勉強するということ
おはようございます、のだめです。
昔、まだ中学生の頃、勉強する楽しさをはじめて知ったのですが、高校に入り、大学に行き、社会に出てからというもの、その業界のことについては誰よりも詳しくなった時期もありましたが、勉強をするというよりも、自分の興味のあることしか知ろうとしなくなっていました。
仕事を変えると今まで蓄えてきた知識が、業界を離れると何の役にも立たないことが分かりました。
勉強をする習慣をつける
とりあえず仕事に関係のあることについて知識を入れようと思い、新聞を読み始めました。
日経新聞を読めばとりあえず社会のひと通りの出来事は分かると思い読み始めることに。
今まで新聞を読む習慣がなかったのと、社会で起きていることに無関心だったこともあり、新聞を読むのがどれだけ大変なことなのかを知ることになります。
新聞の読み方についての記事を探して、どういう読み方をすれば効率的に内容を理解出来るか、ということを知っていきます。
記事を読んでいて、気になる記事は保存しておき、分からない言葉、知らない言葉は都度調べる、というまずは新聞を読むというより、日本語を勉強するというところからスタートしました。
スクラップファイルを作る
気になる記事を保管したら、いつでも見返せるようにスクラップファイルに記事を貼りました。
今の時代、スマホでさっと保存も出来ますし、気になる記事だけをまとめて印刷することも出来ます。
保存した記事で気になる言葉、知らない言葉はマーカーでチェックして、記事のスペースに意味を記入していきます。
スマホで保存も出来ますし、まとめることも出来るので、一見ファイルすることは手間がかかります。
気になる言葉なんかは、検索すればすぐに答えがわかるので、いちいちメモする必要もないかとも思うのですが、ファイリングして言葉を記入していくうちに、無駄とも思える工程が意外にも役に立っていることに気がつきました。
分からない言葉を調べる→意味を知る→メモに書き残す→書き写した内容を確認する
という工程をするので、分からない言葉を調べる回数が増えるほどに知らない言葉を逆に覚えられるようになっていきました。
業界に関する記事を集めて、その中でわからないことは調べて書き残す
スマホやタブレットなど、便利になるツールがどんどん進化していきますが、「手書き」も知識を蓄えるのには必要なことかもしれません。
これを毎日やっているうちに、業界に関する記事がどんなことなのかもわかるようになりましたし、それに関連する記事も判断することができるようになりました。
そして、業界とは関係ない記事でも、
「あ、この記事、こういう考え方したら仕事に使えるかも」
ということも考えられるようになってきました。
ですので、無駄に思えるファイリングですが、勉強する習慣をつけるという意味では役に立っていると思います。
言葉の使い方を覚える
言葉を知るようになってくると、今度はそれを文字で伝えていくことも勉強したいなぁと思うようになり、新聞の社説の書き写しをはじめました。
昔、中学生のときに受験勉強にも役立つと言われて、「天声人語」の書き写しをやっていた時期がありました。
一説では、社説などの決められた文字数で言いたいことを伝えるという記事を書き写すことで、言葉の使い方や言い回しが覚えられ、果ては字が綺麗になる、と親に言われて信じて続けていた学生時代。
一向に字は綺麗にはなりませんでしたが、天声人語は、いろいろな内容を扱っていたため、読むことも楽しかったですし書き写すこともそこまで苦労はありませんでした。
そんな記憶を呼び起こしつつ25年後に改めて社説の書き写しをすることになろうとは思いませんでした。
今は日経新聞を読んでいるので、「天声人語」ではなく「春秋」の書き写しをしています。
こちらも書き写しと合わせて知らない言葉は調べることを並行しています。
まさかこの歳になって社説の書き写しをすることになろうとは思いもしませんでしたが、これも意外にも役に立っている気がします。
それほどまでに、これまで興味のあることしか気にならなかったツケかもしれません。
資格の勉強することのメリット・デメリット
新聞を使った勉強の他に、資格の勉強をしています。
資格試験の勉強をすることのメリットは
- 知らないことを知る、ということ
- どれだけ知識を理解したかという目安になる
- 資格があると、いろいろと便利、かもしれない
- 計画をたてるようになる
- 他の趣味に比べてお金がかからない上に知識が手に入る
1.知らないことを知るということ
資格の勉強をしていて一番メリットとして感じているのが、これ。
今まで知らなかったことを知れる、というのは結構嬉しいです。
資格の勉強をはじめたころは、知らないことだらけなので、参考書をみるのも嫌になるのですが、不思議なもので何度も読んでいるうちに少しずつ理解出来るようになります。
理解が進むと、分からなかったところが少し分かるので、それが嬉しいんです。
過去問にとりかかっても、はじめは分からないことだらけ。
分からないことも繰り返せば少しずつ分かるようになってきます。
出来ないこと、分からないことが分かるというのはとても大切なことだと思っています。
その結果で、資格が取れれば尚良いと思います。
2.どれだけ理解したかの目安になる
勉強をしてきた結果、資格が無事取得できれば、しっかりと勉強をして理解が出来たということなので、資格取得はひとつの目安になると言えると思います。
資格が取れなくても、勉強をしてきたことでしっかりと知識は深まっています。
知識を深めつつ、資格が取れれば言うことなしですね。
3.資格があるといろいろと便利かもしれない
「資格があっても現場経験がないとねぇ」とかよく言われることではありますが、知識があることを公に証明出来るということでもあるので、あとは経験を上げていけば良いのです。
どれだけ現場経験が豊富でも
「現場で10年やってきたのか!そしたら資格はもってるの?ありゃ、持ってないのかぁ 経験がどれだけあっても、資格がないんじゃなぁ」
と言われてしまうこともあるので、
じゃぁ、どっちが良いんだよと思うこともあるかもしれませんが、資格は持っていて損はないと思います。
国家資格を取得すれば、名刺にも堂々と入れられますし、話のネタにもなるかもしれません。
ただ、まだ資格を持っていて便利に感じた場面に遭遇していないのでなんとも言えませんが・・・
4.計画を立てるようになる
資格を取る、と一度決めると、資格を取るための勉強の計画を立てていくことになります。
限られた時間の中で資格取得を目指すとなると、どうしても勉強をする時間を確保しないといけません。
勉強時間を確保出来ても中身が伴わないと結果として出てきません。
試験日から逆算して、どれくらいの期間が必要なのか、どれだけの分量が必要なのかということがわかれば、1日にどのくらい理解出来れば取得に近づくのかということがわかってきます。
計画は一度立てて終了ではなくて、仕事や日々の生活の中でどうしても始めに立てた計画通りにはいかない場面に出くわします。
その都度計画を修正して、無理のないように計画を修正することで試験日に向けて頑張るのです。
5.お金の負担があまり無い反面得られる知識は大きい
趣味は勉強です。とかいうと固い人だとかつまらない人だと思われるかもしれないのですが、知識が増えるということはとても素敵なことだと思います。
知らなかったことが分かるようになるということが楽しい、と最近感じるようになってきました。
分からないことばかりで、問題を見ても嫌になるということは多々ありますが、勉強を重ねることで、先日までは分からなかった問題が解けるようになると嬉しいです。
逆に、資格試験の勉強をすることのデメリットといえば、
- ひたすら勉強になるので、つらい
これに尽きます。
私の場合が特殊なのかもしれませんが、
トラブルがないこと=仕事が発生しないことなので、
仕事が発生しないときはひたすら事務所で勉強となります。
トラブルはいつ起きるか分からないので、当然予定には入れられません。
なので、ひたすら机に向かって勉強勉強、勉強です。
「今に見てろよ・・・」と誰に向かって言っているのか分かりませんが 笑
まとめ
今まで勉強してこなかったせいもあって、今、勉強していろいろな知識が増えていくのはとても楽しいです。
仕事がある=トラブルが起きているということなので、会社の安全運行を考えるとトラブルがないことが最善です。
という状況なので、トラブルが起きないことを願いながら、日々是決戦の気持ちで、今日も勉強に打ち込むのです。
それでは、今日も素敵な1日になりますように、のだめでした。