タイであわや捕まるかもしれなかった出来事に遭遇したお話

こんにちは、のだめです。

 

日本に戻ってきて、安全な水と安心して食事が出来ること、そしてトイレを快適に使える喜びを感じています。

 

現地の食事も美味しいもの、たくさんありましたが、上下水道があまり発達していないため、水は大変貴重で、基本的にペットボトルに入った水しか飲めません。

 

現地の人も水道水は飲まないので、日本がいかに恵まれているかが分かりました。

 

私は、現地の氷に見事に当たってしまい、丸2日間下痢が治らず、ホテルで養生する羽目になりました。

 

水道水は飲まなかったのですが、まさか氷でも当たるとは。

 

現地で良いこととそうでないこと、両方体験出来たのでよかったのですが、もう一つ、これは知らないと危ない、と言う経験を身近でしたので、今日は記事にします。

 

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皆さんは、電子タバコを持ち込めない国があることをご存知でしょうか?

 

タバコって吸わない人からしたら、普通のタバコも電子タバコも一括りでタバコですよね。

タバコが吸えるんだから、電子タバコも問題なさそうに思えます。

 

現地のトゥクトゥクのドライバーさんとか、皆さん喫煙所以外でもふつーにタバコ吸っています。

 

タイに同行した人の中にタバコを吸う人がいまして、その方がホテルのロビーに着いた際に胸ポケットからおもむろにプルーム・テックを取り出して、一服していました。

 

その姿を見かけたホテルの日本人のコンシェルジュが、

 

「申し訳ありませんが、それ電子タバコですよね。現地の人に見つかる前にすぐにそれ捨てて下さい!」と駆け寄ってきて小声で言ったのです。

 

「何でですか。日本だとコレ高いんだよ」と、一服していた人が言うと、

 

「タイでは電子タバコは法律で禁止されているんです。電子タバコの所持は、良くて没収、最悪捕まります。捕まりたいですか?」とコンシェルジュは返します。

 

「ええええ。まじか」と。

 

「知らなかったでは済まされませんよ」

 

そもそも日本の出国の際、タイの入国の際の身体検査で見つからなかったのでしょうか。

 

その方曰く、胸ポケットに入れたままで審査の際にも告知をしなかったそうです。

持ち込んだらダメと思っていないですから、告知もしなかったそう。

 

「中国に行った時は普通に使えたから、ダメだとは思わなかった」

 

中国は中国、タイはタイです。

国が違えば法律ももちろん違います。

 

知らなかったでは済まされませんが、現地の警察に見つかる前に教えてくれる方がいて、助かりました。

 

流石に、タイに来て、同行している人が逮捕とか、シャレになりませんからね。

 

私も、知らなかったことなので、良い経験になりました。

 

旅行のパンフレットなんかにも、電子タバコは持ち込み禁止と言うのはまだ掲載されていないようなので、タイに行かれる方は注意してください。

 

タイにこういった電子タバコを不正に持ち込み、ネット上で販売していた日本人が逮捕されたと報道があったそうです。

 

ちなみに、電子タバコは、一般的には加熱式たばこと呼ばれるものの総称で、日本で販売されているもので例を挙げると

 

  • IQOS
  • プルーム・テック
  • グロー

 

以上の3つは全て加熱式タバコなので、タイには持ち込めません。

 

そして、意外なのが、VAPEと呼ばれる吸煙具(ニコチンを含まない、いわゆる香りを楽しむもの)についても、持ち込みが規制されています。

 

日本では最近色々な種類の電子タバコが発売されていますが、日本だからどれも愉しめるのであって、国によっては所持自体が違法なところもあります。

 

タイでは、外国人に対する警察が介入する取り扱いは不利に働くことが多く、現地の人脈がいない外国人は最悪罰金刑ではなく、留置所や刑務所に入れられてしまう可能性もあるそうで、

 

そうなったら、出るのがとてもややこしいようです。

 

郷に入っては郷に従え

 

と言いますが、外国に行ったら、その現地の習慣に従うのが常です。

 

海外に来てまで警察のご厄介になり、面倒なことに巻き込まれたら素敵な思い出が台無しです。

 

タバコを吸わない人にとっては、他人事かもしれませんが、一緒に外国に行く人が捕まったりしたら、大変ですよね。

 

そういった嫌な経験をしなくて済むように、海外に行く際にはこういったことまで調べて行きたいものです。

 

それでは、今日も素敵な1日になりますように、のだめでした。