【食べ過ぎ】アイスの違い、しっかり言えますか?【注意】

おはようございます、のだめです。

 

7月末からの出張で連日ホテル暮らしが続いています。

 

毎日同じホテルに宿泊出来ればまだ良いのですが、岡山、新大阪、新神戸、と連日の移動、今日はこれから栃木県宇都宮に出張です。

 

宇都宮に行った後、再度大阪に向かわねばならないので、完全にアポイントの取り方を間違えた感が拭えません。

 

しばらく使わないだろうなと思っていた、巨大キャリーバッグ。

 

先日のタイ旅行で大活躍したキャリーバッグですが、まさか国内で使うことになるとは、思ってもみませんでした。

 

そんな出張行脚ではありますが、連日各地の名産やら名物を食べ歩いたりと、ちょっとした地域観光(遠出は出来ないので、駅前散策がメインですが)もしつつ気分を紛らわしています。

 

台風一過のおかげもあり、また酷暑が戻ってきました。

 

暑くなれば食べたくなるものといえば、アイスクリームですよね。

 

コンビニに行けばいろいろなアイスクリームが売っているので、思わずいくつか手にとってはホテルに持ち帰って、涼しいところで頬張っております。

 

アイスクリームにちなんだアニメは何?という質問をして、「氷菓!」と即答出来る方はもしかしたら結構なアニメ好きかもしれません。

 

今日は、そんなアイスクリームにちなんだお話です。

 

ひとことでアイスと言っても、実は4種類に分けられること、知っていますか?

みなさんが普段食べているアイスはどのアイスでしょうか。

 

アイスはアイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓の4つに分類されます。

 

それぞれの違いとしては、

 

  1. アイスクリーム:乳固形分15%以上、乳脂肪分8%以上
  2. アイスミルク :乳固形分10%以上、乳脂肪分3%以上
  3. ラクトアイス :乳固形分3%以上
  4. 氷菓     :氷に糖分を混じたもの、果汁を凍らせたものなど

以上のように分類されます。一応こちらは法律で定められています。

 

大きく4つに分類することが出来るのですが、実はアイスは上記以外にもいくつかあり、ソフトクリームやジェラート、シャーベットなどが挙げられます。

 

ソフトクリームは、構成成分によってアイスクリームや、アイスミルク、ラクトアイスに分類されます。

 

ジェラートは、一般的に乳脂肪分が5%前後のものを指すと言われているので、アイスミルクの分類となります。

 

シャーベットについては、乳固形分が3%未満の凍ったお菓子という定義づけがなされているので、分類としては氷菓ということになります。

 

ただし、製造過程で牛乳などの乳製品を使用しているものもありますが、そのラクトアイスに分類される乳固形分、乳脂肪分未満の成分であれば、それはシャーベット、アイスキャンディという分類になるという次第です。

 

ということで、アイスの成分に乳固形分、乳脂肪分がどれだけ含まれているかで、アイスの分類が決まる、ということですね。

 

成分表を見て、乳製品の使われている比率が高ければ高いほど、ミルクの甘みが増し

、アイスクリーム本来の風味や食感を出すことが出来る商品と言えそうです。

 

コンビニなどで実際にアイスを手にとって、成分表示を見てみると、そのアイスがどれなのか、というのがしっかりと記載されています。

 

成分の構成上、どうしてもミルクの甘みや風味が良いのはアイスクリームとなり、アイスミルクやラクトアイスはアイスクリームの甘みや風味を出すために、植物油脂や安定剤、乳化剤、異性化液糖を使うことで、甘みや風味を引き出しています。

 

ですので、普段私が食べているスーパーカップなどのラクトアイスも甘みがあって美味しいのですが、この甘みは乳製品の甘みではなくて、植物油脂や安定剤、乳化剤、そして異性化液糖の甘みということになります。

 

ここで気をつけなくてはいけないのが、これらの添加物です。

 

それぞれについて少し説明すると、

 

①植物油脂:トランス脂肪酸を多く含んでいます。

植物油を高温加熱したり、水素を添加して硬化油の精製時に出来る油のことで、自然界には存在しない油になります。

 

心疾患やアレルギー疾患の原因ともされている物質のため、過剰摂取は結構危険です。

 

②安定剤、乳化剤:乳製品に本来含まれている乳固形分の性質を引き出すために使われる

 

③異性化液糖:甘味料として、アイスミルクやラクトアイスに多く含まれています。

果糖ブドウ糖液糖のこと。

通常の砂糖よりも甘みが強く、そもそもブドウ糖と果糖を合成した甘味料となり、もともと分離したものを無理やりくっつけて甘みを出しており、体内に入ったときにブドウ糖がすぐに吸収されるため、血糖値の上がり方がハンパないです。

 

自然界にはない、作り出した成分を多く含んでいるため、体内に入った時の影響が深刻化する恐れがある、ということになります。

 

かといって、アイスミルクやラクトアイスは危険、アイスクリームならどれだけ食べても安心、ということではなくて、食べる量を考えて食べることで、体に及ぼす影響を少なくすることは出来ると思います。

 

特に、ブドウ糖果糖液糖という成分は、アイス以外にも、スポーツドリンクや清涼飲料水、市販のお菓子、みりん風調味料にも多く含まれているので、知らないうちに過剰摂取になっている危険があります。

 

甘くてひんやり、この時期だからこそ美味しく食べられるアイスですが、食べ過ぎには注意して、健康に気をつけた生活を心がけたいものですね。

 

今日もかなり暑くなる予報が出ていますので、くれぐれも水分摂取だけは気をつけていきましょう。

 

それでは、今日も素敵な1日になりますように、のだめでした。