VR(バーチャル・リアリティ)を体験してみました。
おはようございます、のだめです。
先週、とても大事な用事があって、埼玉にあるイオンモールにお出かけしてきました。
その際に、気になっていた施設に行くことが出来たので、そのときの話。
イオンモールの中にVRセンターという施設がありまして、そこでは実際にVRを体験することが出来ます。
これまでVRという言葉は知っていましたが、実際に自分が体験する場がなかったので、この時が初めてでした。
一応、VRという言葉の定義を引用すると、
バーチャル・リアリティ(virtual reality)とは、現物・実物(オリジナル)ではないが、機能としての本質は同じであるような環境を、ユーザーの五感を含む感覚を刺激することにより理工学的に作り出す技術およびその体系のこと
というように定義づけされています。
実際にはないものなんだけど、五感を刺激することであたかもそれが存在しているかのように錯覚させる技術、とでもいうのでしょうか。
- VR SUPER SPORTS(期間限定)
- VR CYCLE(期間限定)
- VOXEL SHOT VR(期間限定)
- ウルトラ逆バンジー
- アーバンコースター
- レイクタウンVR 落下体験
- フォトンレーサー
- ラピッド バトル
- オバケリアVR クリーピングテラー
- ダイナモ VR ツアー
- 恐竜戯画
- ハシルス
以上12のアトラクション。
実際に体験する前に感じていたことは、
「椅子に座ってVRゴーグルをかけるだけでしょ〜 動かないわけだから大したことないんだろうなぁ」と内心思っていました。
正直、VRをナメてました。
どのアトラクションも3分前後で終わるので、待ち時間もなくすぐ体験の順番に。
最初に体験したのは、6.レイクタウンVR落下体験というアトラクション
椅子に座って、VRゴーグルをかけて、準備完了です。
たったこれだけ、ですが、ゴーグルの電源が入り、目の前にレイクタウンの景色が見えた途端、私はVRの世界に完全に入ってしまいました。
顔を左右に向けると、それと同時に景色が目の前に広がり、目の前に見えている景色はまさに本物のそれと同じに感じました。
自分が向いた方向に景色が映し出され、顔を動かすたびに見えている景色も動きます。
完全に、その世界で見える景色でした。
そして、巨大なドローンに持ち上げられて、上空に連れて行かれ、しばしレイクタウンの上空で待機した後、いきなり急降下。
レイクタウンの上空で待機した時に、下を向くと、しっかりと地面が見えていたので、自分が今空にいると実感できました。
そして、空中から地面に落下する時に、風を感じました。
風は、椅子の前に扇風機が備え付けられていて、それが起動しているからなのですが、VRの世界に完全に入り込んでいた私は、落下する時に感じる風と思い込んでしまいました。
みるみるうちに落下して行くことに恐怖を覚え、椅子をがっちりと掴んでいました。
落下体験を終えた私は、「VR やばい」それが正直な感想でした。
完全に仮想現実に自分が入り込んでいました。
次に、体験したアトラクションは、4.ウルトラ逆バンジーでした。
稚拙な絵で申し訳ないのですが、通常のバンジーは、画像左にあるような吊り橋のような高所から飛び降りるのが一般的です。
逆バンジーはその逆。ギリギリ地上から宇宙に向かって飛び上がるというものでした。
最初にやった落下体験と同じく、準備工程は同じく椅子に座ってVRゴーグルを装着するだけ。
空中に放り出される前に勢いをつけるために軽くビルの上を跨ぐような助走ののち、力をためて一気に空中に放り出されます。
顔を上下左右に動かせば、同じように景色も動きます。
完全に仮想世界に入り込んでいました。
大気圏を超え、宇宙まで放り出された私は、思わず「やばいやばい、息が・・・」と口をつぐんでしまうほど 笑
頂点まで達すると、一瞬動きが止まり、今度は地球めがけて落下を始めます。
不思議なことに落下が始めると重力を感じたんですよね。そして、風も感じました。
宇宙に放り出される時とは違って、地球に落下するときはうまく落下出来なかったようで、ビルにぶつかったり、建物と建物にすきまを通り過ぎたりとするのですが、細かい振動まで伝わってきて、
まさに今目の前で起きていることを自分が体験しているかのようでした。
ラストは無事着地ではなく建物にぶつかって炎上して終了と、なんともシュールな終わり方をするのですが、落下体験と同じように私は椅子にしがみついていました 笑
それほど恐怖を感じたのと、実際に起きたことと錯覚していたということですね。
私は、自分だけが恐怖を感じていたのかと思いましたが、別のアトラクションを体験中の人が、恐怖のあまり悲鳴をあげていたりしたので、やはり同じように実体験として感じていたのだと思います。
2つのアトラクションを体験して、正味10分にも満たない時間でしたが、とても貴重な体験をすることが出来ました。
VRははたから見ていると、ただ椅子に座っているだけなのでなんの感動も恐怖も感じないのですが、実際に自分が体験してみると、完全に仮想現実に溶け込みます。
個人差はあると思いますが、椅子に座っているだけ、という感覚は消せると思います。
今、このようなVRをアトラクションとして楽しむことが出来る施設が増えてきています。
もしかしたら、近い将来遊園地に行かなくてもワクワクや恐怖をVRで多くの人が経験出来る日がやってくるかもしれませんね。
また、機会があったら体験してみたいと思いました。
それでは、今日も素敵な1日になりますように、のだめでした。