タイトルと中身の差が激しいとクリックしたことを後悔することがある
おはようございます、のだめです。
毎朝、起きてから自宅を出るまで大抵ニュース番組をつけてます。
そして、出勤途中に日経電子版
それをひと通り読み終わって時間が余るときに、ニュースアプリのスマートニュースを開くことがあります。
このアプリ自体は、速報のニュースにも対応しているため、ちょっとした時間でも見られるので重宝しています。
ただ、無料アプリなので、しょうがないといえばしょうがないのでしょうが、記事に紛れて貼られている広告にたまにイラっとくることがあります。
当然無料で使えるアプリなので、どこかしらからアプリを運営するために資金を調達するわけなんでしょうが、記事と見紛うように掲載されている広告が本当面倒です。
新聞では、一番読者に伝えたいことは、大見出しの限られた字数の中で伝えてくれます。中身は読まずとも、見出しさえみれば何を言いたいのかがわかるようになっています。
同じように、スマートニュースでも、一般の記事であれば、クリックする前にタイトルをみれば、何について書かれている記事なのかを確認することができます。
タイトルを見て気になるものだったら、クリックして詳しく中身をみる。
それが、本来のニュースアプリであって欲しいと思います。
そんな中、イラッとさせる広告は、タイトルを見て気になってクリックしたはいいものの、開いてみたら中身は全然求めている内容じゃないという、いわゆるクリックさせるためのタイトル誇張=引っ掛けだったりするわけです。
クリックさせることで広告主にお金が提供される仕組みになっているのかどうかは、私にはわかりませんが、そういう詐欺まがいの広告ばかり出していると、もうその会社自体が信じられなくなってきます。
例えば、会社名は伏せますが、
- 「使わないと絶対損!」iPhoneマニアが断言した名アプリ20
- iPhone歴8年が選ぶ、神アプリまとめ
- 「考えたやつ天才かよ・・・」手放せなくなる神アプリ
- 7つ入れるとスマホが激変!?本当は教えたくない神アプリ
とまぁ、こんな感じのタイトルで広告が出ているわけです。
会社名は書いていませんが、タイトルは上のとおりです。
スマホ操作が苦手だけれど、Macの同期がめちゃくちゃ便利でiPhoneやらiPadやら、最近何かと分からないながらも色々いじりながら新しいことを覚えている最中の40のおじさんが、そんなタイトル見たら思わずクリックしちゃいますよ。
iPhoneマニアが断言する名アプリ?どれどれ・・・とクリックすると
記事にはiPhoneマニアの文言はなく、「本編集部オススメアプリの紹介です」となるわけです。
その記事の中にあるもので、さらに訳が分からなくなるのが、その説明で、
1.お小遣いアプリ、毎日使ってポイントをもらっちゃおう!
そもそも何のポイントがもらえるのかが分からないので、さらにその広告をクリックしないといけません。
クリックしすぎて、そのうちもともと見ていたスマートニュースに戻れなくなることがあります。
2.FX入門アプリ
編集部が本気でオススメしている割には、編集部のオススメポイントが
- 結構参考になります
- このアプリは優秀です
- 勉強になります
と、そのアプリを使ってみて、どういうところが気になったとか、ためになったのかは一切触れていないので、そもそもこのアプリを実際に使って中身を確認したのかすらも不明
3.ゲームアプリの紹介
他で聞いたことのないようなゲームの紹介。本当にこのゲームをしなければ損!と思えるほど内容が濃いゲームなのか。iPhoneマニアは本当にこのゲームを推しているのか。他のネットページでもそんなに推されているのをみたことがない。
4.名刺アプリ
これを使えば他のアプリはもう使えません!と豪語して起きながら、実は名刺アプリが2つ紹介されていたりする。
どっち使えばいいんだよ!と思わず突っ込みたくなる
7つ入れたら激変って豪語しているのに30個も宣伝してどうするのよ!
iPhone激変しすぎて壊れちゃうよ!と思わず言いたくなるほど、よく分からないタイトルにツッコミを入れてしまった。
結局iPhoneマニアが誰なのかも神アプリが何なのかもよく分からないまま広告を閉じる羽目になります。
数あるニュースアプリの中では割と良質のニュースを配信し続けているスマートニュースですが、運営会社のページを見てみると、運営会社ではこう記述されていました。
誰もが発信者となった現代社会において、私たちが日々読むことのできる情報の量は爆発的に増加しています。
私たちは、読むべき情報とそうでない情報を日々選びとらなければならない(スマートニュースのtop、ミッション文言一部抜粋)
まさにその通りで、読むべき情報とそうでないものを選んでいかなくてはいけないということです。
タイトルに踊らされることなく、必要な情報だけをクリックして、真の情報だけを蓄積していくことが求められているのです。
本当であれば、運営会社が、そういった誇大広告で掲載する記事は載せなれば良いのでしょうが、そこはきっと大人の事情みたいなのがあるんでしょうね。
そもそも不必要な情報を載せなければ、取捨選択を迫られることすら無いですし、真に必要な情報だけが詰まっていること、それが本来はあるべき姿なのかもしれません。
昔、某巨大掲示板の元管理人が、
嘘は嘘であると見抜ける人でないと、難しい
という名言を残していました。
インターネット上では様々な情報が飛び交い、嘘が真実のように伝えられていたり、真実が嘘のように伝えられたりするため、それを見抜くことが出来ない人はインターネットを使うのは向いていない
まさにその通りだと思います。
誇大広告に踊らされて、しっかりと判断の出来ない人には現代は厳しい時代になってきているということでしょうね。
そうはいっても、そういう嘘、誇大広告を自分の宣伝のために平気で使って集客を図るような会社や集団ももう少し理性を持ってもらいたいものです。
自分のようにスマホなどに疎い世代もまだまだ沢山いる中で、自分たちのような世代からそっぽを向かれたら、そういう会社はいずれ消えてなくなっていくのかもしれません。
自分も、しっかりとした判断を持ちつつ、ニュースを汲み取っていきたいな、と思うのでした。
それでは、今日も素敵な1日になりますように、のだめでした。