われます。
5.クロネコヤマト
つい先日、法人業務での引越しで問題が明るみになったクロネコ引越し部門。
見積もり金額はこの日見積もりを取ってもらった中で一番高い15万円でした。
他社のようなお土産をもってとかもなくて、当時は宅配業と引越し部門が別の会社という認識もありませんでした。
ちょっと相場よりも高いなぁとは思いましたが、もしかしたら法人以外でも金額を上乗せしていたのかもしれません。
15万は高すぎたので結局クロネコさんは選びませんでした。
引越し業社の見積もりが出揃う
ひととおり引越しの見積もりが出揃いました。
1.サカイ引越センター
見積もり金額:6万(他者混載便)
金額が安い分、引越し先に向かう途中、別の引越しもついでに行う混載便となりました。そのため、朝イチに引越し、夕方に新居に持ち込みというスケジュールに。
2.アート引越センター
見積もり金額:12万 お土産は一番多くもらった
3.アーク引越しセンター
見積もり金額:12万
会社持ちの支払いならば、サカイの金額は見なかったことにと提案された
4.アリさんマークの引越し社
見積もり金額:12万 お土産をそこそこもらう
5.クロネコホールディングス
見積もり金額:15万
以上が引越し業社に見積もりを依頼した結果判明した金額となりました。
この金額は、千葉県松戸市から神奈川県横浜市への引越し金額となります。
サカイ引越センターの金額が他社に比べて半額近く安かったのは、1社目の査定ということで利益をほぼ乗せない金額を提示したことが大きく影響していそうです。
最終的に決めたのは、金額を見ればわかると思いますが、サカイ引越センターに決めました。
まとめと営業マンに聞く
サカイ引越センターに決定したことを見積もりをした営業マンに伝えると契約が取れたことへのお礼と、「ちなみに他社さんはどれくらいの金額でしたか」と探りを入れてきたので伝えると
「あちゃーw 安くしすぎましたかねww 本当に利益最低限での金額になっちゃいましたね」と。
見積もりを取る営業マンに話を聞くと、
「見積もりを取る段階で、ある程度どこにしたいなぁという希望する会社があるなら、1社目には持ってこない」とのことでした。
理由は、他社の相場が分からないからですね。
また、繁忙期はこちらから仕事を取りに行かなくても仕事があぶれることはないので他社と金額面であまり競争はしないとも。
私が引越しをしたのが11月だったので、繁忙期に入る前だったこともあり、かなり価格を抑えることができました。
また、私が依頼した他社の営業マンがまともじゃないところも混じっていましたが、1社目を除けば、大きく相場を外れて提示してくることはなさそうです。
そして、見積もりをとるときにもらったお土産は、最終的にもらった会社に決めなくても、そのままもらえるので見積もりを取る際は多めに依頼すると、その分お土産もたくさんもらえるかもしれません。
以上が私が引越しした時の出来事でした。
9月は引越しシーズンではありませんが、引越しする時に一助になれば幸甚です。
それでは、本日も素敵な1日になりますように、のだめでした。