知り合いのバンドのライブを観に行って、元同僚の勇姿に感動。そしてさらに下北沢での偶然の再会に歓喜した、というお話。
おはようございます、のだめです。
昨日、私は東方神起ではなく、QUICKDEADのツアーファイナルを観に行ってきました。
場所は、下北沢シェルターというライブハウス。
今までCDでしか聞いたことのなかった演奏を生で聴くことが出来て感動しました。
自宅で聴くのとライブハウスで聴くのは、もはや比べたらいけないレベルですね。
身を以て実感致しました。
前の職場では、寝ながらホールを巡回する、ちょっとお茶目なS君でしたが、、昨日のライブでギターを演奏するS君は、自分が今まで観たことのあるS君ではなく、音楽に命を賭けてます!と言いきった言葉通りの弾けたパフォーマンスを惜しげも無く披露してくれました。
メインボーカルでも、MCでもなく、どっちかというといじられキャラとしてのポジションを確立していたS君でしたが、ファンも大勢いたようで、歓声がもの凄かったです。
あぁ、今まで自分はS君のほんの一面しか観てこなかったんだなぁと思いました。
この生ライブの熱狂を写真に収めたかったのだけど、15畳ほどのライブハウスの空間に200人近くのファンがそれはもうぎゅうぎゅう詰めになるほど押し寄せた状態だったため、完全に身動きが出来ませんでした。
QUICKDEADの演奏が始まる15分ほど前にライブハウスの中に入ったのですが、あまりの巨体(自分)が上から階段を降りていこうとしたので、下で踊っているファンから、君のスペースはないというような視線を受けました(完全に思い込みですw)が、階段で立ち止まるわけにもいかず、するすると観客席に降り立ちました。
ですが、観客席に立てたはいいけど、身動き出来ない状態だったので、スマホも取り出せないままライブが終わってしまいました。
S君の勇姿を写真におさめて、ここに貼り付けたかったです。残念。
とまぁ、初ライブはそういった意味で感動モノだったのですが、それとは別に、この日は、もう一つの感動が待っていました。
それは、ライブハウスに向かう途中での出来事、遡ることライブの開演から30分ほど前。
下北沢シェルターを探して、ウロウロしていたときに、メールが入りました。
直前まで電車に乗っていたので、スマホはマナーモードでした。
本来ならばそのメールに、すぐに気がつくはずがありませんでした。
ですが、何かを感じた私はズボンのポケットからスマホを取り出して、なんとなく画面を見ると・・・
弟「今、下北沢で飯食ってるんだけど、兄貴、今なにしてんの?」
という、弟からのメールがまさに今入ったところでした。
社会人になってからというもの、弟とは親戚の冠婚葬祭で数年に一度顔を合わせるくらいだったため、そんな弟からまさかメールが来るとは思わず、
私「え?まじ? 俺も今下北沢にいるんだ」「これから知り合いのライブを観に、下北沢シェルターに行くんだ」「どうした、急に」
とメールを3つ入れました。
メールを返しましたが、そこから弟から返事は返ってきませんでした。
ですが、一応私が返したメッセージは既読になっていました。
『なんだよ、イタズラかよ』
と思いました。
もうじきライブが始まるので、そのままシェルターに向かい、ライブ観戦となったのですが、そのライブが終わる頃に、そのまさかが起こりました。
ぎゅうぎゅう詰めのライブハウスの中、私の後ろから
「よう、兄貴。まじで居たしっw」
と、まさかまさかの弟が登場し、奇跡の再会を果たしたのです。
前回、弟に会ったのが祖父の葬式でした。なので、6年ぶりくらい。
「え?え?まじ?弟(弟の名前)!?」
ギュウギュウ詰めの中、ライブを観終わって感動している中で、弟との再会に再び歓喜の雄叫びをあげてしまいました。
観客席は、ライブの盛り上がりで私の歓喜の雄叫びは、かき消されていました。
ひととおりライブでの感動を味わっていたので、そのまま会場を出て、弟と対面。
弟は、会社の上司と一緒でした。
ライブで全身汗だくになっていたので、少し呼吸を整えて落ち着きを取り戻したところで、弟の会社の上司から、仕事でたまたま下北沢にきたので、弟と一緒に居酒屋にいたことを告げられました。
そこで、先ほどの弟が自分にメールを入れた経緯を話してくれたのでした。
『その上司にも兄貴がいたが、未成年のうちはよく兄貴にいじめられていたので、どちらかというとあまり仲は良くなかったこと。
ですが、社会人になってから兄貴が実家の両親の介護をしたり、仕事の相談なんかで話をするうちに自然と親交が深まり、今ではよく兄弟でお酒を飲んだりもして、昔いじめられたことなんかもしたけど、今は笑って話せる間柄になったこと。
兄弟の仲が悪いままだと、何かがあったときに、ギクシャクすることが多くて、大人になってからの喧嘩はなかなか修復するのが難しい、ということ。
だから、お前(弟)も兄貴と親交が無いままだと、突然そういう時が来たときに、兄貴と親交を深めようとしても取り返しつかんぞ。』
という話の流れから、
「今、ここで、兄貴にメールしろ」
と上司から弟に命令が下ったというわけです。
弟は、どうせ家でゴロゴロしてるか、パチンコでもやってるんだろ、的なことを思っていたようですが、
『え?まじ?俺も今下北沢にいるんだけどw』
という弟の予想を見事に裏切った私の返事に上司と共に驚き、弟は
「すみません、ちょっと兄貴に会ってきます」
と、上司との飲みの席を立って、シェルターを探して駆けつけた、というのが再会までの経緯です。
自分と弟、そして上司も、この日の偶然の再会に喜び、この出会いをフォローした上司にもしっかり挨拶しとかにゃいかんということで、そのまま居酒屋に行きました。
3人して「まさかまさかの再会ですね」と。
上司「俺の絶妙なパスだったろ、今回の再会は」
自分&弟「まじで、おっしゃる通りです!」
自分「それと・・・」
普段、弟の仕事のテリトリーは麻布周辺です。
そして、私の仕事のテリトリーは、新横浜を拠点に新大阪から西方面。
下北沢で偶然出会うためのピースが足りなすぎでした。
・弟とその上司は、たまたま仕事で下北沢にきていた
・私は、前日にS君からの誘いがなければ下北沢に行くことは無かった。
むしろ、S君からの誘いがなければ、弟の予想通り家でゴロゴロしているかパチンコしているか、ドトールでコーヒー飲みながらのんびりしていたかのどれかだと思います。
なので、
自分「それと・・・QUICKDEADのS君に感謝です。素敵なライブ、そして、弟との再会を引きつけてくれた影の功労者ですw」
上司「だなw よし、再度、弟との再会に乾杯〜♪」
そうして、私とQUICKDEADと弟との再会の夜は過ぎていきました。
本当に素敵な1日となりました。今日という日に感謝しました。
帰り際、「今度、近いうちにまた飲もう」と弟と約束をして、家路につきました。
昨日の夜の感動的な?お話でした。
というわけで、今日も一日頑張りましょう、のだめでした。